子どもの血液型、知らなくても大丈夫?緊急時など困る場面はない?
お子さんの血液型、ご存じですか?「もちろん知っている」という人もいれば、逆に「いまだに知らない」という人も多いのではないでしょうか。
我が家にも7歳の娘がいますが、まだ血液型を知りません。というより、最近では知らない親の方が増えているようです。我が子の血液型、本当に知らないままでも大丈夫でしょうか?今回はそんな疑問について解説します。
<このnoteは『COTETE Labo』掲載記事です>
子どもの血液型は知らなくてもOK
結論から言うと、子どもの血液型は知らなくても問題ありません。以前は赤ちゃんが産まれてすぐに調べるのが一般的でしたが、最近では大半の産院で血液型検査をしていないそうです。
その理由は、産まれてすぐの頃は血液型が確定しないから。1歳頃までは検査のたびに結果が違うことも珍しくないようです。私が出産した時にもそう説明を受けました。
「血液型が分からないと、病気やケガなど緊急時に困るのでは?」と心配になるかもしれません。しかし、緊急で輸血が必要になった際も、医師は必ず検査をしてから判断します。自己申告や書類の血液型欄を頼りに輸血をすることはありません。
血液型を知らずに困る場面はある?
血液型が分からなくても、輸血などの緊急時に困ることはありません。しかし、その他に困る場面はないのでしょうか?
例えば私の場合、幼稚園や小学校、習い事などの提出書類に「血液型」の欄がある時には少し困りました。しかし結果的に、空欄のままにしておくか「不明」「?」と記載すれば全く問題ありませんでした。
また最近、子ども同士の会話では、血液型占いが話題になることもあるようです。そのため娘も自分の血液型が気になりはじめたようですが、あくまで興味の範囲内。困っているほどではありません。
そもそも、血液型にこれほど関心があるのは日本人ぐらいでしょう。海外では自分の血液型を知らない人も多く、プライベートな情報であり、タブーな話題と捉えられることもあるようです。
知りたい場合は調べることも可能
それでも知りたい場合は、病院で調べることもできます。保険は適用外(全額自費)となり、検査の相場は3000円程度。我が家がいつもお世話になっているクリニックでは2000円でした。
とはいえ、興味本位だけで子どもに痛い思いをさせるのは少し考えもの。どうしても血液型の情報が必要な場合や、子ども自身が希望する場合以外は、知らないままでも全く問題ありません。
もしくは、16歳になれば献血ができる(※献血の種類ごとに年齢が異なる)ので、そこで自分の血液型を知ることも可能です。誰かの役に立ち、血液型も分かる、そんな機会を待つのもいいかもしれませんね。
さいごに
昭和生まれの私が子どもの頃は、みんな自分の血液型を知っているのが“普通”でしたが、今やそうではありません。そして、世界のスタンダードでもありません。
我が子の血液型を知らなくても、特に困ることはないので安心してください。もしどうしても知りたい場合は、子どもの負担を第一に考えて調べるようにしましょう。
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