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元あやまんJAPAN ルーキタエです。 私の身の回りで起こったあれこれを綴ってゆきます…

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元あやまんJAPAN ルーキタエです。 私の身の回りで起こったあれこれを綴ってゆきます。 キワドい内容もあるかと思われるのでリスクヘッジさせてください。 「この作品はフィクションです」

最近の記事

16歳だった!ー初めての肝試しー最終話

〜ここまでのお話〜 刺激を求めて深夜の霊園に肝試しに来た高校生6人! ちょっとしたハプニングはあったものの、震え上がるような霊的恐怖はまだ感じられていない… そんな中聞こえてきた、霊園内で鳴り響く鞠をつく音の正体を追う6人! 音はある墓石の裏から聞こえてくる… 墓石の裏で見たものとは…!!! 「この墓の裏だ!!」 私達は墓石の裏にそーっと回り込んだ。 そこにいたのは... ・・・・ ドラムを叩きまくるおじさん!!!!!!!!!!!!!! (おそらく3〜40代

    • 16歳だった!ー初めての肝試しー⑤

      私達は目を見開いてお互いの顔を見合った。 聞いたよね??今の。 聞こえたよね?????!! ぽんっ  ぽんっ  ぽんっ  ぽんっ... 近くはない。 遠くで、でも確実に霊園内。 鞠をつく音。 連続して聞こえて、少し休んでまた始まる。 6人で話していたら話し声にかき消されてしまうくらいの音。 だけどこんなハッキリ聞こえるなんて。 「音が聞こえてくる方に行こう...!」 私達は音が聞こえる方へ進んだ。 メインの通りをそのまま進んでいくと、音はだんだん近くなって

      • 16歳だった!ー初めての肝試しー④

        やまちゃんは中の人に声をかけ続け おサルはまた洗面台に足をかけて中を覗き込んだ。 「大丈夫ですかーー…」 次の瞬間 「うるっせーーーーーーーーーーーんだよーーーーーーーーー!!!!!!!!」 大きな怒鳴り声と共にドアが バシーーーン!!!!!!!!!!と開いた ぎゃああああああああああああああああーーーーーーーー!!!!!!!!??!?! その声の主をしっかり目視する前に全員が一目散で逃げ始めた。 さっきまで「女の子達さがっててね」なんて言ってたやまちゃんなんて

        • 16歳だった!ー初めての肝試しー③

          同じ場所にいたのに居なかったとう説明がつかない謎な状況に全員のテンションが上がり始めた時、 「声うるさ!笑 てか皆んな早くない〜!?」 「結構向こうまで声聞こえてるぞ〜!」 ユウとおサルだ。 「ユウ!やばいことが起きたんだって〜!!あのね…」 ミカがユウに今D-24で起こったことを伝えようとするもユウは興奮気味で言葉を被せて話し始めた。 「てか皆来て!!!!来る途中で鞠をつく音が聞こえたの!!ね!」 「うん!ハッキリ聞こえた!絶対何かいる!!」 「ねー!本当なんだよ

        16歳だった!ー初めての肝試しー最終話

          16歳だった!ー初めての肝試しー②

          「圏外なんだけど..」 「えっ」 センセイはすぐに自分のケータイを取り出した。そして同じく圏外なのを確認して 「..やばー」と呟いた。 彼も私と同じくバスでのあの言葉を思い出していたのだろう。 もしかしたらそれを言った本人だったかもしれない。 私は怖い気持ち7割、やっと肝試しっぽくなってきたぜ〜と言う気持ち3割。 割と余裕があった。 ペアの相手が気になる男子であれば「え〜怖い〜...」とか言ってその子のカーディガンの裾でも引っ張る所だが、ノリでもそんな気が起きない相

          16歳だった!ー初めての肝試しー②

          16歳だった!ー初めての肝試しー①

          これは記念すべき私の初肝試しのお話。   高校一年の秋。 その週の金曜日、クラスメイトのミカと他校の友人達と廃病院へ肝試しに行く予定だったが下記の理由により行き先は霊園(スンゲー広いらしい)に変更となった。 手紙にも書かれているように、その日は金曜日で学校があったためわざわざ私服を持っていって着替えるのも面倒なので放課後は制服姿のままミカの家で時間を潰していた。 最近行った男子校の文化祭の話をしながら現像したての写真をポスカでデコる。 BGMは最近発売されたケミストリ

          16歳だった!ー初めての肝試しー①

          魚を捌けるようになりたくて和食屋で修行した話

          2017年、アメリカ留学を終え日本に帰ってきてから(あやまんJAPANも辞めてしまったし)芸能以外で働く事が多くなった。 幸い好奇心が強めなため、やってみたい事は多かった。 帰国して一番最初に働いたのは銀座にある和食屋だった。 帰国したばかりでまだ脳が英語に慣れているうちに英語を使う仕事がしたいなと考えていた頃。 突然Youtubeで河豚を捌く動画にハマった。 角栓を引っこ抜く動画を見てる時のような爽快感を感じた。 Youtube内に落ちている河豚捌き動画は全て見尽くし

