![スクリーンショット_2019-11-04_10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/15709215/rectangle_large_type_2_636a92d619cf8294deee55e0bb0bacd6.png?width=800)
ライターの仕事の流れはこんな感じ!Slackを使った企画〜校正フロー大公開
月150本以上の記事、70人以上のライターの原稿を4人でチェックするにはどうしたらいいか? 和樂webの記事の企画〜校正のフローを大公開します!
こんにちは!鳩です。これまでも和樂webのSlack運用についてオープンにしてきましたが、今回から、より具体的な活用方法にフォーカスしていきます。
和樂webのライターの仕事内容
ライターのみなさんには、企画の立案から取材・執筆・WordPressの入稿・修正までをお願いしています。
フローは以下のとおりです。
1記事あたりの企画〜公開まで早いと1,2週間、遅くても2カ月程度でしょうか。以下、編集部側の作業2つにフォーカスして、解説します。
1.企画チェック
・ライターのみなさんから自由なタイミングで企画の立案ができます。
・以下のフォーマットをSlackbotを使って呼び出し、編集してSlackの「企画」チャンネルに担当編集スタッフへメンションをつけて提出してもらいます。
・企画提出後は担当のチェックのほか、プライベートチャンネル「編集長企画チェック」で編集長が企画内容をチェックします(チャンネルには編集部スタッフのみ入っています)。
・編集長のチェックを経て、再び「企画」のチャンネルでお戻しをします。
・担当者からの戻しやGOをもって、記事の執筆を始めてもらいます。
・あがってきた全ての企画は、SpreadSheetの「企画案リスト」で管理しています。ちなみにこのシートはライターのみなさんも閲覧できます。
列の項目は、進捗・ジャンル・企画名・ライター名・担当名・公開日目処・支払・備考です。(「支払」を編集し、経理処理を完了させると色が変わる)
・手持ちの企画本数は、5本に制限。1本だけでもいいし5本フルに同時並行で進めていただいてもOK。
・提出期限やノルマなどは、特に設けていませんが、企画提出時に初稿の提出目処をお伝えいただきます。
2.原稿とタイトルチェック
・記事を書き終わったら、Slackの「チェック」チャンネルで、担当者にメンションをつけて原稿を提出いただきます。(WordPressの外部確認用URLを貼っていただきます)
・内容によっては、Wordなどで戻しますが、量が多くないときなどはスレッドでお戻しします。
・タイトルについては、プライベートチャンネル「編集長タイトルチェック」で編集長に確認いただきます。和樂webでは記事のタイトルについて編集長に内容を一任してもらってます。(なぜならコンテンツが読まれるかどうかの一番重要なポイントだから)
・修正完了・先方チェックなどを終えていただき「下書き保存」までがライターのお仕事です。記事公開日は編集部が調整します。
・企画提案時に概算でいただいていた経費は、このタイミングで正確なものをもらいます(DMまたはスレッドで)
・記事の公開・経費の精算をもって「企画案リスト」を編集します。
というわけで、ざっくりとフローを解説してみました。
このフローのメリット
・1記事あたりの完成スピードが上がる
・他のライターの企画・原稿も全て見ることができる
・校正の見落としが減る
・企画の被りが減る
・SlackとSpreadSheet以外ツールを使わないので楽
このフローのデメリット
・ライターのみなさんの積極性頼み
・ライターのみなさんにSlackとWordPressのリテラシーが求められる
...といったところでしょうか。
1人あたり10〜20人ほどのライターの記事をチェックしていますが、現状はこのフローで運用できています。(もちろんまだまだ、改善点はありますが。)
次回は、最近いくつか実践しているライターを巻き込んだ「座談会企画」の実施フローをご紹介します!
▼過去のSlack運用にまつわる記事はこちら
和樂を応援してくださる方の投げ銭お待ちしております。