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飲食店に必要なのはコンサルじゃない

飲食店の現状


飲食店ははるか昔から労働環境が変わらない。
朝から仕込み、帰りは終電まで。休みも4-6日。土日も仕事。
こんなのが当たり前。特に料理人さんは。

そしてそれを後輩の代にも「当たり前」として伝承していく。

その結果、昔から今まで常に「なりたくない職業ランキング」上位を占めている。もちろん学歴関わらず誰でも入れるので収入も抜群に低い。


これが世間の印象だと思いますし、半分はあってて、半分間違ってるという感じです。

飲食業でも一部の店長は年収600万程度、マネージャーや事業部長で600〜800万円程度の収入を得ている人もいます。

おそらく全体10%以下の割合です。

これは、何が原因なのか?地頭の問題?勉強ができない?
そんなことはないです。

原因は2つで「知らない」「成功体験がない」点に尽きると思います。


飲食店の人は○○を知らない

まず1点目の「〇〇を知らない」。
これは「正しいやり方を知らない」です。

正しいやり方とは、マーケティングとマネジメントのやり方です。

そもそも、先輩社員が正しいやり方を知らない、教えられない。
先輩社員も教わってないから当たり前なのですが。

-美味しいものを提供していればお客さんは来る。
-原価を下げれば売上が低くても大丈夫

40歳以上の社員の9割程度がいまだにこんな逸話を信じています。

この次に来る行動が、正しいマーケティングの知識もない状態で
コンサルに依頼するフェーズです。

「SNS運用代行しますよ」「食べログページを常に最新の状態にアップデートしますよ」「フォロワー増やしますよ」

高額な費用を払って、契約期間が終わればフォロワーは増えたけど売上は1ミリも増えてないなんてザラ。

コンサルは「約束通りフォロワー増やしましたので〜」

こんなことがあっても飲食店側は何が起きたのかわからない。最高のカモである。

飲食店の集客方法は目まぐるしく変わる。本当にサイクルが早い。

キャッチをしてる店が勝つ時代。
ぐるなびに大金を課金してる店が勝つ時代。
金払って食べログの点数をあげてる店が勝つ時代
SNSを上手に運用してる店が勝つ時代
LINEを使ったリピーター管理をしてる店が勝つ時代

例えば、これが5年間の間で流れるように変わっていきました。
1店舗の1ヶ月の売上を200〜300万円余裕で変化させてきました。

こんなこと昔ながらの料理人は知る由もない。

飲食店の廃業率が多い?当たり前でしょ。

40歳以上の飲食人はコンサルなんか知らないし、知ってても剥離な飲食店はコンサル費用なんか払えない。そもそもコンサル費用払える余裕があるところはまだ困り果ててなく、本当に運営が苦しい飲食店はコンサルに依頼することもできない。

飲食店を対象とした有名なコンサルが現れてない理由として、飲食店側に潤沢な資金がないこと、パソコン上の小手先の対策じゃ飲食店の業績は上げられないことの2点だろう。

本質的に飲食店を改善するには、マーケティングとマネジメント両方を改善する必要がある。それを知らないコンサルは「無責任な局所治療」を施し、不健康な飲食店を更に悪化させる形となる。

正しいマーケティングさえ知っていれば、今の時代は自分達でお店を繁盛させられるし、リピーターも増やしていける。

どの数字をどう扱うのか、どこにニーズが集中してるのか、トレンドは何か、〇〇を導入するのに〇〇円かかってそれが何年で回収できるか、仕込まなくても美味しい商材はどれなのか、原価を抑えて品質を保つにはどうすればよいのか、人件費を最小にするオペレーションはどの数字を調整すればよいのか、写真をどう摂ればよいのか、どんな動画を投稿したらよいのか、費用を抑えつつ採用するにはどうしたらよいか。

明確に答えられる人が何人いるだろうか?

