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「あなた」×「わたし」

「自分の型にハマりたくない」と思えば思うほど、何だかずぶずぶとはまっていく感覚がある。

それがいいのか悪いのかはよくわからないけれども。

作品を創る時に「何を大切にするのか」というのは常に変化しているような気もしているし、いつもと変わらないような気もしているし。

言葉に頼ろうとした時期もあったし、空気感に頼ろうとしたこともあったし、暴力的な表現に頼ったこともあった。

今は音に頼っているような感覚がある。

音と身体がマッチする瞬間がやっぱり好きで、それが見たいと思ってしまう。

自分自身が「演劇に何を求めるのか」というのも関係しているのかもしれないが。

観客を信じながら過信しない事は念頭に置きながら作品を創るようにしてはいる。

でも、そのさじ加減というのは、今でも感覚的なモノだし、私の「面白い」は他人の「面白い」とは必ずしもマッチするわけではない。

でもでも、それを「面白い」と思ってもらえるように創意工夫し続けることは求められる。


何処まで行っても「何を求めるか」というのは終わりが見えない。

見えないけれど、結局は「この座組みで面白い物を創る」という事が大切なのだ。


足し算ではなくて掛け算になるように。

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