運動が得意だったあの頃に戻りたい。

運動が得意でない私と、得意な私がいます。

昔はバトミントン、陸上(地域の大会など)に取り組んでいました。
昔と言っても、子供の頃です。
その頃は、バトミントンでパシッと決めるのが清々しかったし、陸上で選手に選ばれるのも嬉しかったです。
運動会などでリレーの選手になって、その姿を両親に見てもらう事だって、嬉しかった。

しかし今は、歩くことだけにしか取り組まず、他に運動を新しくやってみよう!と言う気持ちも、全く生まれなくなりました。

今、毎日ウォーキング1時間くらいは取り組むようにしていますが、終わった後の清々しさ、さっぱりした感じはどこにもないです。

運動ってこんなものか。とも思ってしまいます。

それでも、昔は運動が得意だった。

今の私と昔の私の違いはどこにあるのだろうと思いました。

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私は、ウォーキング中に色んなことを考えています。

どう歩けば、足を疲れさせることができるか。
どう足を動かせば、上半身を楽にすることができるか。とか。

考えることによって、体が反応し、体に指令を送る。
そのサイクルで、運動が成り立つと思っていました。

しかし、逆のような気がしてきました。

子供の頃は、ただひたすらに、体を動かすことだけが楽しくて、
はしゃいで、走り回って。
そんな日がすごく頭の中に残っていて、懐かしいとかじゃなく、もう別の人の人生のように感じます。

でも私は、運動が得意だったあの頃のことは、忘れてなんかいませんでした。記憶の中では。

しかし、体は完全に忘れているのです。
走り回っていた時にどこの筋肉を使っていたんだっけ?
そんなことを思い出そうとしても、全く意味がないのです。

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”運動が得意な頃の私に戻りたい。”

でも、今はもう大人です。

運動が得意じゃなくなった今、私にできることは、
体を昔以上に動かすこと以外にないと思いました。

家で躍りまくるのも、外で走るのも、外で歩くのも。

大人になってからは、おそらく子供の頃より、制限があります。
外で走り回るわけにもいかないし。

だから、どこでどんな運動をするか、そこに頭を使って、運動が得意だったあの頃に戻りたいなと思いました。




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