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02.移住先を決めるまで

後輩くんと一緒に農業をやると決めたものの、いざ具体的に計画を落とし込もうとすると初手で躓きました。

どこに移住して農業をやるのがベストなのか、皆目見当も付きません。

私と後輩くんが出会ったのが東北の大学だった事もあり、多少の土地勘のある東北地方でやろうとは当初から目途を付けていました。
が、実際にどの県・市町村に移住するかと考え始めると悩みに悩みます。

とりあえず色々な自治体のHPを眺め、気になった市町村をリストアップ。
手当たり次第に担当窓口に電話しました。
「そちらの市町村に移住・新規就農を検討しているのですが・・・」
とお話しますが、前向きな回答を頂ける自治体は殆どありませんでした。
コロナ渦で地方への移住が一種のムーブメントになっていたので、自治体も「またか・・・」と多少辟易していたのかなと感じます。

そんな中でも我々の相談を親身に聞いてくださる自治体もいくつかあり、その中でも最も好感触だったのが今住んでいる町でした。

担当の方と小一時間お電話すると「じゃあ一度お会いしましょうか。」と打ち合わせ出来る事になりました。

移住の段階で暗雲が立ち込めていた私にとっては蜘蛛の糸。
打ち合わせするからには、と意気込んで資料を作りました。

当日、ざっくばらんに我々の展望をお話すると、町が取り組んでいる農業や移住者への支援制度を紹介してくれました。観光資源や大企業もないこの町は、自然を活かして農業で町を興してくと腹を括っているとのこと。

スローライフとしての農業ではなく、ビジネスとして農業をしようと考えている我々は、打ち合わせが終わった時点でここに移住しようと決めました。

これで移住先が決定。
が、一安心したのも束の間、次は居を構えなければなりません。

▼Instagram
https://www.instagram.com/maru_chachauni/


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