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粉をふく乾燥肌

今の時期、肌の乾燥やかゆみはありませんか?

お顔だけではなく、着替えると白い粉が舞うという方も。
白い粉は、角層細胞です。


私たちの肌は表皮・真皮・その下の組織の3層で構成されています。

表皮の最も外側が「角質層」です。

その角層細胞がめくれあがり、白く粉を吹く状態が、粉ふき肌です。


通常は、角質層は角質が積み重なれるように形成され、角質と角質の間にはセラミドがあります。

そのため肌は内部の水分を保持でき、外部からの刺激からも守ってくれるバリア機能が備わっています。

角質は、表皮の基底層で生み出され、表面まで上がってきますが、

角質が十分に育たないとターンオーバーで剥がれ落ちにくく、肌に残ってしまいます。

外部からの刺激によって、この角質がめくれてしまうことで、粉がふくことに。


粉をふく状態になると、かゆみが発生したり、湿疹や水ぶくれができたりします。

バリア機能が落ちているため、さらに外部からの刺激にも弱くなります。

ゴシゴシこすって洗ったり、刺激のある洗顔料やボディソープは厳禁。

ふわふわの泡でやさしく洗ってください。


保湿は思っている以上にしっかりと。

化粧水はたっぷりと使い、水分を肌の奥へと浸透させます。

ビタミンEオイルはその後使ってください。

オイルを一度手になじませたら、再度手のひらにとって、やさしく手を当てて吸収させます。

粉をふいている部分は、一度吸収したなと思っても、吸収が遅くなるまで何度も上からなじませます。

このとき、できるだけ手を動かさず、手を当てたままキープ。

そのうえからジェルやクリームを塗っておくと、より効果がアップします。


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