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コールリーダーチャリティミーティング

二〇二四年のJリーグ開幕がヒタヒタとぼくの元へやってきている。
周年記念の年はセレッソ大阪にとって不吉なサインでもある。
一〇年おきの地獄さながらの世界がやってくるのか。
それともセレッソ大阪サポーターにとっての至福のときが訪れるのか。
何とも言えないこの開幕の足音がぼくは苦手なのである。

だからと言って、なんもしないわけにはいかない。
なので、コールリーダーチャリティミーティングなるものを催した。
これは先の能登半島地震のチャリティイベントでもある。
ところで、
毎週のSpace連絡用に作ったLINEグループが存在する。
早速LINEグループ「コールリーダーウダウダ」にメッセージを入れた。
「二七日にチャリティイベントどう?」
「二七日オッケー(スタンプ)」
「二七日オッケー(スタンプ)」
なんてことはない。たった、さん吹き出しで開催が決定した。
昔やったら絶対、電話して、つながらなくて、ってなってたであろう。
なんと便利な世の中なんやー。ぼくは最先端テクノロジーに感謝した。

何はともあれ、チャリティミーティングは大いに盛り上がった。
普段のSpaceだと、どうしても一方通行になってしまう。
でも、双方向というかインタラクティブというか、
会話のキャッチボールができるのはリアルだからこその醍醐味だ。
途中からは質問タイムとかセレッソガールの飛び入り参加とか、
とにかく色んな人を巻き込んでのイベントやったと思う。
セレッソ大阪のサポーターはほんまにあたたかい人が多い。
ただのあんちゃんであるコールリーダーにすら優しさのおもてなしだ。
三〇年でたぶん七人くらいはいるであろうコールリーダー。
受け継がれて、受け継がれて、今があるんやなあと感慨深くなる。
今の若者は、おじさんが昔話をしたら引くとか言われているけど、
歴史が伝わるっていうのはやっぱりありがたい話やなって思う。
一〇〇年経ってコールリーダーも四、五十人になったりして、
「セレッソ大阪のコールリーダーって代々受け継がれてるんやって」
とか国譲りレベルの伝説の域に達したりしたらどないしよー。
そんなアホなことを帰りの新幹線のなかで妄想してしまった。

Spaceでは四五分プラスアディショナルで終えるように努力している。
だが、
「今回は前後半プラス延長戦プラスPK戦くらいの時間で・・・」
というぼくの希望的観測は実態がはるかに超えていってしまった。
丸々二試合分の時間を要したことはここだけの話しにしておきたい。
これからは半年に一回くらいのペースでリアル開催ができたらな。
多くのセレッソ大阪サポーターと再び語り合えたらと素直に思う。

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