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256フェス参加しました

あまりtwitterやっていないのですが、たまたま見てみたら面白いイベントやっていたので参加しました。完成品はこんな感じです。動くと結構かわいいです。

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256フェスはローポリゴンと呼ばれる少ないカクカクしたポリゴン表現で作品を作るイベントです。
ポリゴン数が少なくてもカクカク見せないテクニックや画像を活用して高度な表現をしたり皆、制限の中で楽しんでいるみたいです。僕はカクカクをデザインとみなして、画像は使わない作品にしました。
詳細は下記リンクから見てみてください。


本当は作業動画全部取っていたのでアップしようと思ったのですが、なんと録画失敗していたので成果物のみ紹介していきます。。

制作の準備

まずはどんなものにするかアイディアスケッチを書きました。
左上の方に文字でのメモがありますが、SDキャラというデフォルメキャラを作るにあたって基準として等身をどれくらいにするかメモをしています。(今回はあまり意味がないw)

何種類かアイディアが出てきたら、最終的にしっくりくるものを選んで3DCGの作業を開始していきました。
スケッチは iPad mini で procreate というアプリを使って描いていて、作業工程がタイムラプス動画として残せるのでtwitterにアップしたリンク張ります。(なんでかnoteにアップ出来なかったので・・・)

最終決定稿というよりは割とイメージスケッチ的に大体の雰囲気を描いていき、モデルをいじりながら調整もしています。


モデリング作業

制作動画の録画が失敗していたので区切り事になりますが
モデルの初稿はこんな感じ・・・

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なんか物足りない感がすごいw
ちなみに256ポリゴンだと思っていたのに3角形計算じゃなかったので、ここから最終調整で大体ポリゴン数が半分になりました。

モデルの調整

先ほどの初稿から256ポリゴンに収めつつ制約の中でバランス調整
出来上がった改良版がこちら。

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ちょこちょこバランス調整もしているけれど、そぎ落とすという作業のおかげで無駄の無いデザインに近づいた気がします。
比較するとわかりやすい!?( かな?)

モデリング調整比較


動かせるようにする①

『 折角モデリング(キャラの形作り)をしたので動かしたい!』

と思ったので

こんな感じに最終的に動かす為の設定の為に、T字のポーズに調整をしました。(といっても手の位置をちょっと回転しただけです・・・)

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動かせるようにする②

モデリングの方で動かせる設定をするための準備(T字にしたやつ)がおわったので、今度は形から離れて、動かせる具体的な作業をします。

準備は次の2つ
  ① 形と動きの橋渡しをする設定(人間でいう骨を入れる)
  ② 動きを入れて変なところがないかチェックする

この②つを一気に出来る便利なサービスが
mixamo という adobe の自動セットアップサービスです!
今回はログインなどは解説しませんが、モデルをインポートをして以下の位置をドラッグで調整するだけで本の1・2分で設定作業が完了します。
(あご、ひじ、手首、ひざ、腰の位置を教えてあげるだけ!)

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キャラクターの関節の位置を教えてあげるだけでキャラクターを動かす為の設定は終了です!(めっちゃ簡単!)


動きをつける

キャラクターを動かす設定が終わったら
次は画面の左側にあるアニメーションをクリックするだけで自動で動きを確認する事が出来ます!(mixamo便利すぎるね・・・)

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僅か5分程度でモデリングしたキャラクターが動くところまでの作業が完了しました。初心者がちょっと動かしてみたい場合は mixamo はとても便利な無料サービスなので覚えておくと楽しくキャラクターを作れると思います!


作品として完成させる

残念ながらmixamoでは素敵な見た目までは作ってくれません。
mixamoでアニメーションまで設定が終わったら
一旦エクスポートをして再びBlenderでライティングやレンダリングと呼ばれる絵作りの作業を行います。
(今回はモデルのテイストに合わせてシンプルな見た目に統一しました。)

出来上がった映像がこんな感じ!
動くとよりキャラクターの魅力が出てくるので良いです。

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今回はBlenderというソフトを使ってモデリングしていますが、基本モデリングで 3 0 分ほど、調整や設定で 6 0 ~ 1 2 0 分 ほどの作業時間でした。

ローポリゴンは奥が深くて面白いので、またチャレンジしたいと思っています。ちょっとしたメイキング紹介になりますが、気軽に質問や意見書いてください~

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