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【第一志望校合格への道6️⃣】🌸受験生必読 🌸受験指導者必読 🌸受験指導のプロによる戦略書【無料公開中!】

これまで何度も話してきた通り、
努力だけでは合格できません。
努力することは受験生なら当たり前です。

合格するためには
受験に関するあらゆることに対して
正しい戦略を立てる必要があります。
戦略無くして、合格はあり得ません。

では、なぜそこまで戦略にこだわるのか、
そのように考えるようになった理由を
今回は話したいと思います。
第6回でありながら、
第0回のような内容になるかもしれません。

ぜひこの考え方を意識して
今後の受験勉強に取り組んでください。

第6回
【『質』vs『量』に終止符を打つ 】

勉強に限らず、努力が関係する場面で
人間は2つに分かれることが多い。

①【量より質が大事】派
ただがむしゃらに努力してもダメだと考え、
努力の質を重視するタイプです。
スポーツなどのあらゆる場面においても
努力や練習の『質』を重視する傾向は
年々高まっています。

②【質より量が大事】派
体育会系という表現をすると
イメージがしやすいでしょう。
とにかくたくさんの量をこなし
実力を上げようとするタイプです。
前時代的な努力のようですが
生支援的にもタフでなければ
決してできないスタイルです。

この2つは対局の理論であり、
多くの人はどちらかに当てはまります。
みなさんはどちらのタイプですか?

ぼくはどちらかというと②でした。
①の方がスマートでかっこいいと
憧れていた気がします。

しかし、ぼくは受験指導をする身となり
この2つについて再考しました。

この2つのどちらが正義か、
ぼくの結論はこうです。

【質の高い努力の量を増やせばいい】

考えてみるとあまりにも当たり前の結論です。
でもこの考え方をしている人は
①②に比べると少ないはずです。

ここからは勉強と成績に焦点化して
具体的に話していきます。

まず以前のぼくや多くの受験生のもつイメージは
次のようなものかと思います。

縦軸が成績で、
横軸が勉強時間です。

横軸の勉強時間を増やすほど
成績は右肩上がりに成長するという
イメージです。

でも残念ながら、
成績は比例のグラフのように
右肩上がりにはいきません。

では次に、現在のぼくが考えるイメージは
このようなものです。

縦軸が勉強の『質』で、
横軸が勉強の量です。

そしてこの2つよってできた
長方形の面積を【努力の成果】と考えます。

この話を受験生にすると
全員がハッというような表情をします。
ぼく自身もこの考え方にたどり着いたときには
なんでこんな単純なことに
気づけなかったのだろうと思いました。

質と量を独立したものとして扱うと
どちらを重視するべきかという話に
なりかねません。

しかし、結果を出すためには
どちらの要素も不可欠なのは、
薄々みんなわかっているのです。

そしてそれを具現化したのが
この長方形の面積です。

質と量は『vs』の関係ではなく
『×(かけ算)』の関係だと捉えるのです。

この2つがかけ算である証明は
至ってシンプルです。
もし、質が0の努力量を増やしても
結果は出ません。

サッカーボールを毎日蹴り続けた結果、
野球選手になれますか?
極端な例かもしれませんが
野球選手という目標に対して
サッカーというのは質が0の努力です。

逆の場合ではどうでしょうか。
もし、量が0だった場合…
これは具体例を出さなくても
わかりますね。

野球選手になるための
スーパーな練習を考えても
家でポテチを食べて寝てるだけでは
野球選手にはなれませんよね。

このように考えると
質と量はかけ算の関係だと考えるのは
妥当なことなのです。

あえて厳しいことを言うならば
①の人は多くの努力を拒絶しているだけで、
②の人は考えたくないだけなのです。

合格という結果を出したければ、
質と量の両方を追い求めること
重要なのです。

受験勉強における質を上げる方法は
これまでの記事の中でも扱ってきました。
今回の話を聞いて、
質と量のどちらもが大切だということに
気づけたのなら大きな成長です。

自分の勉強を一度振り返り、
面積がどのようになっているか
考えてみてください。

そして、面積をどんどん大きくできるような
努力を始めてください。

困ったときはいつでも相談してください。
どんな悩みにも寄り添い、
ともに考えます。
(無料公開のため非公開)@gmail.com

ではまた🤙

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