〚転職論〛事務職やりたいならIT業界で経験積むのは如何?💻
事務職というのはいつの時代も人気なもので、景気に左右されず求人倍率は1を下回っております。
まぁその理由というのは一言で言えば「事務=楽そう」というもので、コールセンターみたいに客やSVに煽られるわけでもなく、運送や建設のように体力的にキツイということもあまりない、ということで事務職は好景気であっても人手不足とはならないわけです。
さて、そんな事務職に就けるようにするには何が必要でしょうか。
これはもう「運」としか言いようがなく、取り合えずWordとExcelが使える程度のPCスキルの場合、事務職として書類選考が通るか否かは、ほぼ「運」に左右されます。
📉そもそもWord・Excelは営業もできるしな
で、言ってはなんですが、今の時代はもう営業もWordとExcelができるんですよ。
会社にもよりますが、今はもう請求業務は営業がやってたりします。
資料作成はそもそもWordやパワポでやってますし、請求書でExcel使ってたりするので、もうWordとExcelが出来たところで差別化が全くできないんですね。
勿論ここ一番の経理はキチンと会計の知識を持った経理が行うケースが多いと思いますが(これも会計ソフトがある程度は解決してくれるけど)オフィスソフトが使える程度では、到底他の候補者と差がつかないわけです。
💻IT業界でPCスキルや資格取って転職するって選択もあるよ?
もし本当に事務職に就きたいと考えるのなら、一度IT業界で修行を積んでから他業界の事務職に転職する方が早いんじゃないかなと思います。
事務職がなぜ人気なのか、今後はどんな事務が求められるのかと言うことで詳細に書かれている記事なのですが、如何に「会社の求める事務」になれるかが、今後の大きな転換になるということですね。
こう言っちゃなんですが、コールセンターでテクニカルの仕事やってたりすると、企業規模によってはコントロールパネルとかデバイスマネージャーを触れない人が事務職やってたりするんです。
本当に「業務上で必要な最低限しか知らないし興味もない」という人がPCを触る仕事をやっているので、申し訳ないけど対応していてイライラすることがあります。
で、そこで事務職に就く前にIT業界で下積みをすることについて、なぜ推奨するのかを述べていきます。
🌎他候補者と差別化できる
なぜ事務職に就くのにIT業界で下積みをするのか。
これは一言で言えば、他候補者との差別化ができるからです。
多くの応募者はWordとExcelの「まぁ必要最低限」のスキルだけで応募しようとしますから、ほぼ運ゲーと化します。
その中に於いてプログラミング言語を何か1つ、或いはSQLやOSコマンドを叩けるような人間になれば、会社の利益に繋げられるような「価値を提供できる事務員」となります。
その上でIT系の資格を何か取っておけば、この時点で他候補者より1歩前を行く状態でスタートできるのです。
🌐ITスキルは何かと応用が利く
ITスキルを身に着けると、何かと応用が利きます。
今は営業どころか、現業ですら情報機器を扱う時代になってきました。
「事務しかできない事務員」と「社内SEもできる事務員」とでは、どちらが書類選考で有利になるかというところになります。
勿論、プログラミングの経験やスキルは広報スキルにも応用が利くので、より「会社の求める事務」に近付けるわけです。
参考までに私の場合、現職の1年半で品質管理検定3級(工業系の資格)を取り、動画編集にも関わったので、広報スキルや品質管理のスキルで差別化しやすいというものを持ってたりします。
情報系1つ、商業系1つを加えて個人情報取扱主任者も持っているので、まぁ潰しは利くだろうという状態にしてあるのですね。
🎡一芸に秀でているかどうかが重視される時代になる
今後はAIの台頭もあるわけですから、ますます事務職は一芸に秀でた存在になることが求められるのではないでしょうか。
もちろん法学のようなところで一芸に秀でていても良いのですが、法学の世界に入ること自体が狭き門だったりして、なかなか難しいんじゃないかなと思います。
一方、IT業界は「今は」門戸が広いです。
悪い事言うとSESならいくらでも募集してるんで、ここからITスキルだけ身に着けて卒業するって言うのもアリかと思うんですよ。
ただIT業界、金はやはり良いので、事務職に転職するときには給料が下がる覚悟をしないといけないんですけどね・・・。
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