宇佐神鈴音

双極性障害の元介護職。 精神疾患のことを 「理解してほしいとは思わない」 だけど 「知…

宇佐神鈴音

双極性障害の元介護職。 精神疾患のことを 「理解してほしいとは思わない」 だけど 「知識としてしってほしい」 だから 双極性障害の「1つの例」 として、私のリアルを自分のペースで綴る。 それだけ。 猫好きな卯年。

最近の記事

10代後半

ずっと仲が良いと言える人が少なかった中 同級生でよく遊んでた人は数人はいた。 その内の1人は同じ高校に進学し 別の1人は違う高校に進学したけど 高校は近かった。 どういう訳か、下の学年の子や その知り合いの私より1つ上の 別の中学だった人との繋がりもあり その5人で集まったりもしていた。 その人たちとの別れは突然やってきた。 そして、理由も分からない。 「みんなのためだから。」 ただ、それしか言われなかった。 友達が少なかったわたしにとって 信じられる人たちであ

    • 幼少時から10代前半

      今の私を知ってる人は意外かもしれない。 小さい頃は、恐ろしくおとなしかった。 保育園のバス停までの送り迎えでは 祖母から絶対に離れなかったし 子供会でも、誰かと仲良くしてたわけでもなかった。 小学生の時は友達が全くいなかったとは言わない。 ただ、ほんの一時期仲良かっただけ。 そう言う子たちが離れていって 中学生の時には、部活にしか居場所はなかった。 中学時代、友達いなさすぎて母から 「学校にいきたくなかったら、行かんでもえぇんやで」 とまで言われるぐらい。 部活以外に

      • 人種

        生産性がない人間 「そんな人間」 と言われる人種。 だか、ありがたいことに 私のことを必要としてくれている人はいる。 父方のばば様が生存してた時のワクチン接種の時 「お母さんが鈴音(本名ではないけどここは鈴音表記で。)が 居てくれて助かってるって言ってたよ」 そう、お医者さんに言われた。 ばば様の自宅介護してたから。 施設で働いてた時とは勝手も違うし 感情面でも全く違う。 でも、もっとやり方があったんじゃないか とも思ってた。 でも、親がそう思ってくれていたことそ

        • 呼吸

          呼吸にもでてくる。 過呼吸。 ちゃんとした呼吸をしたくても ちゃんと呼吸が、できない。 過呼吸やちょっとした混乱って言う いわゆる発作が、まためんどくさいんよ。 とりあえず、呼吸を落ち着かせるしかないんやけどね。 過呼吸とか混乱の発作は、しばらく落ち着いていたのになぁ。 ここ最近、また出始めた。 前ほど酷くはないけどね。 外に出てる時に発作がでるとめちゃくちゃ、めんどくせぇ。 ヘルプマークは、そう言う時のためにあるものの 自分でなんとか対応できるぐらいなら 自分でな

          よく分からない症状 ②

          双極性障害も含め 精神疾患は脳の障害。 と、言っても 脳卒中みたいに ダイレクトに脳を調べれば分かるものでもない。 け・れ・ど 調べれば分かるものでもないハズのものなのに 脳にダイレクトにきてるんじゃないか? って言うものがあった。 「頭がまわらない」 そう言えば簡単。 だけど、そう簡単に言えん状態になってしまってたことがある。 頑張って簡単に言うなら 『脳が霧で覆われて その脳をずっと小刻みに揺らされている』 それが、何日も何日も続いてた。 その間、耳にも違和

          よく分からない症状 ②

          よく分からない症状

          ちゃんと仕事に行って働けていた時期もある。 それで23~32まで、 お世話になった職場だってある。 そこでは、それなりに働けていた。 だけど、急激に症状が悪化した。 「仕事に行かなきゃ」 「仕事に行こう」 そう思っても、身体が銅像かのように固まって動けない。 行きたいのに行けない。 話そうと口を開けば なぜか涙がボロボロこぼれて大泣き。 泣きわめいて、もはや言葉になっていない。 それで仕事に行ける状況でもなく休むことになる。 そんな事もあった。 涙の理由も分からない。

          よく分からない症状

          めちゃくちゃな躁鬱期

          躁鬱期は抑鬱期とは真逆。 と言うのは知ってる人も多いかと。 笑ってしまうレベルて真逆。 抑鬱期の酷い時は 前にも書いた通り 身体自体が重りでその上に何トンもの重りが 乗っかっている状態なのが 躁鬱の時は、羽生えてスキップ。 ひたすら動いて ひたすら喋って 「今めっっっっっっっちゃ調子いい♪」 って、ふつーーーーーーーに 思い込んでる。 いわゆる躁転だってことを 本人は自覚皆無。 ビックリするぐらいに 全く自覚ゼロ。 だからこそ 病院では最初にうつ診断されて 何年かし

          めちゃくちゃな躁鬱期

          めちゃくちゃ酷い抑鬱期

          ここからは、どんな症状が出たのか できる限り詳しく、そして 私なりに分かりやすく伝えるね。 ・急激な体力の低下 ・過度な不眠 ・過食もしくは何も食べれない ・過呼吸 ・パニックも入っているのかと思えてしまうほどの混乱 ・「消えたい」と思う いわゆる『希死念慮』と言われるもの などなど… まぁ、希死念慮が出ている時はまだマシな方 もちろん「行動にうつしていなければ」 の、話。 と言うのも、もっと酷い時もあった。 それは、体力0どころかマイナスな時。 その時は希死念慮ど

          めちゃくちゃ酷い抑鬱期

          そろそろ本題。経歴からでーす。

          自己紹介がてら いつから病院に通っているのかを含めて 箇条書きしますよー。 ・病名 双極性障害感情障害Ⅰ型 ・通院歴 13年(2023年時点) 23歳の時に、初めて心療内科に行く しばらく最初の病院に通院してたけど 合わなかったのもあるし 実家に戻って遠くなった(片道1時間程)から転院 現在⇒地元の精神科に通院 元職業 介護職 20歳に学校卒

          そろそろ本題。経歴からでーす。

          まだ前置きだけど

          私は、カテゴライズが苦手。 世代、セクシャルその他もろもろ。 双極性障害は精神疾患としての1つとして カテゴライズされる。 でも、それは 治療の方針とか 自立支援やらなんなやら 役所に申請しなきないけないものとか そう言うことに必要なだけ としか、思っていない。 世代で例えるなら 『ジェネレーションギャップ』 〇〇世代だからうんぬん…。 「で?」 って、なっちゃう。 まぁ、心理学とか統計学とか その世代向けのサービスや商品での需要やら 経済学とかでは、必要ではある

          まだ前置きだけど

          完全に理解して欲しいなんて思わない

          理解→「物事を正しくわかること」 知る→「認識する」「記憶する」 それ以外に 「物事の状態・内容・価値などを理解、把握する」 の意味もあるが 私としては、双極性障害を 「正しく分かってもらおう」なんて思わない。 ただ 1人の例を見て 「認識してほしい」「記憶しておいてほしい」 と言う意味で 『理解してほしいとは思わない。ただ知ってほしい』 「知ってどうするんだ」と言う人もいるだろう。 その答えは 「知った上での意見と、無知での意見は全く意味合いが違う」 と、言うこと

          完全に理解して欲しいなんて思わない