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2022年を振り返って(仕事・前半)

年ごとに違う住所で

さて、年の瀬も迫ってきた今日だが、今回の記事では遅まきながら今年一年を改めて振り返ってみようと思う。
ここ最近は年ごとに年末を違う住所で迎えているのであるが、今年も前年とは違う住所で迎えることとなった。例に漏れず、人事異動のおかげである。

よくわからない造語を連発する「令和なコトバ」で2022年を振り返る。ポップコーン片手に読みましょう。

横浜から川越へ、二度目の埼玉勤務

正直なところ、不満しかない。以前勤務していた支店への出戻り人事である。人間関係も悪くは無いし、業務内容に大きな不満があったわけではないのだから、出戻り人事にも大きな不満は無いのでは?と周りからは思われるかもしれないが、そういう問題ではない。なぜ以前、希望を出して埼玉の支店を出たのかと言えば、夜勤のシフトと日勤のシフトを交互にこなす生活リズムの乱れであったり、担当業務の固定による能力向上が見込めない閉塞性。そういった環境に嫌気が差しての異動希望だったのだ。それは一年半の間に決して良くなることは無く、戻ってみると悪いところばかりが増長していた。3月まで在籍した横浜が大変良いところであったと、改めて実感するくらいであった。


海、海、海

横浜での年明けから3月まで

横浜では年明けから営業に勤しんだ。前年の12月までは横浜支店所属ながら海老名に派遣されていたから、実質ゼロからの再スタートであったが、それも含めて精力的に取り組んだ。新規の話があれば迷わず飛び込んだし、持ちうるリソースを100だとすれば、そのまま100を仕事にぶつけた。私にとっては新しい環境もあり、新しい事に取り組む新鮮さと高揚感でとても満たされていた期間と言えるかもしれない。まだまだやり始めたばかりの事だらけであったから(人事で)動きたくなかったし、むしろ動くとは思っていなかったのが本音だ。3月も半ばを迎え、人事の季節が迫ってきていた。


辞令当日の私の心模様

失意の辞令、そして引越

人事異動で苦労するのは、環境の変化だろう。馴れ親しんだ古巣を離れ、違う職場で新しい業務も覚えなければならないというのは、やはり大きなストレスだ。おまけに引越までついてくるとなると、人事異動というのは人ひとりの人生を左右する一大イベントであろう。その点、私の場合は以前所属した古巣への出戻りであり、引越ももはや私の中では日常の一部となっていたから、そこまで大きなストレスではなかったかもしれない。異動先での担当業務も、以前の夜勤シフトがある配車ではなく営業であるのだから、何か不満があるかと言われてしまうかもしれない。

埼玉の支店は、私が出たあとに支店長が代わり、馴染みの同僚も何人か辞めたり異動したりしていた。それでも残っている事務員や乗務員、構内も多く、懐かしい顔ぶれも多数いた。新しく入った若い社員も何人かいる。

改めて、上司として人に教える・指導するという立場にもなった。

引越先に関しては揉めに揉めたが、川越で落ち着いた。川越にする際も様々な部署から横槍が入り、一時は会社を辞めるところまで気持ちがいったが、横浜時代の元上司に助けて貰った。これは恩に着ようと思っている。住環境は良いが、職場環境は前にも書いたが最悪だ。


いわゆる敗将(稀に見る馬鹿試合だった)

癌は、管理職。

個人的に付き合えば、悪い人達ではないのかもしれない。近所にいたら気のいい人々なのかもしれない。もしかしたら、であるが。

数字を気にするのは、管理職であるから当たり前であろう。数字を気にしない管理職があなたの上司であるとしたら、それは制限速度を気にせずにアクセルを踏み続けるドライバーの車に同乗しているに等しい。今すぐブレーキを踏むかハンドルを左に切らせて停車させた方が良いかもしれない。それが出来るなら。

今の支店の場合、制限速度は守っている。アクセルとブレーキも適切に使っている。問題は乗っている車である。オイルはいつ交換したのだろうか、タイヤの溝は確認したのか、ランプは正常に点いているのだろうか、定員は守っているのか、過積載にしていないか、等など。正直、いつ止まるかわからない車で制限速度をオーバーするかしないかなど、あまり重要ではない。数字を気にするばかりが管理職ではないのだ。職場の全てに対して、同じように注意を向けなければいけないはずだ。

担当業務のミスマッチ

担当業務の固定化は、ある程度のスキル向上が見込まれるが逆に属人化という問題もはらんでいる。スキル向上はもちろんプラスに捉えるべきで、向上すればするほど出来ることの幅が広がり、職場としても業務の効率化が見込めるものだ。しかしながら、業務を固定化することによりノウハウがその担当だけに集約されてしまい、異動で引き継ぎをするにしろ休暇で席を空けるにしろ、代替で担当する者の負担が増える点は強調されなければならない。いわゆる、属人化である。
さらに言えば、固定化されている業務担当が大してスキルを向上出来ていない場合は、プラス面が全く見受けられず属人化というマイナス面ばかりが強くなってしまう。
今の職場がそれである。


(後半に続く)




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