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あらためてベーシックな英文法~動詞(2) 【大人のやり直し英語】

今回も、英文法について、ざっくり俯瞰(ふかん)してみた的なことを書いてみたいと思います。

これまで、のべ8000人の生徒様とレッスンをしている中で、生徒様が抱かれる疑問なども参考にしています。

日本語教師でもある私が、日本語を学ぶ英語話者の考え方も参考に、英語を学ぶ日本語話者の方の多くがもたれるイメージを紐解いていきます。

今回は、前回の動詞のお話の続きです。前回のnoteはこちらです。



一つの英文に、一つの動詞、、、に見えない時


その文章の「本当の動詞」はどれだ?!


前回も書いた通り、一つの英文には動詞が一つです。

でも、パッと見て「あれ?これも、これも、これも動詞だよね?」という時があります。


二つの文章が並んでいる時


例えば、朝6時に起きて、歯を磨きます

  I get up at 6 a.m. and brush my teeth.

これは、「朝6時に起きる」「歯を磨く」という文章が and という接続詞で繋がっています。それぞれが独立した文章ですから、それぞれに動詞が一つあります。


メインの文章に、添えられる文章がくっついている時


例えば、部屋を掃除をした後、シャワーを浴びます

  I take a shower after I clean my room.

シャワーを浴びる前に、部屋を掃除します

  I clean my room before I take a shower.

これも二つの文章からできています。一方を主節、before や after という接続詞が引き連れている方が従属節です。

これもそれぞれが文章として成り立っているため、動詞が一つずつ入っています。


他の動詞を引き連れるような熟語のとき


もう一つ別の動詞を伴う熟語がいろいろあります。でも、メインの動詞はやっぱり一つです。

例①「~することを助ける」


友達が、私が夕食を作るのを手伝った

  My friend helped me cook dinner.

これは、 help 人 動詞の原形  というのがセットになっているもので、この文章のメインの動詞は help です。


例②「~してくれるよう依頼する」


友達に、一緒に来てくれるように頼んだ

  I asked my friend to come with me.

これは、 ask 人 to 動詞の原形 というのがセットになっているもので、
この文章のメインの動詞は ask です。


例③「~することを許す」


私の会社は私たちに、在宅勤務を許している

  My company allows us to work from home.

これは、 allow 人 to 動詞の原形 というのがセットになっているもので、
この文章のメインの動詞は allow です。


他にもいろいろあります。こんな時でも、基本は、「一つの文章にメインの動詞が必ず一つある」と思って、それを探し出してから訳すと文章全体の意味が分かります。


元は動詞だけれど、他の言葉を修飾する形になっているもの

こちらはまた次回、書いていきますね。



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ちか (2024.5.29)


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