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心の狭い僕が気になる「生活音が奏でるハーモニー」

長女が1歳のある日、家のインターホンが鳴り玄関の扉を開けると、下の階に住む60代後半のご夫婦が立っていた。

ただならない気配に戸惑っていると「お子さんの走り回る音が少し響いてうるさくてね、おそらく言われなければ、なかなか気づかないことだと思ったので、嫌がられること承知で言いに来ました。ごめんなさいね」

と、丁重に言われた。

騒音問題の難しさは、自分で出している音の大きさを自分では知ることが出来ないことである。
あぁ、そうだ。
確かにインターホンが鳴る10分前くらいに長女がリビングをクルクル走りまわっていた。あれが響いていたのか・・・。

自分では気が付かなくても階下では思った以上に大きく響いている場合がある。注意されたので、それ以降はかなり気を使うようになった。 やはり共同生活をする上では「生活音」は気になるし、必要な気配りのように思う。

結局、その出来事をきっかけに交流するようになった階下の夫婦とは仲良くなり、我が家にとってはとても穏やかに接してくれるようになった。「雨降って地固まる」といった感じかな。

タイピングがうるせー

こんなん言うたら心の狭い男に見られるだろう。
「そんなこと気にしてるの?そういう性格だと疲れるでしょ?細かいねぇ。」
思われることだろう。でも、noteだから良いや。言っちゃおう。

パソコンのキーを叩くのに、

カタカタカタカタ、スッパーン。カタカタカタカタ、ペンペンペン!
カタカタカタカタカタカタカタ、スッパーン!カタカタカタカタカタカタ。

うっせーよ!!まじで。
しかもこれうるさいのは圧倒的に男が多い。
とくに「Enterキー」にいたっては、格好つけてるのか知らないが「俺、できる男!」を主張するかのようにわざとやってるとしか思えないほど大きくスッパーンと叩きつける。

時折、「BackSpace」が入るのは音で分かる。
「BackSpace」は小さなボタンなので慎重になりながらのタッチで、ペンペンペンペンである。

こういう輩は、タイピングの音とセットで「独り言」もある。
既におっさんは「無我の境地」に入っているのだ。
「あー違う違う、え!そっち!なんでこんな変換になるんや」
とパソコンと会話しながら、 ガンガンにキーボードを叩いているのだ。

これ誰も注意しないから絶対に直らない。なぜなら彼らは
「タイピングの音うるさいんだけど」
と注意されたことがないのだ。

僕も今まで注意したことないし、誰かが注意をしているのを見たこともない。だからおそらく、タイピングがうるさい人はその音を
「全く気にしてない」のだ。

仮に間接的に気を遣って
「タイピングうるさい人って迷惑だよね」
って他人事のように指摘したとしても

「俺は出すよ全開で、出すときはいつも全開だよね。そういう男だから俺」
と答える可能性だってある。 

これ言って、なんか変に思われたくないのだけど……

現実社会では口が裂けても言えないが、noteだから思いきって言おう。

うちの会社のトイレって男女が隣合わせの構造である。
一般的なキレイめの百貨店にあるトイレをイメージしてくれたらいい。男女間の壁の仕切りは結構しっかりしている方だと思う。

それであってもだ、、、、。

女子トイレから、トイレットペーパーを尋常ではなくカランカランさせている軽快な音がモロに聞こえてくる。
世の女子にこの際、言っておこう。

聞こえてますからね、男子に!!

言っておくけど耳を澄ませて聞いてるわけではない。それでいて、男子トイレにめっちゃ聞こえてますから。

文字にするとこんな感じ。

カランカランカランカラン!!
カランカラン、、、カラカラカラカラカラ(ここめっちゃスピーディ)、、
カラン、カラカラカラ〜

終わったかと思えばカランカランの第二波がある。人によっては第三波がある。コロナばりに第二波、第三波と大きくなっていく。

嘘でしょ?と思う人もいるかもしれないが、これ本当である。
たぶん女子全員ではない。
もう 一体何メートルカランカランさせているのだろう?尋常じゃないのだ。
男子トイレに響き渡る音を聞く限り、とにかく親の敵かのように「まいったか!」と言わんばかりにカランカランさせているように思えるのだ。

いやいや、ちょっと待てよと。
たしかに男と違って「大」にも「小」にも使うのだろうし、トイレットペーパーを使うのは良いと思うけど、問題はそこじゃなくて端的に言って

「音が豪快すぎん?」

今日、初めてぶっちゃけてみたけど、実は長年の謎であった。
「私、今ここに入ってますよ〜」のアピールなのか、女子同士の暗黙のルールが全く分からない。

おっさんが、何の話を真剣にしとんねんって話だろうけど、当然男が当事者に指摘するわけにもいかないし、女性同士であってもめっちゃデリケートな話だから彼女らは今まで、

「ちょっとカランカランしすぎじゃない?すごい豪快な音だよね。ちょっと野性味あふれているよね?」

と指摘されたこともないから、気にしたことがないのだろう。

途中まで作成した記事を保存して、今、吉野家に来た。

隣のおっさん。
クッチャクッチャ、クッチャクッチャ。

なんなんよ、もう。
なにこの地獄。

もう「わざとやってる」としか思えないほど大きな音を出してきよる。
お前の口の中の構造どうなっとんねん。

そうだ。
もう上を見たらキリがない、下を見て相対的にみて自分は良かったと考えるほうが合理的であると思えてきた。

牛丼店だと、どんなクチャクチャでも20分クチャクチャしたら出ていくだろう。この「クチャクチャに終わりがある」のが重要である。「終わりが見えるクチャクチャ」、さらには「いつでもこのクチャクチャ空間から出ていくことができる」という安心感が重要なのだ。

そう思ったら「多少慣れたかもしれない」と感じてきた。
今日の記事、こんな終わり方でいいのか分からないけど、静かにソッと終ろう。

オ ワ リ

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