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ものづくりは、人づくり ~室蘭工業大学の研究を撮る➁~

チャレンジフィールド北海道は、産と学が連携を超えた「融合」をすることによって、北海道の課題解決に取り組むプロジェクトです。
今、チャレンジフィールド北海道では、道内の大学や国研が主導し、様々な社会課題解決のための「推進計画」が16件進行中です。

そのうちの1件が、室蘭工業大学の「高付加価値鋼材の資源循環型サスティナブル未来素材供給基地形成」。
(推進計画詳細はこちら

研究代表者は、室蘭工業大学の清水先生です。清水先生は、鋳物のスペシャリスト。高付加価値な鋳物の研究はもちろん、鋳物をはじめとする「ものづくり」業界全体を持続的に支えるしくみづくりに奔走されています。
そのためにはまず人材育成を大切にされており、室蘭工業大学に「ものづくり基盤センター」を設立、実習や実験を通じた即戦力人材の育成や、小中高校生への出前授業を通じたものづくりの楽しさを伝える活動をされています。

また鋳物産業を支えるのはほとんどが中小企業であることから、中小企業のかかえる人材不足や製造力不足などを補うことのできる「鋳物シンジケート」を考案。仲間を増やすことで苦境を乗り越えるしくみを作っています。さらにはサスティナブルな鉄鋼業をめざし、リサイクル原料の活用方法についても研究されています。

こう書くだけで、清水先生のアグレッシブさが伝わるのではないでしょうか!先生の勢い、その熱をいろいろな方に知っていただきたい!そんなわけで清水先生の研究を紹介する動画をつくるため、室蘭工業大学にお邪魔してきました。
まずは清水先生にインタビュー。先生、ビシッと決めたスーツがめちゃかっこいいです。

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さっとオリジナルジャケットをはおって、学生さんへの指導。

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先生の研究室にお邪魔しましたが、様々な機器ずらりと並んでいました。中には車があっさり買えてしまうほどのものもあるのだとか。
学生さんが機器の説明をわかりやすくしてくれました。

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清水先生は、様々な課題に対して自ら動き、周りを巻き込み、解決に向けて取り組まれています。
多くの方を巻き込んでの活動は、決してその道は平たんではないはずです。それを熱意と発想力でさっそうと取り組まれている姿に、「私もがんばらなくちゃ」という気持ちに自然となりました。

先生のサイン入り著書をいただきました!その名も『鋼のごとく』。『熱いうちに打て』もあります。担当内で読ませていただいています。

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動画はただいま編集中です!出来上がりをお楽しみに~。

(和田)

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