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1.15 sut

 左義長という言葉を今日初めて知った。小正月の火祭り。地元ではとんど焼きと呼んでいたから知らなかったのだ。金沢でちらほら見かける文字ではあったけど、こっち独自の何かかと思っていた。なるほどー、と頷く。「さぎちょうって何ですか?」とその場で聞けずに、今しがたGoogleで検索したところで、なんとなく自分のそういうとこが情けなくなった。
 知らないものがこの世には多すぎる、と思う。それ自体は希望のようにも思えるけど、お客さんと話していると困ることも多い。私は温泉の名地も軽井沢も、星野リゾートがいかにすごいのかも知らない。焼肉屋もラーメン屋も詳しくないし、アウトドアやレジャーに対して「〜らしいですね」以上の体感を持って喋れない。だからってトークができないわけではないけど、共感のとっかかりを作りにくかったり、会話についていけなくなりがちなわけで、なんだ、由々しき事態である。興味が多少でもあるなら何でもやってみればいいんだよなあ。出不精は外界への興味のなさよと自分で思って、少し落ち込んでいる。落ち込むなよな!

雪どかすためだけに生まれたブラシを 呼べない 雪ブラシ が通じない

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