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大晦日に、2024年をどう生きるか?をテーマにビジョンボードをつくりました。ビジョンボードとは、夢や目標、思い描くイメージを、絵や写真、イラストや文字などで表現する手法です。コラージュとも言われます。

こちらは私が制作したもの。外に出たい気持ちが溢れています。笑

意識にあるものを可視化することで、「そうだそうだ」と目標を思い出せるのがよき。

私は個人向けのコーチングや、企業向けの研修、人材育成コンサルティング、採用支援などを仕事にしています。今のところリアルのお仕事とオンラインでは、割合は6:4くらいになっています。 

全国、世界を飛び回りたい私にとってコロナ渦で行動が制限されたことは苦痛でした。ですが、出版の効果もあり鹿児島での仕事やオンラインの仕事が増えて、新しい仕事にもチャレンジできた1年でした。自分に何ができるのか、足元を固める期間でもありました。


雨降って地固まると言いますが、2024年は2023年までに積み重ねた土台の上に、どこにいても仕事ができる、”旅するように働く”ことを自分のスタンダードにしたいと考えています。

ビジョンボードは、とりあえず行きたいところを切り貼りしてフワッとしていますが、KPTという振り返りの手法に添いながら、2023年から2024年へのしなやかなステップを整理してみました。



KPTとは


Keep(成果が出ていて続けること)
Problem(題点や課題となること)
Try(解決のために挑戦すること)

ビジネスで使われる振り返りの手法です。1人で整理するのも良いですし、チームで振り返りをする場合にも使えます。

課題を深掘りするのもいいのですが、うまくいっていることはそのままに、うまくいかなかったことは改善のためにチャレンジしよう、という前向きな振り返りが性に合っていると思います。

なぜ”旅するように働く”なのか


なぜ”旅するように働く”なのか?について。
人は移動の距離だけ成長すると実感していて、知らない場所へ出かけて知らない人と出会ったり、新しい情報を得たりすることは大きな創発の種になります。

個人事業者、そしてコーチ、講師という仕事をしている私は、まず自分がマインドフルネスでパフォーマンスを発揮できる状態であることが大切です。その上で、お客様に対して最大の貢献ができるのです。

いつも同じところで変化なく過ごしていると、新しい提案もできないし、経営者さんの背中をグッと後押しすることや、チャレンジをサポートすることなんてできません。

2023年はあまり移動できない中でも、新しい世界に飛び込むことができ、仕事の成果も出せた1年でしたが、今年も同じようにはいきません。
私にとって旅は、旅そのものの楽しみや価値もありますが、旅することで得られる生活や仕事への波及効果がとても高いものなのです。

リュックひとつで足取り軽く旅したい


”旅するように働く”を実現するためのKPT


Keep(成果が出ていて続けること)

①noteでの発信
個人的には2023年の大ニュースがnote再開、継続して投稿できたことです。

実は、短い言葉で人の心をつかむのが苦手で、どちらかというと長く語るほうが向いているので、SNSの発信に悩んでいました。noteでは自分のペースで好きなだけ語ることができ、読んでくださる方も文章を読むのが好きな方なので、安心して書くことができました。

とはいえ、書くのが好きなことと、人に読んでもらえる文章が書けるかどうかは別の話。私が書きたいように書いた文章を、多くの方に読んでもらえるような形で発信できたのは、パーソナル編集者さんのサポートあってこそです。

②身体のメンテナンス
家庭内では健康第一を掲げていた2023年。ちょっと体調が怪しいなと思ったら20時でも寝る、疲れたら温泉に行く、など大事に至らないように気をつけてきました。整体や鍼灸、お香なども取り入れながらセルフケアに取り組んだ結果、大きな病気や怪我などなく過ごせました。

健康な魂は健康な肉体に宿る、の言葉通り心身の健やかさは一体で、仕事のパフォーマンスに影響する重要課題。引き続き心身の健やかさを保つ生活を送ります。

心はいつも南の島に


Problem(問題点や課題となること)


