マニラでの部屋探し

今回はがらりと変わって、マニラ生活のお話です。
2017年10月にマニラに初めてきてから、今の部屋が8部屋目です。
部屋探しのお話など。。。


お部屋遍歴(部屋探し歴)

日本から派遣 2017.10~2019.5

派遣元が部屋の手配をしてくださいました。高級住宅地の中のコンドミニアムのスタジオタイプでした。家賃の額も聞いていませんでした。

2期にわたっていたので、お部屋①②

マニラに単身居残り決意 仮住まい 2019.7

次に借りるお部屋までの3週間、Airbnbで借りた、コンドミニアムの中の一室。スタジオタイプ。お部屋③

お知り合いに留守部屋を貸していただいた半年 2019.8~2020.1

お知り合いがオーナーに許可をとって又貸しの形で提供していただいた、コンドミニアムの中の一室。スタジオタイプ。お部屋④

初めて、自分で探したお部屋 まず1年 2020.2~2021.1

その少し前に紙に書き出した条件が全て叶っていた、安くて、お気に入りの部屋。でも今考えるとかなり狭かった。お部屋⑤

契約満期に伴い、同じコンド内の広めの部屋へ 2021.2~2022.11

前の部屋が値上げすることになり、ほんの少しの差で広さが1.5倍になる!しかも同じ建物内だから引っ越しもそんなに大変じゃない!と決めたお部屋⑥

就職が決まり、オフィスまで徒歩圏内の都会へ 2022.11~2023.10

なかなかの高級コンド。今までで一番満喫。お部屋⑦

再び、自分で探した割安の部屋へ 2023.11~

またまた、列挙した理想(通っているジムに徒歩圏内、を含む!)をほぼ満たしたお部屋を見つけ、即お引越し。現在に至る。お部屋⑧


マニラで部屋を借りるには

外国人でもすぐ借りられる(少なくとも私の経験から)

日本で、外国の方がお部屋を借りるのは大変、と聞いたことがあったので、そのイメージからすると、こちらは拍子抜けするくらい簡単に借りられます。

特にお部屋⑤を自分の足で歩きまわって決めた時、
ー VISAはツーリスト
ー 定職ないので職場の連絡先なし
ー フィリピン在住の身元引受人もなし(日本の家族の携帯番号を書いた)
にも関わらず! あっさりと1年契約ができました。

それにはこんな理由が?

以下のような先払いのデポジット
ー 当月と翌月の2カ月分の家賃
ー 日本の敷金にあたる2カ月分の家賃
ー その他(セキュリティデポジット、など物件によりさまざま)
をしっかり払い、
家賃などを滞納しなければ貸してもらえるらしいです。

逆に、家賃など滞納すれば、あっという間に鍵を変えられ、中の私物は没収になる、という噂も。。。 なので、貸す時もハードルは低いのかもしれません。


家具付き、家具なし、半分家具付き

英語で言うと、furnished, non- furnished, semi-furnishedといいます。
私のこれまでのお部屋ですと
①②③④⑦がfurnished
⑤⑥がnon-furnished
⑧は、大家さん曰くnon-furnishedですが、エアコンがありましたので、semi-furnishedでいいかと思います。。。

家具付き、家具なしとは?

家具付きというと、本当にほぼ何も持たずに入居できます。そして、マニラのコンドミニアムでしたら、ほぼ家具付きだと考えて大丈夫だと思います。

冷蔵庫、エアコン、ベッド、テーブル、テレビ、調理器具などがそろっています。そこは、大家さんの準備次第な感じです。

家具なしというのは、本当に何もないです。

コンクリート打ちっぱなしの⑤の部屋に入るときに、私が買ったのは

ー 冷蔵庫
ー エアコン
ー ベッド代わりの厚手マットレス
ー テーブルと椅子
ー 本棚
ー シャワーのための給湯器

でした。

意外と困る、家具なしから家具付きへの引っ越し

⑤⇒⑥への引っ越し時は、そのまま全部持って行ったので良いのですが、⑥⇒⑦への引っ越し時には、全てを持ち込むのは多すぎて

ー ダイニングテーブルと椅子
ー パソコン机と椅子

は、大家さんのものを運びだしてもらい、自分のものを使いました。

自分のものと、大家さんのものとでダブってしまった以下のモノたち

ー 冷蔵庫
ー エアコン
ー 棚

は、人に譲りました。

⑦⇒⑧への引っ越し時には、また必要になって

ー 冷蔵庫

を人から安く譲ってもらいました。


家賃の払い方いろいろ

諸先輩から聞いていたのですが、大別すると二つあります。
(1)月々家賃を払う
(2)あらかじめ、小切手などで半年、もしくは1年分先渡し


月々払いも方法いろいろ

部屋⑤⑥の管理会社は、入居当初は、月々決められた銀行の決められた支店で払うように、ということでした。

家賃に、月々変動のある電気代と、共益費(アソシエーション・フィー)扱いになっていた水道代を合わせたものを、毎月請求され、それを元に銀行の窓口で現金払いしていました。

