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タダで防犯強化したパン屋の話

はじめまして。澤田秀華です。

今日から自分の中で面白かった話や
そんなに大したことではないけど
いろんな場面で再現性があって少しだけ
役に立つような話を書いていこうと思います。

今回は店舗での"盗難"についてです🤢

そもそも店舗における盗難には大きく3つに分けることができます。

❶万引き

これがおそらくもっとも代表的でよく被害件数が多いものです。万引きは1件あたりの被害額は大したものではありませんが、その件数の多さから小売店のオーナーを悩ませています。
全国での万引きの被害額は年間4615億円とも言われており、これは1日に換算すると12.6億にもなります。
1件1件対応するのは手間もコストもかかるため、なかなかなくならないのが現状です。

❷売上金の窃盗

日本ではまだまだキャッシュが使われていることもあり、常にこのリスクは付き纏います。
また、店舗の閉店後を狙った犯行の例もたくさんあり、日本がキャッシュレス社会にならない限りはまだまだ安心できない犯行です。(そして日本のキャッシュレス社会は恐ろしいほど進んでいませんε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘)

❸内引き

これも深刻な問題です。そもそも内引きとは、従業員による売上金の着服、商品の窃盗のことを指します。
商品の窃盗の内、日本では6%程度ですが
アメリカでは内引きによる商品の窃盗は30%ほどあります。
そして、今回お話ししたい話は❶の件です。

大きく3つに分けて話した窃盗のパターンの中で、❶の万引きは件数から見ても断トツです。

逆に言えば、この万引きを減らすことができれば、大きく店舗の被害を減らすことができます。

そこで、セキュリティ強化をするわけですが
残念ながら大企業でもない限り、セキュリティに割くコストはありません。つまり、お金を払って警備を強化するというのは不可能に近い。

そこで、知恵を振り絞って面白いことをしたパン屋がありました。

それは‥…




🚨警察官を来店させたのです🚨

もう勘のいい方はわかったかもしれません。そうです。

制服で来店した警察官にはパンをサービスする事で、頻繁に警察に店を出入りしてもらえるようにしたのです。

これにより、パンをサービスするだけ
という低コストで
セキュリティ強化する事に成功しました。


アイデアは交差点から産まれる

とはフランス・ヨハンソンの言葉ですが、お金がないという行き止まりの道から、
逆にそれを利用して道を作ったパン屋の話でした(^ν^)

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