新しい読書仲間に自己紹介代わりに薦めた本「『罪と罰』を読まない」
いかがお過ごしですか、長谷川ちゃみです。
私は本が好きです。
先日、新しい読書仲間ができました。
同じ会社の方なのですが、今まで仕事での接点がなく、挨拶しかしたことがない方です。
ひょんなことから読書好きということを知り、私が「私も本が好きです。お友達になってください」とストレートに言ったら、後日お薦めの本をメールしてくれました。
そこで、私が自己紹介代わりに返信したお薦めの本がこちら。
『罪と罰』を読まない
どうしてこの本を紹介したかというと、この本を読んで、読む量が少なくても堂々と「読者が好き」と言えるようになったからです。
この本は、小説家の三浦しをんをはじめとする本の制作に深く関わる職業の4人が、世界の名作として知られるドストエフスキーの「罪と罰」について語り合うドキュメントです。
前半は、「罪と罰」を読まずに、4人でストーリーを予測する”読まずに読書会”。
結果が求められる現代社会、読めばわかる「罪と罰」のストーリー展開を、敢えて読まずに推理する。贅沢だなぁ。その遊び心が好きです。できることなら私も仲間に入りたい。しかも4人の推理が面白い。切り口がやはり素人とは違うのです。後半は、「罪と罰」を読んで読書会。
「読む」って自由だなー。
私は、読書が好きですが、今はたくさんは読めていません。だから読書が好きって言うのに引け目を感じていました。だけど、この本を読むと、「読書は量じゃない。やっぱり好きだー。」って叫びたくなります。
はじめは図書館で借りて読みましたが、面白かったので文庫版を買いました。文庫版には、この本の魅力を伝える解説として、矢部太郎さんの漫画が付いています。にやにやしながら読みました。
実は、この本については以前もご紹介しました。こちらの記事では、”読まずに読書会”を実践したバース(BIRTH VERSE BERTH)さんの記事もご紹介しています。
ちなみに、お友達が紹介してくれた本はこちら。
ただいま読者中。
それでは、また。
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