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マネージャーの目線〜地域チャンピオンズリーグまでの１ヶ月〜

Mariko


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先日は地域チャンピオンズリーグ出場を決めた試合についての記事を書きました。


多くの方に読んでいただき、ありがとうございます。

今回はリーグ戦中断から全国大会に向けてのことを書いていきます。

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２０２２年１月１５日(土)
東海フットサルリーグ１部
後期上位リーグ　第４節
vs 名古屋オーシャンズサテライト


この試合は会場の場所も雰囲気も
圧倒的に相手のホームでしたが、
チームは負ける気ゼロ。


しかし、幸先よく先制したものの、
ラスト１秒で勝ち越しを許し、
惜敗してしまう。


リーグ戦はぼぼ負けなしできていたので、
久しぶりに見る、負けたあとの選手たちの表情。


「あの時、ああすればよかった。」
「みんな、ごめん…。」


そんな言葉がたくさん出ていたけど、


「絶対に誰かのせいでもないし、
仲間でカバーしあえるのがチームの良さだよね。
それに、この試合をいちばん近くで観ていた身としては、すごくすごく楽しい試合だったよ。」

と、私はみんなに伝えた。

本気だから、拮抗した展開になるし、
本気だから、負けたら悔しい。

みんなの本気を感じられたことが、
私にとっては幸せだった。


みんなはすでに前を向いていたし、
リーグ戦最終節と地域チャンピオンズリーグに向けて
気持ちを高めていた。


しかし、１月後半に入り、
世の中の状況が再び暗くなっていき、
東海リーグも最終節を残し、中断が決まる。


「地域チャンピオンズリーグは本当に開催されるのか？」

その思いを抱えながら、
そして、ある種のリスクを抱えながら、
練習を続けていくには、
相当な精神力が必要だと思う。


そんな中でマネージャーの私が出来ることとは？

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数日間考えて、出た答えは、


【選手たちのモチベーションを落とさないこと。
そして、出来れば上げていくこと。】


今シーズン撮ってきた写真を静かに見返した。


ゴールシーンで喜ぶ姿も、
ドリブルでボールを運ぶ姿も、
身体を張ってディフェンスする姿も、
失点して悔しがる姿も、
どんな瞬間もみんな輝いていた。

ベンチも含め、仲間のゴールを全員で喜ぶ
No.3 小山選手 常に前を見てボールを運ぶ
No.18 天野選手 身体を張ったディフェンスを見せる


マネージャーとして、
選手たちのことをもっと知って欲しいという気持ちと、
選手たちも自分のことを書いてもらったら嬉しいし、
モチベーションも上がるだろうと思い、
チームのSNSで【選手紹介】をすることにした。


選手紹介をしようと思っている、と
ある選手に相談したところ、
やってくれると「嬉しいし、助かる」と言ってくれた。


「うちのチームは経歴スゴイ選手もいるけど、
そうじゃない選手もたくさんいて、
どんな選手も努力次第で活躍できるっていうのが
周りにも伝わっていけば、
もっといろんな選手が来てくれて、
チームも続いていくと思うから。」

という想いを聞いて、
なるほど、たしかに、と思った。

EMERSONは今年で創部28年目。
それもこれも、本当にいろんな人たちが関わって来てくれたからで、
私自身もわずかながらこのチームの歴史に関われていることは、本当に幸せなことだと感じている。

だからこそ、
これからもチームが続いて欲しいし、
続いていくために力を尽くさなくてはならないと思う。

選手紹介ひとつとっても、
そういう意味があるのだと考えさせられた。


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というわけで、
早速作業に取り掛かる。

①まずシーズンの写真を一通り見返して、
選手紹介画像に使えそうな素材を探してピックアップする。

②画像デザインを決める。
(Adobe イラストレーターを使用)


③ピックアップした選手の画像を当てはめる。
なるべく枠いっぱいに大きく選手が載るように。

④諸々修正をかけて１８人分完成。
(半日以上パソコンの前にいた。)

完成画像を選手に送ったところ、
「いちばん気に入ってる写真ってこと？」
と聞かれましたが、答えはNO。

単体で見た写真のカッコ良さと、
デザインに使用する写真のカッコ良さは
絶対的に違う。

選手同士がぶつかりあっている姿や、
手前や奥に他の選手が居たりして、
奥行きが感じられる写真は
単体で見てもフットサルらしいカッコ良さがある。

でも、選手紹介の画像としては適していない。
なるべく選手が単独で写っていて、
背景もスッキリしているというのが第１条件で、
なおかつカッコ良く写っていれば最高！という写真を
膨大な写真の中から私は選んでいた。

でも、膨大な枚数を撮らなければ、
１８人分のそれは集まらないだろうと思う。

そんな細かいことまで考えながら、
完成した画像を使って、
２月１日から選手紹介をスタートした。

毎日１人か２人のペースで進めなければ
地域チャンピオンズリーグ開催には間に合わない。

文章を考えるのも、相当な労力だった。

1人ひとりを丁寧に紹介したかったし、
モチベーションを上げたいという気持ちを込めると
かなり時間がかかった。

１人ひとりの練習や試合に取り組む姿を思い出したり、
話したことなどを思い出して、思うことは
やっぱりみんな良い人で、みんなとこのチームで出会えてよかったということ。

今シーズンも、大好きな仲間と一緒に最後笑って終わりたい。
選手たちのモチベーションを保ちたいと、黙々と続けた選手紹介。

私自身も選手の良いところをたくさん見つけられたし、
選手の中でも知らないことがあって新しい発見があったようで、チームにとっても良い影響があったのでは？と感じている。

SNSでもたくさんの反応があって、
本当にいろんな人の優しさを感じたり、
各選手をこれまで応援してくれていた方たちが
今の選手の活躍の場に気付いてくださったりして、
改めていろんな人たちに応援していただけるきっかけにもなったと思う。

完成した選手紹介はコチラ↓

◎Instagram版

◎Twitter版

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途中、２月１０日に、
地域チャンピオンズリーグの開催中止の知らせを受けた。

やっぱりか…という気持ちもありながら、
みんなで掴み取った全国出場の夢が叶わなかった、
という現実は、すぐに受け入れることが出来なかった。

でも、まだまだチームは続いていくし、
これから歴史をまた作っていく。

選手紹介はその歴史を作る、仲間を集め、
チームを強くする１つのツールになったように思う。

そう思うと、私も前を向くことが出来るような気がした。


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東海フットサルリーグ１部所属
EMERSON.FC Instagram #いいちーむぅ







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