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千葉市消防局で「上級救命講習」を受講しました

「防災士」の資格を取得したときに必須項目だった「普通救命講習」に続いて、「上級救命講習」を受講してきました。今回は、千葉市消防局での申し込み方法・費用・振り返りについて書きます。


🔸上級救命講習とは?

普通救命講習:千葉市防災普及公社(3時間)

  • 普通救命講習Ⅰ、Ⅲ共にAEDを用いた心肺蘇生法・気道異物除去法の救命処置と止血法を学ぶ(修了証あり)

  • 普通救命講習Ⅰ:成人に対する心肺蘇生法

  • 普通救命講習Ⅲ:小児・乳児に対する心肺蘇生法

  • 無料

上級救命講習:千葉市防災普及公社(8時間)

  • 普通救命講習Ⅰ及びⅢの内容のほか、外傷(けが)の手当や搬送法を学ぶ(修了証あり)

  • 筆記・実技試験があります。

  • 必要教材:三角巾2枚・感染防護具1個

  • 教材費:1,320円(税込)

他にも「けがの手当教室」や「パパ&ママ救命教室」があります。

🔸上級救命講習の申し込み方法

いざ、申し込もうとHPを見てみると、「上級救命講習」は数ヶ月先まで満枠!何度見ても「上級救命講習 再講習」の枠しか空いていませんでした😱お仕事で必要な方が多いのでしょうか?

上級救命講習の受講募集は、講習開催日の属する月の3ヶ月前の初日(土日祝を除く)9:00から受け付けているようで、当日にチェックしたら申し込むことができました!

申込受付人数の追加やキャンセルで随時変更されているそうです。

🔸上級救命講習カリキュラム

出典:https://chiba-bfk.or.jp/ct02/jk/

9:00から17:00まで8時間みっちり!ただし、DVDを見たり、ペアになって三角巾で応急手当てをしたり、AEDを使って胸骨圧迫をしたり、眠くなりがちな座学のような授業ではないです。

最後には、授業の内容を振り返る筆記試験とAEDを使った救命処置の実技試験もありました。実技試験は、皆さんの前で2人ずつ前に出て、声を出しながらAEDを使って進めるので、いままでにないリアルな体験のようでドキドキしました。

前回、「普通救命講習」を受けたときには成人に対する心肺蘇生法が中心でしたが、今回の「上級救命講習」では乳児・小児のトレーニング用のマネキンもありました。ぷにぷにと柔らかく重みがあって、「もしこの子が喉に何かを詰まらせたら」「息をしていなかったら・・」と思うと、気が引き締まりました。

🔸持っていくのに必須〜おすすめなもの

  • 筆記用具(試験があるため、鉛筆またはシャープペンシルと消しゴム)

  • 動きやすい服装(AEDを何度も使うので、しゃがんだり立ったり多めです!)

  • 飲み物、ごはん(お昼休みは1時間、消防局内に自動販売機、近くにコンビニ・飲食店もありますが、半分くらいの方は室内で食べていました)

まず配布されたのは、講習で使う三角巾2枚、心肺蘇生法などのリーフレット、人工呼吸用携帯マスクの「キューマスク」、風太くんのWAONでした。(講習参加によって、50ポイント付与されました)

調べてみると、キーホルダー型の人工呼吸用携帯マスクも売っていました。

三角巾は、止血に使ったり、骨折を固定したり、腕を吊ったり、想像以上に使い道が幅広いので1枚あると便利です!防災グッズに入れておこうともいます!

🔸ふりかえり

私たちのチームの先生は元救急隊長の方で、あらゆる現場ならではの「実際は◯◯がいいんですよ」といったTipsを教えていたくことができて、「普通救命講習」よりも一歩踏み込んだ知識を身に付けることができました。

また、何度も「ここまでで質問ありますか?」と問いかけてくださったので、疑問に思ったらすぐに質問ができて、自分自身だけではなく周りの方たちの質問からも学びを得ることができました。

修了証には「救命技能を維持向上させるために3年毎に講習を受けてください」と書いてありますが、「1年毎に受けることもできますよ!」とのことでした。たしかに、いざというときに慌てないようにするためには定期的に練習しておいたり、最新の情報をキャッチアップしていくことが大事だと感じました!これからも防災・救命を学んでいきたいと思います💪


他にも、さまざまな防災に関する記事を書いているので、もしよろしければご覧ください💫



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