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僕は君の「熱」に投資しよう

挑発、挑発、また挑発

とにかく、、、、悔しいっ!。

この本を読み終わって、はじめに湧き上がってきた感情だ。(このnoteは、ANRIの影響を強く受けた文章になっており、お熱いのでご注意下さい)

著者であるベンチャーキャピタリストの佐俣アンリさんは、とにかく発破をかけ、叱咤激励し、「これでもか、これでもかぁああ」と挑発してくる。

君はかならず、成功する

二の足を踏む人たちに、「誰でも思いつきそうなアイデアから始める」ことをすすめ、次に「まず規模を100倍にしろ」という。

渋谷のオフィスに弁当を届ける事業をする若者たちにも投資をした。彼らは弁当屋を諦めてコスプレダンサーになって路頭に迷い、マンションの貸し出し事業は民泊問題で燃え尽きた。それでも彼らは諦めず、京都のゲストハウスを貸し出すビジネス「宿ルKYOTO」を始め、今も規模を拡大しているらしい。

とにかく暴走したように動き回って、大きな規模へ挑戦することで、事業が良くなり、規模が「バカ」を起業家にするというのだ。(行動力のない秀才は、行動力あるバカには、起業家として劣っている)

僕は君に「べつに起業しろって言いたいわけじゃない」と言った。
今はどうだ?ちょっとやってみたくなったんじゃないか?

・・・悔しいっ。けど、まんまとのせられてしまいつつある自分がいる。。

お菓子のような成功の循環

CAMPFIRE、BASE、MERY、ズボラ旅。
どこかで一度は聞いたことのあるスタートアップも、EastVenture時代に当時の投資先を集めたオフィスが震源となって、ぼこすこ生まれ、ガンガン成長していった。

ちょっと背伸びして隣の机を覗き込んだり、耳を澄ますだけで、起業の成功者の世界観を垣間見ることができるわけだ。人の雇い方や資金調達の方法、事業の伸ばし方などのさまざまなアイデアやノウハウが、まるでお菓子を配るみたいにオフィスの中を循環していた。

そんなとこにいたら嫌でも挑戦したくなるし、卒業していくライバルの姿をみて、負けらてられない!って投資が否が応でも出てきてしまうことは間違いない。

人は「場所」でしか変われない、と彼はいう。大企業がスタートアップに社員を送り出す『レンタル移籍』というプログラムが普及してきているのも、逃げ場のない、言い訳できない「場所」に環境を変えることが、人を変えるのだ、という1つの証明になりつつある。(私も、たまたま事務局として関わっているので、こっそり宣伝)

熱はうつる。熱は火になり炎になり、ちょっとした風がふいたら、さらに負けじと大きくなっていく。

負けてたまるか

君も、僕も、起業家やベンチャーキャピタリスト、ビジネスパーソンとして生き、人生で使うことのできる時間は限られている。
その時間のなかで、君は何を望む?
僕は、世界で戦うベンチャーキャピタリストになりたいと望み続け、今を生きている。

10兆円規模のファンドを運営する孫正義を「正義山(まさよしざん)」と敬意を込めてよび、本気で立ち向かおうとするANRIの未来に共感したのか、2018年2019年と、ANRIに参画する投資家は着実に増えているようだ。(確かに、この本読んだら惚れてしまう気持ちもわかるし、HPもかっこいい)

ALSを治したい、という研究者がいる。
ドローンを本気で事業にしたい、という信念をもつ起業家がいる。
量子コンピュータの未来を切り開く、大学発スタートアップがいる。

彼らには、『 熱の化身 』のようなANRIがついている。

遠目にみているだけでいい立場なら、「威勢のいいやつがいるなぁ」で済む話かもしれないが、大企業の新規事業担当として同じようにこれからの新しい未来をつくる責任のある同世代としては、そんなこといっていられない。

負けたくない。負けないずぉおーーーー!!!
(といいつつANRI御一行様には、いつか社内講演に来てほしい)


・・・暑苦しさMAXになってしまい、失礼いたしました(普段は冷静沈着、温厚平和な人間なので、恥ずかしい限り。。)
ここまで読んでくださり、有難うございました!もし、あなたも新規事業担当の1人だったりしたら、ぜひ負けじと熱をもって暴走しましょう!


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