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コンプレックスや不便さからビジネスは生まれる

こんばんは!
明日はVol.4のサンドイッチカフェ(@浅草橋)がありスイーツ&スープ担当をするので、その準備のかたわらNoteを書いている渚です。

今回は、

いつも、コンプレックスや不便さからビジネスや商品のアイデアは生まれている

ということをお話しできればと思います。

これは私のやってきた&やろうとしていることはもちろん、世の中に生み出されている(特に成功している)事業はすべて共通していることかなと思うので
例を挙げながら話していければと思います。

みんな何かしらのコンプレックスや不便さを抱えて生きている

前提として、みんな必ず何かしらのコンプレックスや不便さを抱えて生きています。

コンプレックスや不便さというのは、顕在意識で意識しているもの(例:太ったから痩せたい、外が暑い、外出が面倒など)がある一方、

当たり前になっているから意識していないけれど実は潜在意識で不便に思っていること(例:テレワークが浸透する前の出勤時間、毎日当たり前に服を選んでいるなど)も存在します。

ですので、もし「今の生活に満足している」という人がいるとしても、それは顕在的な意識で、その時点で感じられるところでそう思っているだけで、
潜在的には絶対何かしら生活や自分自身、環境に対してのコンプレックスや不便さがあり、時代の変化や環境の変化でそのコンプレックスや不便さを感じるようになるのです。

例えば、テレワークが浸透する前は出勤するということに対して何も不満がなかった人も、テレワークが世の中に広まったことで出勤する時間の無駄や不便さを感じるようになったかと思います。

ですので、その時代に合わせて(できたら先を読んで)コンプレックスや不便さが生まれます。それを予想したり調査したりすることが、後述するように新しいビジネスのニーズをつかむのに必要になってくるのだと思います。

コンプレックスや不便さからビジネスは生まれる

そして、前述したコンプレックスや不便さ1つ1つに新しいビジネスや商品アイデアが潜んでいるのです。

「太りたくないけれどたくさん食べたい」という不便さを抱えている私のような人のために『低糖質や低カロリーでお腹いっぱい食べられる食品』が開発され多くの人に購入されていますし、

「外に出ずにご飯を食べたい」という不便さに応えるように『デリバリーサービス』が、そして「最低注文金額があるのが不便だ+デリバリーで頼める店舗が少ない」という不満から『UberEats』などの小口で様々な飲食店からデリバリーができるサービスが生まれています。

つまり、自分自身のコンプレックスや環境に対する不便さを感じるところには、その一つ一つを解決するためのサービスが求められているのです。

コンプレックスや不便さを抱える人の人数=市場の大きさ

そして、その不便さを感じている人の人数によって、その市場の大きさが決まると思います。

例えば、デリバリーの市場はコロナ以前はそこまで大きくなく、”ピザ”や”寿司”みたいな特別な日にちょっと豪華に頼んだり、パーティーで出す程度の市場でした。
それは、外食に行くことが面倒だったり不便に感じている人が以前は少なかったからです。

しかし、コロナの感染拡大によって「色んなお店の外食を食べたいけど密になるのが心配、テレワークで外出するのが面倒」という不便さを抱える人が急増したことで、デリバリーの市場が急激に拡大しました。

つまり、コロナによって不便さを感じる人が増えたことで、その市場も大きくなったということです。

デリバリーに関しては”感染拡大”という原因ですが、”科学技術の進歩による当たり前にできることの範囲拡大”や、”食料が豊富になったことで、食糧不足への心配ではなく肥満の心配の増加”などが原因になり、
そのコンプレックスや不便さを抱える人数が増減します。

このように、不便さを抱える人数=市場の大きさ、になっていることが多いと思います。

コンプレックスや不便さを抱えている人が多いビジネスを考える

そしてビジネスを考えるうえで私が意識していることは、
1.解決すべきコンプレックスや不便さを抱えている人が確実に存在している
2.その人数が将来減少しない、または増加する

という条件を満たしているかです。

1に関しては、私自身のコンプレックスや不便さを解決するサービスを作ることで条件を満たしています。
つまり、「自分自身が欲しいと思えるサービスだったら、欲しいと思う人は少なくともゼロではなく存在している」ということです。

だって、考えることってみんな基本は一緒じゃないですか?
自分自身しか思いついていないことなんてないし、誰かが思ったら他の誰かも絶対に思っているものです。
日本人だけでも1億人以上いるのに、自分しか考えたことのないことなんてほっとんどありません(大人数いるかどうかは別として)。

ですので自分自身が欲しいと思うサービスや商品は、他の誰かも必ず欲しているものだと思っています。

以前やっていたシェアキッチンも、自分自身が「お店を持ちたいけどテナントを契約してかかる初期+ランニングのコストは抱えきれない」という不便さがあり、それを解決するための「シェアキッチン」という事業を始めました。

案の定、自分のようなニーズは多く存在していましたし、シェアキッチンに関しては時代にも偶然?当たっていて予想以上の市場が存在していました。


2に関しては、ちょっと難しいですが極力市場が縮小するサービスは避けたいよね、ということです。

例えば、現在”所有したい”というニーズ(レンタルへの不便さ)が減少している中で、ローンのサービスをしたりするのはリスクがあるよね、という感じです。(いい例がなかなか思いつかずすみません)

以上より、今だけでなく将来増加するであろう不便さやコンプレックスを予想できれば、先進的なサービスをヒットさせ市場を取っていくことができるのではと思います。

私の「低糖質ナン」の例について

ちなみに、私が今作ろうとしている「低糖質ナン」に関していうと、

1.不便さ=「ナンカレーやナンが大好きなのに、ナンの糖質が高くて思いっきり食べられない」という不便さ(自分が常に思っていること)

2.解決方法=「低糖質なナンを作ることで、ダイエットや糖質制限中の方でも思いっきり食べられる、むしろ食べることで健康になるナンを作る」

という流れです。
ちなみに1の不満を感じている、もしくは潜在意識で感じている人がどれくらいいるのかの調査が難しい+その不便さを感じている人にどうアプローチできるのか検討中なので、
この商品を作って成功するのかどうか、まだ不明な状況です(笑)

まあただ自分自身や自分の周りでは少なくともそのように思っている人がある程度いるので、
まだ世の中にあるであろう低糖質ナンのニーズ(ナンを食べたいけど太るのが嫌だと不便を感じる人数)を、ポップアップカフェなどで探っていこうと思っています。

まとめ

ということで、今回の記事をまとめると、

・世の中にあるコンプレックスや不便さ一つ一つ、それぞれの解決方法がビジネスになり得る

・コンプレックスや不便さを抱える人の人数=そのビジネスの市場の大きさである

・ビジネスを考えるうえでは、コンプレックスや不便さを抱える人が確実にいる+将来その人数が増加する(少なくとも保持される)市場を狙うようにしている

という感じですね!
言葉足らずでわからないこともあると思いますが、すこしでも私の考えが伝わると幸いです。

また、上記で書いたように低糖質ナンのニーズを探るため、8月22日(日)にポップアップカフェを奥渋で開きますので、
ぜひぜひご興味ある方は来てみてくれたらうれしいです!!(もし来られる方はお取り置きしますのでお声かけしてくれると嬉しいです)

ではでは明日の準備があるのでこの辺で♪

お読みいただきありがとうございました!!
暑いので皆さんご自愛ください😊


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