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茶埜子尋子
2024年3月20日 19:35
ちぎれた鳥の足が僕を導いてゆく跡をたどってぬかるみにはまっているのも知らずにあの輝きへ生ぬるい痛みも忘れられた傷もぜんぶそのひかりで思い出させて破裂した音きらきらと舞う腐敗した肉これは僕の記憶君の手を汚すぼくの血液のほうが何よりも温かいこと浅ましくなるそれでも僕の頬に流れ落ちた君の涙のほうが温かかったことよ