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【ツレヅレ #8】 家族愛

近所の人工湖の周りを毎日ワンコとお散歩するんですが、たくさんの鳥たちの家族がそこに住んでいます。

3月からまずはEgyptian Geese、4月終わりごろからCanada Geese、5月ごろからDucksの子供が生まれます。

毎年、この新しい家族の誕生であったかい気持ちにさせてくれる鳥たちですが、一方、厳しい、残虐と感じるシーンに出くわすこともあります。

必ず家族が一緒になって行動する鳥たち。家族愛に胸が熱くなります。しかし、他の家族の子供たちには、容赦ない対応をする場面もあります。

親からはぐれてしまった赤ちゃんアヒルを、沈めようとした別のお母さんアヒルもいました。

「自然の摂理」と一言でいうこともできますが、「家族愛」と「他者への排他性」というのは紙一重、いや共存するものなんだと感じます。

他人には一見冷たい人に見えても、家族にはとても温かい人もいるかもしれません。その逆も。そして、自分を思うに、そのどの面も持ち合わせいると思います。

何が「愛」で、何が「冷酷」なのかも、所詮、あるひとつの方向から見た人間による感じ方でしかないのかもしれません。

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