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やってることはライター。でも私は「ライターです」とは言いたくない。

私は、母親の介護+看取った経験を、何とか残しておきたくてnoteを始めた。
そして、その文章を読んでくれた人たちから励みになったよ、など素敵な感想をたくさんいただいたことをきっかけにライターの仕事に興味を持った。

それからは、オンラインのキャリアスクールSHElikesというところでライターの勉強をし、ライターになるための道のり、ポートフォリオを作るだとか、案件を獲得するだとか…いろんなことを知った。

・・・・ライターへの道が明確になったとたんに
なんとなく憧れていた「ライター」と、私がやりたいことって違うような気がしていてモヤモヤしはじめた。

気づいたのよ、私、ずっとパソコンと向き合ってカタカタしているの好きじゃない。もっと生身の人と、関わっていきたいし、もっと、心が熱くなれるようなことを、やりたいのよ。書くことがやりたいんじゃなくて、このnoteを読んでくれた人の心が動いたように、なにかしらで、誰かの心を動かしたい、たぶん、そこなのよ。

それでも今私は、webライターの仕事をやっている。
主に、ヤフーニュースにのせるための、地域のお店紹介記事を書く仕事。

「ライターをしております、ぬたです。」
そう挨拶しても、心の中では
「私はライターではない」とずっとそう思っている。
私の中のライター像と、今の私のライティングに向かう姿は、遠くかけ離れているからだ。

私は、今のお店紹介記事作成で、何が楽しいかといったら、お店の人と繋がれるのが、楽しくて、喜んでもらえるのが、嬉しいのだ。

「ヤフーニュースみたよってお客さんから声を掛けてもらえました!」
「こんなに素敵にまとめてくれて、嬉しいです!」

そうやって、喜んでくれるなら、そして、新たな繋がりが生まれるのなら。
そのために、活かせる私のスキルは、ただ書くこと。
そしてそれをヤフーに載せて、広めること。

だから私は、私のことを、ライターですって言いたくないのよ。


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