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継続的にアウトプットする技術:読了

技術書博で買ったこの本もやっと読み終えることができました。
いやぁ、本を読むスピードの遅いこと遅いこと、なかなか読むタイミングを生み出せずにズルズルと2月になってましたわ・・・。
読書感想文は苦手なんですが、一先ず無事に読み終えることができたので、やはり感想文は残しておきたいなと思います。

TwitterのメインアカウントはTwitPaneに変えました

SNSをやっているとついつい周りの反応が気になるものですが、Twitterは特に依存性の高さの面で物事の集中を妨げる筆頭選手と言っても良いですね。
なんでかわからないけど、2018年以志向降、色んなグループチャットに参加させられたりタイムラインが荒れるようになったりで大変になりました。
特にTwitterの公式アプリは通知の嵐になるわで、なんかこう、色々対応させられることに追われてた気がするんですよね。
さて、本書で触れられた内容に関して考えさせられるのが「一日で意志決定できる総量が決まっている」って言う事です。例えばTwitter通知に「反応」することには意志を使ってないのですけども、Twitter通知に反応するという一種のルーチン作業は確かに思考力を奪われるんですね。これはマズい。
そこで思い切って本アカウントでは使用するアプリを変えました。TwitPaneというアプリで、コイツはグルチャができません。一応、肝心な人とのグループチャットは影武者アカウントで関わりを持ってますから、本アカウントでのグループチャットはもう止そうと思ったわけですね。
また、公式アプリと違って通知も飛んできませんので、作業回帰の為に使う意志力は減ったと思います。

グルコースの力恐るべし

この本で一番印象に残ったのが、朝と夕、食前と食後で裁判の判事の出す結論が大きく変わったことでしょうか。
仮釈放される確率は午前中よりも午後、それも遅い時間になるほど低くなって、食前(空腹時)と食後(満腹時)では食後の方が仮釈放率が高くなる。
特に満腹時に仮釈放率が高くなるのはブドウ糖の力が関わっているというのが、ある意味で発見です。
そう言えば自分もカフェで作業するとき、やっぱり食べてから作業開始しますもんね・・・・。
一旦食べることで意志力を回復していると、それは作業に取り掛かりやすいし、移動時間も電車で座れれば必ず寝るので、寝て起きた後はやっぱり何か行動もやりやすいですね・・・。

何かを続けるには習慣化が大事

昔livedoorブログで3年間の間に1000記事書くなんて作業をやってましたね。
「とにかくどんなネタでも良いから毎日書く」を自分の中に義務付けていました。まぁ毎日書く中で純粋なアフィリエイト記事もあれば、何故かアイマスの考察を書いたなんて「全く纏まりのないブログ」になってましたが、それでも「毎日書き続ける」ということは習慣化していたので、今もアウトプットをするということはできているわけですね。ある意味でアウトプットは『歯磨き』と同じです。みんな歯磨きは毎日するでしょ?
技術系同人誌イベントでアウトプットに関する本を読むのはこれが3冊目くらいですが、どれも「習慣化が早道」というスタンスは共通していますね。

アウトプットの継続で本業の成果(?)も伸ばせる

ところで「アウトプットを続けてどんなメリットがあるねん?」って人は結構多いんじゃないかなって感じはしますね。エンジニアはもうプログラムを書く(アウトプットする)のが仕事なんで、その重要性は理解できると思うんですが、ITでも非エンジニア層はあんまり重要性は知ってないです。
っていうか運用職は意識低い系多いですし、そもそも「会社と家の往復しかしてませんぜ☺」て人が少なくないんだけど・・・。
それでもアウトプットするのに慣れて良かったと思う場面はあるわけで、それが『報告書』と『手順書』です。
システム運用の仕事は営業ほどでは無いんですが、やっぱりクライアントとの接点は多いです。障害が起きた(起こした)時に書くのは報告書(という名の実質顛末書)、手順を可視化するために書いてる運用設計書。こうしたドキュメント仕事はシステム運用では結構発生します。まして客先常駐なんてやってますと(てかSIerは客先常駐やフィールドエンジニア業務が多い)スパイ活動も業務の内です(割とマジで)。
で、アウトプットのスキルを上げることで、報告書の質が良くなったり、手順書に起こす作業の面倒度がグッと下がります。スパイ活動(苦笑)で得た顧客要望を本社に送って新たなソリューションを提供するにも、アウトプット力は重宝します。諜報だけに(寒)
と、まぁ技術同人イベントで頒布されている本はエンジニア向けの本が多いですが、モチベーションに関わる本は非エンジニアにも読めるので、次の技術書典は2月29日と3月1日でしたかね。是非行ってみてください。

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