【たわごと#17】phaさんを知ってますか？
phaさんをご存知だろうか。京大卒という高学歴にして元ニート。日本一有名なニートと呼ばれていた事もある。どこかの定義でニートは35歳の朝飯前までらしいので、元ニートになっているらしい。あと稼ぎもあり、一部からニートを稼ぐ材料にするなといった批判もあったようで、それも理由の一つらしい。
私がphaさんを知ったのはブックオフで「ニートの歩き方」という本を見つけたこと。ニートってあまり前向きじゃないとイメージだったけど、ニートとして生きていく話って面白いなと思った。ちょっとお値段高めだったが買ったのが始まりだ。
phaさんはだるい、めんどくさい、働きたくないみたいな人だけど、世間や政治家のせいにするのではなく、自分のスタイルを守りつつ生きていく方法を模索してる人だ。ギークハウスというシェアハウスを作って共同生活したり、本やブログをやったり、自分の出来る範囲で生活する方法を模索したりしてる。
phaさんの書く本やブログは面白い。出てる本は全部読んできたし、これからも読んでいきたい。noteを知ったのもphaさんが有料noteをやっていたからで、ずっと購読してる。別に特別な事を書いているわけでは無いんだけど、日常の暮らしで感じたことを素直に書いていて、こういう考え方もあるんだなと教えられる事が色々ある。
例えば「自分の感覚を大事にする」ということ。嫌な事はやらない。一般的な大人は、世の中は嫌な事でも耐え忍んでやらなきゃいけないんだ、と考えていると思う。でもルールを優先し過ぎて自分を見失ってる人って結構いる。常に自分の感覚を大事にして、自分が世間と違うなと思ったら、その原因や対策を考えてみるって生きてく上でとても大事だと思う。
phaさんはネットで叩かれる事もあるけど、ちゃんと受け止めて、社会に自分の生き方を提案し続けている。この生き方は見習いたいなと思う。技術やサービスが増えて、自分で好きな生き方を選択できるようになったし、世の中も多様性や働き方改革など寛容になってきている。生きたいように生きればいい。もちろんまわりとの調整は必要だけど、面倒な人と関わらなくても立派に生きていける。
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