あらためてベーシックな英文法~動詞(3) 【大人のやり直し英語】
今回も、英文法について、ざっくり俯瞰(ふかん)してみた的なことを書いてみたいと思います。
これまで、のべ8000人の生徒様とレッスンをしている中で、生徒様が抱かれる疑問なども参考にしています。
日本語教師でもある私が、日本語を学ぶ英語話者の考え方も参考に、英語を学ぶ日本語話者の方の多くがもたれるイメージを紐解いていきます。
今回も動詞のお話の続きです。動詞シリーズの1と2のnoteはこちらです。
元は動詞だけれど、他の言葉を修飾する形(=形容詞)になっているもの
その文章の「本当の動詞」はどれだ?!
前回、前々回も書いた通り、一つの英文には動詞が一つです。
実は、元は動詞だけれども、形容詞として働いているものがあります。
形容詞というのは、名詞を修飾する働きのものです。
~している〇〇
例を見ていただいた方が早いと思います。
The girl singing over there is my daughter.
あそこで歌っている少女は、私の娘です。
この文中の singing(歌っている) は、「girl 少女」を修飾しています。
【大事!】
このように、修飾したい名詞(ここでは少女)自身が、何かの動作をしている時は、~ing(現在分詞形)が使われます。
ちなみに、この文章の動詞は、is 一つです。
~された〇〇
こちらも例をみてください。
This is a book written in English.
これは、英語で書かれた本です。
この文中の written(書かれている) は、「book 本」を修飾しています。
【大事!】
このように、修飾したい名詞(ここでは本)が、他の何かによって何らかの動作(ここでは 書く)をされた時は、過去分詞形 が使われます。
ちなみに、この文章の動詞は、is 一つです。
元は動詞だけれど、形容詞になったもの
次回は、「もともとは動詞だけれど、形容詞になったもの」について書いてみたいと思います。
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ちか (2024.6.2)