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舞台配信の良さと、足りないもの。

先日、購入していた舞台配信のアーカイブ期間が終了した。

実際に劇場に足を運んだ舞台で、面白かったので配信も買っていた。円盤化の発表はされていないので、今後観れない可能性もある。アーカイブ期間はほとんど毎日視聴していた。

今日はこの“舞台配信”について書こうと思う。

とある俳優がインライ(Instagramのライブ配信)でこう話していた。

「舞台は生で観た方がいい。配信は配信で良いところがあるけど、生で観てから配信を見て、記憶を思い出したり、観れなかったところを発見して欲しい。」

これについて私も同感である。
現地で推し定点カメラだけしていた人にとって舞台配信は新しい発見が出来たり、吹っ飛んだ記憶を取り戻したり出来て便利だ。しかし、それは全て舞台の“補足”でしかないと考えている。

その為現地には行かず、配信を買って観ただけで観た気になっている人がいるとちょっとモヤる。

現地に行った人と配信だけ視聴した人を同等に【その舞台を観た】とは言えないと思っている。

配信では経験できない現地の雰囲気だとか歌声の響き、カメラには映らないであろう場所でのちょっとした日替わり等、現地には色んな物語が起こっていて、それは現地にいても拾えきれないほど。【目が足りない】という言葉はよく聞くけれど、本当にその通り。

劇場によっては幕が上がる前に演者の円陣の声が聞こえたり、歩く足音、振動なども全て含めて思い出になるし、いつまで経っても思い出すことってそういう些細な出来事が真っ先に思い出す気がする。

チケット代の高騰や、地方のオタクは中々現地へ足を向けるのは腰が重いかと思うが、出来るだけ劇場で彼らの物語を目撃して欲しいものだ。

ちなみに私は視聴期限が来ても、いつまでも履歴が見れるし、無慈悲にブツ切りしない「DMM」での配信が大好きです。

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