目に見える成長

自主制作アニメ第二作「こっちにおいで」は、衝動的に作った一作目「くちくなる」とは打って変わって一年かけて製作しました。
素人なので見様見真似だから、かけた時間の割にクオリティは低いです。
でもまあ、一作目より確実に成長してるでしょ?

自分の成長がこれほど目に見えることってなかなかないので一人でおもしろがっている。
もっといい作品が作れるようになりたい。


「こっちにおいで」

手の鳴るほうへって呼ぶ鬼が
村人のキリキリ舞いを笑う
満開の桜の花の下には
涯がないのに風、はりつめていますの
安吾にだって負けないくらい暗いくらいcry
汚部屋の壁に寄りかかってる鼻にかかってる
鼻にかけているそんな高くないくせに
鼻、より団子っぱな花より
男、子みたいなつくしが生えてる
芝生には寝転がってよ
見上げた空におちてゆく落ちてく天井
暗転明転バッテン転じて
点々見えるはバミリのテープの
蓄光の、ほしぼしの、
はしばしに笑いが見え隠れしてる
泣いてない泣いてなんていない
なら手をとるよ
こっちにおいで。


※自主制作アニメ「こっちにおいで」は、シネマ歌舞伎「野田版 桜の森の満開の下」の観劇記として書いた自作詩をアニメ化した作品です。

褒められて伸びる子です。 というか、伸びたい。