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'ちょうどいい年'から1年が経つ

ちょうどいい年といわれた21歳。

「かく」という目標を掲げた。

21の目標「かく|書く、描く、踠く」

翌日、後輩からハイボールのポスターの写真が送られてきた。

お好きでしょ。角ハイボール。

苦手なりに書いたと思う。
頭が痛くなるくらい考えて紡ぎ出した文章たちは、口に出して愛おしくなるもの。少し背伸びをしていて、大人っぽいの。
その場で咄嗟に繋げていった文章たちは、あとから読むとむずむずする。でも荒々しさ、初々しさは、そのときのわたしそのもの。

学生団体イベント「自分-ひとり-ごと」
このために紡がれた言葉、この場で紡がれた言葉
秋学期マンツーマン授業
つらつらメモ
スペイン語

あんまり描いてない。
必要に駆られて、頭を整理するために描いた。
わたしの気持ちを乗せて誰かにと届けるために描いた。
足りてない。こつこつ積み上げていかないと。

授業最終課題
ゼミ
ゼミ
友人へのホリデーカード

踠いていた。というより、馳けていた、といいたい。
踠く、は事態をなんとかしようとあせり、苛立つこと。
踠いていたときも確かにあったけど、苛立ちよりも楽しみがいつでも勝っていた。
いつもおいしいご飯と一緒だったから、苦しみはぽいっとどこかにやることができていた。
21歳前半、あっちこっちと誰かと駆け回っていた。
21歳後半、自分一人で初めこそおぼつかない足で駆けていた。

誕生日翌日朝ごはん-泊まり明けのゼミ
お茶とみかん-授業のあいま
オレンジジュース-作業荷物背負ったバス
ホットサンド-朝日と雨、そのあと大学
みんなのおにぎり-居残りゼミ作業
かぼちゃのニョッキ-久々の家族みんなでお家ご飯
おにぎり-通い詰めた教習所
こういう時もあった
広島焼き-尾道倉敷旅
ビーフシチュー-おばあちゃんのお家
行ってきます
幸せ夜ご飯-出発前夜のお家
カナダ中華-留学中の後輩と爆語り
メキシコで初朝ごはん-スペイン語と格闘
初、自作ケサディーヤ-自分からメキシコに歩み寄る
メキシコで和食づくり-ないない、と嘆く代わりに
手作り餃子-語学学校ホームステイ終了
揚げ寿司-日本風料理
手作りモレ-半日奮闘
卵お茶漬けスープ-心身絶不調
スイカと塩-熱中症
セビーチェ-ペルーが美食の街だと実感できた瞬間
ドミトリーでの朝ごはん-野菜は別に買って来て心身の機嫌をとる
肉じゃが-アンデスの奥地
野菜炒め-ボリビアのお母さん

22の目標「じんわりと咲く」
たくさんの愛と優しさと知識といろいろと、じっくり向き合って、美しく咲かせたい。

なにかががらっと変わるわけではないし、変わっちゃいけない気がする。
振り返って、いらないものは手放し、足りないものは付け足す。
駆けまわるなかで取ってきたり、もらったり、付いてきたりしたあらゆるものを、自分の栄養にして、向き合う。いい場所に、いい形で、いい色に、美しく咲かせたい。「いい」の判断を研ぎ澄ませて、焦ることなく、でも確実に。

@Uyuni, Bolivia

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