大人になったのに身動きが取れなくなった。

「じゃあ、どうすればいいんですか?」

身動きができない今、この問いをしない理由がない。

情報で溢れる世の中、インスタグラムやツイッター、YouTubeなど、開くサイトはだいたい決まっていて、その開く順番が違うだけで。

朝起きてから寝る直前まで、スマホ片手に画面から目が離れることなく、途中で、「あ、見たいものなんてないんだ」って気付いたりして。

私にとって有益な情報といえば、今抱えている便秘の問題を解決するための方法論だけで。

でも、自分はなんのために健康を目指しているんだろうって思ったりして。

どこに行き着くにしても、じゃあどうすればいいの?って問いかけたくなる。

得ても得ても、何も自分の手には残っていないような気がして、いつの間にか笑顔の作り方を忘れてる。

これをネガティブと呼ぶのか、ポジティブと呼ぶのかはもう、どうでもいい。

ネガティブやポジティブって言葉は早く死語になって欲しいとも思う。

でもやっぱり、社会の中に存在する私を言葉で表すには、ネガティブという言葉を使うしかない。


自分の余白がないと、家族や世の中の人たちに対しての態度にも余白がなくなって、態度の悪い面が出てしまう。
そんな自分が嫌になって、また負のループになって。

だから、”余白が大事”っていう意見は、納得できることだなと思う。

でも、余白の作り方さえ曖昧で、道端で遊んでいる小学生よりも分かっていないようにも思ったりする。

23歳になる私は大人ですが、どうすればいいですか?

情けないと言ってしまったら、もうそれまでで、そこで終わらせればいいだけで。

情けなくなりたくないから、私は「じゃあどうすればいいんですか?」って、この場で問いかける。



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