途中から、フィリピンで一番メジャーなキャッシュレス決済 GCash (ジーキャッシュ)払いもOKになり、夜中でもいつでも払えて便利でした。

また、他の方法として、日本で言うところのコンビニのLoppiのようなシステムがセブンイレブンにあり、それでの支払いも可能になりました。

また、私の知人には、大家さんに直接現金を手渡し、という人もいます。


小切手で前払い

日本にいる頃は、小切手なんて、切ったことも、受け取ったこともなかったのですが、フィリピンの家賃払いではかなりメジャーなようです。
小切手の切れる口座を持っている人は、かなり少ない印象なのですが。

私も、銀行口座開設で、小切手口座を持ちました!
お部屋⑦⑧はこの方式です。

お部屋を借りる契約の際に、
ー 当月、翌月の2カ月分
ー デポジット(敷金のようなもの)2カ月分
ー その他(⑦の時は、間に入るエージェントへの手数料に1カ月分払いました)
これらを、現金、もしくは小切手で支払い、さらに

★ 3か月目~12か月目までの月々の家賃を、Post dated check (未来の日付が入った小切手)としてあらかじめ大家さんにお渡しするのです。

例えば、1月1日が初月とすると、契約時に1月と2月の家賃は払い、3月以降12月までの分として
ー 3月1日以降払い出せる小切手
ー 4月1日以降払い出せる小切手
    :    :
ー 12月1日以降払い出せる小切手  の合計10枚を渡すのです

契約期間について

半年、もしくは1年契約が多いようです。
契約より早めに引っ越す場合は、違約金として2カ月分の家賃相当の額を払う、と契約書に書かれていることが多いです。

契約更新時は

契約が満期になると、更新するかどうかの話になりますが、ここで大家さんは最大10%の値上げができます。しない大家さんもいます。

値上げをきらって、1年ごとに引っ越す、というのも一つの手です。

敷金はどうなる?

これは、私の経験では、まだ3回しかありませんが、おおむね全額が戻ってきます。日本では、いろいろな費用を引かれてしまう、と言う話を聞きますが、

⑤の部屋も⑥の部屋も、壁にべったり壁紙を貼ったりしましたが、特に大きな減額はなく、敷金は戻ってきました。⑦も最終調整中ですが、大きな差引額はありません。


一番大きな違い 不動産やさん

初めて、自分で部屋を探さなければならなかった部屋④から⑤への引っ越し時、私は不動産屋さん2件を頼りました。

ですが、結局、特に紹介されることなく終わりました。(私の出した条件が、双方が扱っている物件とかけ離れていたせいかもしれません。)

それよりも、街をあるけば掲げてある
「あき部屋あります」の張り紙を見て、一つずつ見て回る
のが確実です。

管理会社や、大家さんと直接やりとりするのです。
うまくすると、値引き交渉もできますし、不動産仲介の手数料も不要です。

⑤⑥⑧はそうやって見つけました。

それから、売ります買います情報的なWebsiteに出ている広告も役に立ちます。

Facebookにもありますが、私はフィリピンのYahooオークション的な
カルーセル
というサイトで、⑦⑧のお部屋を見つけました。


日本のイメージですと、不動産屋さんへ行き、条件などを話すと、担当の方が車であちこち見せて回ってくれる。。。 でしたし、実際、私が横浜で一人暮らしのアパートを見つけたのもその方法でした。

一方マニラでは、エリアをまず決めて、自分の足で見て回る感じです。
部屋⑤を見つけた時は、「部屋あります」という張り紙が出ていなくても、アパートと見れば入っていって、「あいてますか?」と聞いて回りました。
(間違えてオフィスビルだったり、病院だったことも)

でも、この方法ならば、周辺の雰囲気もわかるし、最初から「内覧」できるので、私はこのフィリピン方式、結構気に入っています。


私に関わる全ての人に元気と勇気を!
そしてその人の変化を有形無形で応援していきます!!!

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