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ベビーを育てる。

先日、J の愛犬のディナが亡くなった。

私は最後ディナに会ったのが2月だったから、
亡くなる前に会えなかったのが悲しかった。

ディナはもう高齢だったし、
持病も持っていたから、
獣医からはいつ亡くなってもおかしくないと、
数年前から言われていた。

その割には、最後まで活発で、
ハッピーでしぶとい犬だった。

ディナは狩猟犬。
さすが、体調が悪くなっても、
ハンター精神は消えることなく、
最後まで小動物を追ったり、捕まえてた。

そんなディナは家の広いお庭が大好きだったから、
J がお庭にディナのお墓をつくった。

2日前、J からドキッとしたことを言われた。
「僕とベビーを育る気はある?」
えっ、、
もしや、これは、プロポーズ!?と思ったら、
なんと、新しい子犬を飼うという話だった。
J らしいオチ!!

「近い将来、人間のベビーもね。」
と私が言うと、
「Eventually maybe (そのうち、もしかしたらね)」
とJ は答えた。

もともとJ はニンゲンより、犬の方が好き。
J は既に叔父で、甥っ子も、姪っ子もいる。
でも、あまり子供を可愛いと思わないらしい。
J はひとりが好きだし、自由を愛しているから、
自分の子供を持って自由を奪われることにそこまで魅力を感じないらしい。
彼の中で愛犬は家族よりも大切な存在。
どこまで冗談なのか、本気なのかわからないけど、
犬より大切なニンゲンは親友数名と私だけらしい。

因みに、なぜ狩猟犬かと言うと、
J のパパが狩猟の名人だから、狩猟犬が助っ人なのだ。
私はハスキーや秋田犬とかは可愛いと思うが、
狩猟犬は野生のワイルドな血が濃い特殊な犬。
躾もし難いから、ちょっと大変な印象。
私ママって、大丈夫かな、、、汗。

ということで、
J はフランスのブリーダーからすでに狩猟犬の子犬を予約済み。
ポルトガルでJ と合流して、
その後、フランスによって犬を連れて帰るプラン。

今からJ は親バカ。
毎日、ブリーダーから写真を送ってもらって、
メロメロになってる。

色々ありそうな夏になる予感。



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