          魚を捌けるようになりたくて和食屋で修行した話

          大根おろしラーメンとお兄ちゃん

          私はラーメンが大好きだ。 ラーメン屋さんに食べに行くし、家でもよくインスタントラーメンを作る。 味噌はサッポロ一番みそラーメン 醤油はマルちゃん正麺 豚骨は明星のチャルメラ 塩もサッポロ1番 今日のお昼に醤油ラーメンを作って食べていたらふと思い出した。 昔、大根おろしを大量に醤油ラーメンにいれて食べるのにハマっていた事を。 18歳位の頃に一瞬だけ遊んでた友達がいた。 その友達に連れて行ってもらったラーメン屋の醤油ラーメンに大根おろしが大量に入っていてとても美味しか

          大根おろしラーメンとお兄ちゃん

          給食

          私の通っていた小学校の給食は、学校の敷地内で作られており、とても美味しいので評判だった。 児童はみんな給食の時間を楽しみにしていた。 午前中先生に怒られてヘソを曲げていた友人は給食の時間が近付くにつれて機嫌が直っていったし、私は給食を食べるのがめちゃくちゃ遅くて下手すると給食後の昼休みも超えて掃除の時間になっても食べ終わらない時もあったが給食は大好きだった。 給食パワーすごい。 そんな美味しい給食を6年間食べてすくすく育ち、私は中学生になった。 中学校では給食は無くお弁

          ご厚意

          今朝土曜にしては少し早めに起きれたので近所にモーニングを食べに行った。 マスターと奥さん二人で切り盛りしている軽食ランチのほっこり家庭的なお店だ。 自宅の1階部分を改装したお店で、週に3日だけ営業している。 モーニングの時間に来るのは初めてだったが、店に入ると私が1番乗りだったらしく2人は客席で新聞を読んでいた。 「いらっしゃーい、今日は早いね」 月に1.2回ランチを食べに来ており、1ヶ月ほど前にモーニングが始まったと知ったので早く起きた日に是非来たいと思っていた。

          ご厚意

          とみしんの夢

          最近Netflixオリジナルの『サンクチュアリ-聖域-』が流行っているので昨日から見始めた。 大相撲を題材としたドラマだ。 相撲は身体の大きさはとってもとっても大事ですよね。 どんなトレーニングして何を食べたらあんな身体になるんだろうか。 四股ふんでちゃんこ食べるだけでは絶対に無理だよね。 小さいけど強い力士も沢山いて、努力や技が物を言うのは分かっているが、やはり生まれながらの相撲体型ってものはあると思う。 サンクチュアリを観賞していて私は小中学校時代の同級生、とみ

          とみしんの夢

          Matthewに備えて

          私がアメリカに住んでいた頃、学校のクラスメイトは世界中の色んな国から集まった10代〜60代の人達だった。 夫婦一緒に留学しに来てる人もたまにいて、マリオとクラウディアもそうだった。 娘さんがアメリカの大学に進学したとかで、せっかくだからと2人も一緒にアメリカに来たのだと言う。 だけど英語が出来ないので二人で語学学校へ通うことにしたそう。 マリオは生粋のイタリア人で、トマトソース、プロセッコ、お喋り大好き。 トマトソースに関しては人一倍煩く、いつも美味しいトマトソースに

          Matthewに備えて

          【未解決】不可解なスクショ

          私はずっとiPhoneユーザーで、もうかれこれ5年程同じ機種を使っていたが、バッテリーもダメになって来ており充電器無しで出掛ける事はケータイを持たずに出掛けることと同じ事になっていた。 何を隠そう私が愛用していたiPhoneはiPhone8。周りからも「古!新しいのに変えなよ!」と散々言われてきたのでそろそろだとは思っていた。 久々のケータイの新調、、 iPhone14に買い替えこのままずっとiPhoneユーザーとして生きて行くべきか一度アンドロイドに手を出してみるかで相当

          【未解決】不可解なスクショ

          AirDrop京王井の頭戦

          「AirDrop痴漢(略称:エアドロ痴漢)」 アップル社製品(ここでは主にiPhone)に搭載されている通信機能「AirDrop(エアードロップ)」を使用して、見知らぬ人にわいせつな動画や画像を送る事。 2年ほど前、女友達二人で後楽園の観覧車に乗る列に並んでいたら「うぉ!知らない人からエアドロ来た!!痴漢だ絶対!」と友人が嬉しそうに叫んだ。 送られてくる際「辞退」か「受け入れる」の2択で選べるのだが友人は迷わず「受け入れる」方をタップした。 すぐにエロい金髪のねーちゃんの

          AirDrop京王井の頭戦

          好奇心はネタと同じくナマモノ

          私は今寿司屋で修行中の身である。 理由についてはまた後日書くとして、今2年目の(仮)寿司職人です。 そして、2つの寿司屋を掛け持ちしている。 1つは港区にある超高級寿司屋。こちらはミシュランも獲得していて、予約表には名の知れた著名人の名もよく見かける。  どれだけの高級店かというと、醤油さしが25万円。絶対に割れない。できれば触りたくない。 ここでは毎日仕込みをして、営業にも立たせてもらいちょこちょこ巻き物や握りもやらせてもらっているがあたりまえだが基本は大将が握る。 そ

          好奇心はネタと同じくナマモノ