①SNSでの発信
各種SNSでの発信は振るわなかった1年でした。気楽につぶやけばいいと分かりつつも、あれこれ考えて写真選びにも悩んで、結局投稿できずじまい。みたいなことも多かったです。

自分の発信は必ずみんなが見ているわけではないし、何か言ったところで炎上するわけもないので、他者への配慮は必要だけれども基本的には好きなように発信すればいい。

あとは「仕事」と割り切ってやること。SNSでの発信やホームページの更新なども、「苦手」「めんどくさい」といった感情はさておき、やるべきこととして捉える。そのうち楽しくなってくるかもしれない。

②スケジューリング
過去に鹿児島と東京の2拠点生活をしていて、体調管理とスケジュール管理に苦慮しました。なんだかキラキラしたイメージの2拠点生活ですが、実際は移動日は仕事ができないし、疲れも出るし、家の掃除もあるし、みたいな隠れたリスクがたくさんあったのです。

その経験から2023年はできるだけ余裕を持って、身体のケアも重視した1年でした。それでも行きたい時に行きたい場所に行けないことや、1週間ほど家を空けてワーケーションなんてことはできませんでした。

課題となるのは、物理的な仕事のスケジュールと、精神的な仕事に対する考え方です。お客様との日程調整のストレスを減らすことや、オンライン化することなど、理解を得ながら取り組むことで、お客様の利便性も高めつつ、理想の働き方を構築していきたいです。

成果を高めるためにいろいろ活用したい


Try(解決のために挑戦すること)


①テーマを決めて無理なく発信する
いまだにSNSの正解がわかりません。良いことを言おうと思っても出てこないし、義務感でやるとますます気持ちが乗らないので、テーマを決めて伝えることを粛々とやってみます。

あとは、そもそも伝えたい人に伝わっているのかどうか?が疑問なので、今つながっている方との関係性も見直す必要があるのかもしれないです。こちらは時間はかかりますが取り組んでみます。

②コントロールできることを増やす
仕事を選ばずにがむしゃらにやってきたので、時間や余力があればアポイントを入れたり、公私の境なくスケジュールを埋める癖があります。それはそれでとても充実感があり、貢献ができていると感じています。

その中で、お客様のために価値提供するのは大前提として、リクエストは受け入れますが、意図に反して拘束される仕事は減らして、自分の裁量できる仕事を増やします。

これまでできなかった「断る」ことや「選ぶ」ことも必要になってくるでしょう。ドキドキ。

③レバレッジを効かせる
もともと一粒で2度美味しいを目指すタイプなのですが、限られた時間で成果を上げるために、レバレッジが効く働き方を考えていきます。

例えば、出張と旅行を兼ねるなどは実現しやすいですね。出張先でインタビューや素材を収録して動画コンテンツにするなどは、現在の仕事をしながら未来の仕事も作れそうです。

他には書籍です。作り上げるまでに時間や労力がかかりますが、作ってしまえばあとは書籍が資産となり営業活動をしてくれます。他にも動画コンテンツなども、一度作れば何年も何度でも収益の機会を得られるものになります。実際、Kindleで出版した本は、日々どこかで誰かに読まれていてささやかですが収益を上げてくれています。

あとは、チームでの相乗効果や協業なども取り組み、関わる人みんながレバレッジを効かせることができれば良いなと思います。

どこまで行けるでしょうか


2024年をどう生きるか考えみて


夢や目標はいつも頭の中にあるのですが、ビジョンボードという形で可視化をすることやnoteに言葉で記すことで、輪郭がはっきりしたような気がします。さらに、自分がいま欲しているものはこれなんだ、と深層心理に気づけたことも大きいです。

欲しいもの、描いたものすべてが手に入るかはわからないけれど、イメージできることは大切なので、この先くじけることがあってもビジョンボードやnoteを読んで、自分を奮い立たせていければいいな。

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