【節約生活#698】金銭感覚を再構築する
趣味で節約生活をはじめてみた。
肉体的、精神的、社会的な健康を目指しながら節約をするというルールで挑戦中。
(2024,6.15更新 それまでは「健康で文化的な生活をしながら節約をする」というルール)
高いと感じるか安いと感じるか
昨日、少し遠出をして仕事をしてきた。1か月近く用意をしてきたこともあり、まあまあの疲労感であった。
ちょうど、出先の最寄り駅前にラーメン屋があったので、祝杯(?)としてつけ麺を頼んでみた。ノーマルで970円で、最近の値上がりからすると平均くらいの値段になったかもしれない。よく見ると、店の前に値上がりをしたという張り紙がしてあった。
味はとんでもなく美味しいというわけではなかったけれども、充分堪能することができた。その後に別の仕事の電話が携帯にかかってきて余韻を楽しむことはできなかったけれども。
物の価値は自分の基準をもつのだとビジネス書などで
訴えているのをときどき目にする。
よく言われるのがお金持ちは自分で物自体の価値をもっているから、値段に左右されない。価値のあるものは買うし、価値のないものは買わない。価値のあるものは他人が高いと思っても、本人としては安いのだ。
そういう説明である。
それで考えた時、昨日のつけ麺の970円は高く感じた。
材料費や人件費、場所代などを考えれば安いくらいというのは理解できる。商売をするのと自分の金銭感覚は差が出るものである。
では、どれくらいの値段だったら自分では満足できるのかをいくつか考えてみた。
交通費分を歩く
今月、交通費分を歩いて浮かせ、浮いた分をお酒を買うのに回すということを試してみた(先週は失敗)。そうすると150円を歩くのにも1時間弱程度はかかってしまうことがわかった。
そうすると970円分を歩くなら単純計算で6時間以上かかることになる。
6時間以上歩いて食べるつけ麺と考えると、さすがにそこまでは・・・と思ってしまう結果になった。
健康を優先する
節約も健康を第一にかかげている。
この感覚でいくと、ラーメンという選択肢はかなり問題である。
ちなみにつけ麺はノーマルなもので、麺とメンマ、海苔が1枚、つけ汁に豚肉が少々入っていたくらいである。野菜は足りず、おそらくタンパク質も少ない。塩分と脂分は濃厚である。
健康を優先すると、お金をもらうなら食べてもよいくらいの位置付けになってしまう。この考えをもつとラーメン屋がなりたたなくなるので、健康を最優先基準にした場合のみの考え方になる。
金銭感覚を再構築する
昨日のラーメン自体は美味しく食べさせていただいた。
そこから上記のようなことをなんとなく考えていた。
思えば、節約生活に挑戦するということは、自身の持っている金銭感覚を再構築していくプロセスでもある。
実のところ、上述したような考え方は感覚的にしっくりきているわけではない。かと言って、自身に一本筋の通った価値観があるわけではない。
なんとなく高かったなあ・・・くらいに感じたくらいである。自分の金銭感覚が何に根ざしているかをもう少し時間をかけて考えてみたい。そうして、さらに節約仕様に変えていければと思っている。
今回は、考えるきっかけになったこともあり、だいぶ元はとったかな、と思えてもいる。
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