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いま私にできるのは、家族を守ること

「今、ゆるく生きていいですか」というタイトルのnoteを、ずっと下書きに入れっぱなしだ。書き進めようとしても、なかなかうまくまとまらない。しっくりくる言葉や結論が見つからない。

新型コロナウイルス関連のニュースが毎日飛び込んでくる。医療従事者はもちろん、全国各地で日々戦っている方々がいる。文字通り、命がけで。

この感染症自体と直接戦うことはなくても、全く影響を受けていない人はいない。身近な話では、保育園や学童保育が休みになり、子供の面倒を見ながら在宅勤務でなんとか必死にやりくりするお母さんたち。

私自身は1週間前のnoteでも書いたように、働き方をシフト(週2勤務+α)しておいたことで、それほど大変な生活にはなっていない。収入は落ちているけれど、毎日をギリギリで生きている状態でもない。

むしろ、このところの私はかなりゆるく生きている。


――ただ、どこか、罪悪感のようなものを抱いてしまう自分がいる。

私は医療従事者にはなれないし、保育の現場を助けることもできないし、生活に必要とされる店舗や物流の業界で今すぐ働くこともできない。

私はずっと家にいて、ネットスーパーやAmazonや楽天のサービスを利用しながら、ゆるく毎日を過ごしている。まじめに外出を自粛して、悪いことはしていないのに、自分の環境や生活を考えると「なんだかごめんなさい」という気持ちが生まれてしまう。

そんなモヤモヤした気持ちで過ごしている中、noteのお題企画「#いま私にできること」の募集が始まった。

私にできることって何だろう、何もできないかもしれない。私の仕事は、直接社会を支えるようなものではないし。

でも…どうだろう。私に今できることは、家族を守ることではないだろうか。夫と娘と私の、ひとまず3人の健康を守ること。せめて3人分は、医療の現場に決して迷惑をかけないということ。

できる限り外出せず、感染リスクを最大限おさえ、清潔な環境に整える。そしてきちんと食事と睡眠をとって、ストレスなくみんな笑顔で過ごす。それが結局、家族単位でできる大切なことなのではないだろうか。

たぶんこれからまだまだ長期戦になる。緊急事態宣言も、5月6日で解除されるとは思えない。しばらくは外出自粛が必要になるだろう。

だから、ゆるくてもいいじゃない。最前線では戦えないし、世の中に役立つ発信も思いつかないけれど、せめて我が家は病院のお世話にならないように努力する。そして人にもうつさない。

結局は、そういう一人ひとりの心がけの積み重ねだと信じている。自分や家族、みんなのために、これからもおうちで過ごすのだ。

それでは、また明日。



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