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5.11 thu 夜の空に繰り出せばみんなが働く夜景が見える

 散々あてもなく車で走って、行き着いたコンビニでコーラを飲みながら話す。たとえばそういう瞬間が私の永遠となっていく。永遠とは、思い出すとうふっと笑ってしまうような瞬間。簡単に言えばいい思い出。一口にはそう言えるものの、そこにあなたたちとの歴史があるから愛おしく思える。友人らと焼肉をした。大学時代に一緒に作ったパーカーを「じゃーん」と見せられて、この人と同じ時を生きていたなと実感した。同じものを持ってるってベタだけどいいな。
 ある出来事や人物をうまくモチーフ化できると、よっしゃと思う。最近身の回りで起こったこと、徐々に飲み込めてきている気がするからモチーフ化のタイミングかもしれない。私は今、ある人の此岸に咲いた花を守っていたい。鏡張りの部屋を突然ぶち破られて、夜の空に踏み出したような体験もあった。私たちは限りなく働いていて、資本に生かされている。それも悪くないと思った。人生に興じるとはどういうことだろう。今私は仕事をしている場合ではない。出来事を飲み込んで吐き出しているべきだ。抽象的〜

サンタさんは軽自動車がほしくってガレージ改装しているところ

差し出したコーラに雫  母親の涙を忘れよと彼が言う

心なら裂ける  からだは難しいよねってたばこに火をつけるのを

愛する子  って書いて愛子  私名に恥じぬ生き方をしてたあの窓

爽やかに奢られており何売れば私は対等になれますか

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