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11/03収録後記「文化祭から始まる?」(こまつ🌵)

放送で話した文化祭の思い出は、高校3年生の時の話になります。
声優やってみたいなぁと、将来のことを漠然と考えていた時期でした。
やれるわけないか……、でもやってみないと分からないし……、などと悶えていました。

そんな時、他のクラスの子に「有志で集まって一緒にお芝居やらない?」と誘われて。
お芝居が経験できる!と、これ幸いに即参加を決めたのでした。
夏休みにも学校に集まって稽古して、大道具作って……楽しかったなぁ……。
う~ん、あ~……、具体的に思い出せないけど。まぁ相当前だしなぁ……。
あ、アイスは食べたな~。
今の自分から見たら、拙い芝居作りだったんだろうけど、みんなで本番に向けて、ガンバったあの時間は、


紛れもなく僕の青春でした。


……クサイクサイ!!ちょっと書いてみたかっただけだけど、背中モゾモゾするよ!

……ま、それはともかく。

あの時の、初舞台の記憶で鮮烈に覚えていることがあります。
本番中に観た、舞台上から客席を見た景色です。
いや、客席の明かりは落とされているので、真っ暗闇なんですけどね。
でも逆に舞台上しか明かりがなくて、世界がここだけになったような……、暗闇に吸い込まれてしまうような……、この空間で僕は生きている!みたいな不思議な感覚でした。

その後声優の勉強もしましたが、結局今現在、舞台の芝居が中心になっているのは、この時の感覚が忘れられないからなんだと思い返しました。

「やってみなくちゃ分からない、大科学実験」なんて番組ありましたけど、まさに、あの時、友達に誘われて芝居をやってみたから、今があると思えます。
やってみてダメだこりゃ!みたいなこともありますけど、それも、やってみなくちゃ分からないのです。


はてさて、来年1月、うちの劇団で舞台をやります。また文化祭が始まります。やってみなくちゃ分からないですが、面白くなるようがんばります。


まだまだ続くよ、芝居の道はどこまでも。

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