コーチング初体験。対話を通して気づきがたくさんありました
キャリアに関するもやもやから、今週はじめて「コーチング」というものを受けてみた。
コーチングとは、何かをアドバイスするものではなく、「答えはその人の中にある」という考えのもと、対話を通して目標達成・問題解決をサポートするもの。
私はコーチングを仕事にしている方ともTwitterでつながっているので、なんとなくイメージはできていた。でも、実際に受けてみると思った以上に大きなものが得られたように思う。
今回お願いしたのは、60分のオンラインコーチング(Zoom)。事前の質問も特になかったので、大丈夫かな?1時間で深く話せるのかな?と思っていたけれど、全く問題なく、濃い時間を過ごすことができた。
■もやもやの突破口は、数字で考えること
私が一番印象的だったのは、
「今、仕事と家庭のバランスは何:何ですか?」
と聞かれたこと。この質問にはハッとした。
普段、さんざん「仕事と家庭のバランスが~」と言っているくせに、そのバランスをはっきり数字で考えたことはなかったのだ。あいたたた。
そして、次の質問が続く。
「では、理想のバランスは何:何ですか?」
私の答えは、今は【仕事:家庭=3:7】ぐらい。
でも、理想的には【仕事:家庭=6:4】ぐらいにしたい。
「そのバランスにするには、どうしていけばいいと思いますか?」
なるほど、こういうアプローチで考えていけばいいのか、と勉強になる。そうやって深堀りをしていけば、自分オリジナルの解決方法に辿り着く。引き出してもらわなければ分からないことだった。
■あいまいな言葉の本当の意味
私はコーチング中に「安定」「不安」「自信」という言葉を口にしていた。けれど、
「あなたにとっての『安定』とはどんな状態ですか?」
「『不安』はどうやったらカバーできますか?」
「どうなったら『自信』があると言えますか?」
こんな質問で、私がざっくり使っていた3つの言葉について、正体を明らかにすることができた。
「安定」も「不安」も「自信」も、抽象的で、人によってその中身は全然違うもの。便利な言葉でそれっぽく括ることは簡単でも、そのことで実態が見えづらくなったりするんだな……と痛感する。
“もやもや”というのもまさに抽象的で、本当に踏み込んで解決したいと思うなら、徹底的に「個別具体化」しまくることが大事なんだと知った。
■話すのが苦手でも、話すことに意味がある
私はこうして文字で書くことは得意(好き)な方だけれど、口で話すのは苦手中の苦手。だから、うまく話せるかなぁという思いもありつつ、ドキドキしながら臨んだのが本音だった。
でも、プレゼンではないので、自分の中から言葉(=考え)を引き出すのに話の上手/下手は関係ない。詰まりながらもなんとか探し出した言葉に、すごく大切な本音が表れたりする。
それに、コーチングやカウンセリングをしてくれる相手は、基本的にやさしく傾聴してくれるもの。だから、私みたいな人も思い切って身を任せても大丈夫なんだ!としみじみ感じたのだった。
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具体的な話はここには書けないけれど、私の手帳にはその日に得た気づきのメモでいっぱいになった。コーチングを受けた後は、「アクションを起こしてみてどうだったか」という振り返りを定期的にするといいらしい。
抱えていたもやもやがかなりクリアになったので、これをよいきっかけに、自分の理想とする状態に少しずつ近づけたらと思う。
それでは、また明日。
▼ちなみに、今回私はこのbosyuを通じてコーチングをお願いしました。いろいろな出会いと発見があるので、最近bosyuを覗くのにハマっています。
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