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「フードロス削減アイデアコンテスト」募集中!~高校生・高等専門学校生対象~

※7/16 募集期間等が延長されました!
■主な変更点
 ・応募期間の延長(8月末まで)
 ・オンライン説明/質問会(日程調整中)
フライヤーおよび募集要項のダウンロード用データを修正しています。
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フードロス削減コンソーシアムおよびチャレンジフィールド北海道では、次世代を担う高校生や高等専門学校生を対象とし、北海道大学が開発したプラチナ触媒による保存技術を活用したフードロス削減のアイデアを募集します!

フライヤーイメージ


フードロス削減コンソーシアムとは?

2020年9月、北海道大学、北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)、北海道立総合研究機構、セコマグループは、プラチナ触媒を用いた食品の鮮度保持技術を活用し、生産から流通、販売における食品廃棄物の課題解決を目指してフードロス削減コンソーシアムを設立しました。

本コンソーシアムの基盤となるのは、北海道大学触媒科学研究所の福岡淳教授らが開発した低温環境下(0℃)でエチレンを完全酸化するプラチナ触媒の技術です。
エチレンは、野菜や果物から発生し、熟成や腐敗を促進する植物ホルモンの一つです。プラチナ触媒でエチレンガスを酸化させ除去することにより、野菜などの鮮度保持につながります。このプラチナ触媒の技術は、2013年に論文で発表され、家庭用冷蔵庫などにも利用されています。


募集するアイデア

プラチナ触媒を活用したフードロス削減のアイデアを募集します。アイデアの対象は、農林水産業の生産物(花き等の園芸作物を含む)、食料品全般とします。


応募資格

北海道内の高等学校又は高等専門学校に在学する生徒のグループ。
なお、高等専門学校にあっては、3年生までを中心とするグループとします。

募集要項・応募様式

募集要項・応募様式はこちらからダウンロードしてください。


応募様式受付期間

令和3年6月23日(水)~令和3年8月末日


オンライン説明/質問会

日程調整中

応募様式提出先・問い合わせ先

ノーステック財団 産学連携支援部 清水
📞011-708-6536 / 📧 no-foodloss.challenge@noastec.jp

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日本のフードロスは年間600万トンにも及びます。
その内訳は、外食産業や工場等から出る「事業系」が324万トン、「家庭系」が276万トンです。
一方、世界では9人に1人が飢餓に苦しんでいるとされています。この不均衡は、SDGsの観点から考えて(普通に考えてみたって)おかしなことです。

こうした問題は様々な事情が複雑に絡み合って発生しているため、誰かひとりが魔法のような解決策を考案できるわけではありません。特に「食」は生きる人すべてに関わる問題ですから、みんなが自分ごととして考え、行動することが大切です。
今回は若い世代の高校生や高等専門学生を対象としたコンテストを開催し、大学の技術を活用した解決方法についていろいろなアイデアを提案していただきたいと思います。同時に私たち大人世代も、こうした若い方をどう支えられるか、次の世代に対してどんな世の中を残していくのか、考え続けなければいけないと思います。

みなさんのご応募、お待ちしています!(和田)




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