この業界が昔から変わらない大きな理由は、これに答えられないことだ。

そしてそうさせてるのがもう一つの理由である「成功体験が少ない」こと。

成功体験の少ない人生

飲食店の人を何百人と面接してきて感じたことは

「人生における成功体験が異常に少ない」ということ。

勉強でもスポーツでも、めちゃめちゃ努力して良い成績を残した人が異常に少ない。努力して努力して、その先に大きな成功を掴んだ人が本当に少ない。

「自分はやればできる人間だ」と思えない人達が多い。

よく考えてみれば勉強で成果を出した人はある程度良い高校、大学にいって、ある程度良い就職先に就く。

スポーツを頑張った人は、ごく一部がプロやコーチ、それ以外の人は大きく2つにわかれる。

強靭なメンタルや素晴らしいものの考え方、目標達成能力が高い、根性がある等スポーツから良い面をしっかり引き継いでる人は、営業やコンサル、メーカーでもいろんなフィールドで活躍できる。

大手と呼ばれる企業や年収が高いと言われる業界に入るのは上記2パターンの属性の人達が多い。

つまり飲食業界に来る人は、「それ以外の人」である可能性が高い。

この構造自体は、大きく変えられないかもしれない。

しかし「それ以外の人」に成功体験をさせて、新たな人生を見せることはできる。実際何人も見せてきた。自分自身も飲食業界で見せてもらった。

マーケティングとマネジメントを同時進行で学べるのは飲食店の最大の特徴である。

今こそ必要な「学びなおし」

上記を踏まえると飲食業界を大きく変えるためには
「学び」「成功体験」が必要である。

「学び」に関しては、目まぐるしく変わる媒体や集客方法を、常にアップデートされた状態で学ぶ必要がある。
そのため書籍などではなく、オンラインで学んで頂く必要がある。

SNSもアルゴリズムが目まぐるしく変わるので常に新鮮な情報をオンラインで提供、重要なのはこれを1ヶ月やっても意味がなく、常に学び続けなければいけないといこと。

通常、オンラインスクールの費用は3ヶ月で40〜100万円まで高額である。
この形態では解決にならない。
また一般的なオンラインスクールのような「n:1」の構造では、個店毎で状況が大きく異る飲食店では改善は難しい。

そこでライザップのようなパーソナルジムに近い存在が必要となる。

選りすぐりのカリキュラムに加えて、店舗診断、個店面談も必要。

カリキュラムで知識を蓄え、個別面談を通して改善を実践、自分の力で課題解決をすることにより、これが成功体験になる。

コツを掴めば、実は再現性もかなり高いです。

大人になって学校に通うこと、自己投資することは
15歳の頃と比べると腰が重いかもしれない。

そのため本当に変わりたい人だけしか来ないかもしれないが、決意してくれた人には全力でサポートさせて頂きますし、1人でも多くの人に触れて欲しいので、浸透するまでは価格ハードルは極限まで下げるつもりです。

カリキュラムを通して、採用から集客、サービス向上、チームマネジメント等全方位の知識・ノウハウをお伝え致します。

これを「知る」だけでも大いに価値はあります。(マーケティングやコピーライティングのスクールや講義など150〜200万円相当の内容)

これを個別面談もつけて1万円以下でリリース予定です。
年間採用や集客にかけてる費用を考えれば、年間で12万円程度の費用で自分達自身ができるようになることは大きな価値であると考えます。

また1ヶ月集中講座や3ヶ月集中講座など、合宿のように、
より集中的にノウハウや実践的な技術をたたき込むコースもご用意しております。

「知る」ことに加えて、二人三脚で「結果を出す」ことが成功体験に繋がり、店舗にとっても「利益増」という最高の恩恵をもたらします。

いま飲食業界に必要なのは、魚を釣ってあげることでなく、釣り方を教えること。

基本的には受講者と1対1でのコミュニケーションに重きをおいての活動となります。法人様に関しては、別途研修のような形でカスタマイズさせて頂きます。

風の時代

これからは「個」の時代と言われております。

個人的にはファーストフードを覗いてチェーン店が猛威を振るうケースはかなり少なくなると感じています。

この世に1店舗でもよいので、思いのある飲食店が増えることが私達の願いです。

そして今は幸せなことに自分の発信が世界中に届く時代。

そのための発信の仕方を、マーケティングを通して一緒に学んでいけたらと思います。

もうコンサルに依頼する時代は終わりです。

飲食店も「個」として強くならなければいけない。

そのために学ぶ。何度も実践する。成功するまでやる。

今が飲食業界のターニングポイント。

未来は明るい!!


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