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視点を高くするってどういうこと?

ご無沙汰しております。芦澤ゼミOBの岡野です。

今回は、”マネージャーになると現場から遠く離れ、お客様の声が聞こえなくなる。その時、一体どう未来について語るんだろう?”

ずばり、マネージャーに必要な視点って何?

という疑問をOBのはるさんがぶつけてくれました。


そこで、まずはるさんの現在の状況を紹介してくれました!

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はるさんは、最近大手インターネット企業に転職したばかり。

以前の職場では、数字に厳しくコンプライアンスを軽視する風潮に疑問を抱いていた。

目標管理が厳しすぎて、自身の居場所を作るのに精一杯。

あまりの緊迫状態で自身の仕事が社会にどう繋がっているのかを感じる余裕が無かったのでしょうか、

”成績を上げて褒められたのに、なぜか嬉しくない、力が湧いてこない”

そう気づいた彼女は、思い切って転職。現在のIT企業ではとても生き生きと働いています。

今でもなぜあの会社はあんなに雰囲気が悪かったのかわかりません…。

転職は成功、今はとってもハッピーです。めでたしめでたし〔おしまい〕

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さて、この話、何が足りてなかったかわかりますでしょうか?

こういった話、友人同士で良くしますよね。

私もその話を聞いて、”ほんと、その会社酷いね!”とか、”今の会社は雰囲気良くて、最高じゃん!”とか、そんな反応をしてワイワイ言って終わり。


そんな私たちに、芦澤先生が警告!!


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会社に感じる不満を客観的に分析できるか?

この話を聞いて、私も転職した時のことを思い出した。

私も、会社に不満はあった。

待遇とか組織文化など至極リアルな話も沢山あるのだけど、

何よりも、外向けには”挑戦すべき”と言いながらも、現実には腰が重い部分に疑問を抱いていた。


”なぜ会社は変わるべきだと言いながら、新規事業に本腰を入れないのだろう‥‥?”

”なぜアプリ領域にも進出せねばと言いながら、インフラ事業からシフトしないんだろう…?”

そう疑問に思ったとき、ふと、

”そうか。実際のところ、資源も潤沢で今も昔も困っていない。ビジネス規模が巨大だから、やるとしても何十億とリターンがないと意味が無い。だから、直近この会社はインフラという既存事業の延長線上での取り組みにしか力を入れないだろう”

と気づいた時があった。

その瞬間、規模が小さくてもいいから新しい生み出したいという気持ちを持っている私が、この会社で働く意味を失い、転職を選んだ。


時間軸と空間軸

このepisodeで言いたいのは、

過去、現在、未来と時間軸を変えて物事を見れるようになる事や、

自社、地域、日本、世界、という風に広く考えていく力を養う必要があるという事。

自社の社内での具体的な出来事から一度目を離し、

自社が存在するマーケットの状況、日本経済の状況、更に世界からみた自社の存在意義…と、どんどん視点を広げて分析する。


もし視点を高く持つイメージが湧かない、ということであれば

一度読んでおく事をお勧めの本がこちら!




この本を読むだけで充分に今までの見方が変わるはず。

もしあなたが今の環境に不満を抱いていて、それが慢性的なものになっていたとしたら、一度読んでみてはいかがでしょうか?★


それではまた次回お楽しみに!


横浜市立大学芦澤ゼミ


芦澤先生



記事ライター:岡野 (OB生、IT企業勤務) 















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