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さようなら関東:多摩市はええ街やった🏙

遂に関東を発つ時がやってきました。
産まれてから30余年、一貫して関東で育ってきた私でありますが、遂に西日本へ発つ時が来たわけです。
大阪の企業に内定を貰ってからというもの、随分と緊張続きの毎日でありました。
面接ではそんなに緊張しなかったのですが、内定承諾をした後が緊迫の連続でしたね。
入社までの期間の間に現職の引継ぎを終えて、かつ物件を決め、入居審査~契約までを完遂しなければならないわけです。1つでもミスをすると入社日が遅れてしまいますから、手続きはヒヤヒヤしたものでした。
幸いにして現職の引継ぎは無事完了し、物件契約も終えて搬出も済ませまることができました。
最終出勤前日に荷物の搬出を終えたので、1日ホームレス状態となりましたが、最終勤務を終えて、いよいよ京都へ向かう時が迫っております。

🚇移住のキッカケは太秦萌

京都移住相談の窓口で京都移住の動機を聞かれた覚えがありますが、それは間違いなく駅メモのせいです。
2016年に駅メモで京都地下鉄とコラボしたことがありまして、それから2~3回程度、京都地下鉄とのコラボイベントがあったんですよ。
最初は太秦萌だけがコラボでんこ化されたのですが、その後は太秦麗もでんこ化されたわけです。

「地下鉄の黒字化のためにアニメを作ろう」という発想はとても面白く、そこから京都の新しいことに取り組む姿に興味を持って旅行に何度か行っていたわけです。
当時は川崎勤務でしたが、ある時、平日のラッシュアワーに京阪に乗って大阪に通勤するイメージで模擬通勤を試したことがありました。
もうこれは南武線や京王線と比較すると快適以外の何者でもなく、今後転職する時には関西を視野に入れようかなと考えてしまったわけです。
それが関西移住のキッカケと言えるでしょう。

🏙とは言え多摩市は好きである

ただ何だかんだ言って単一自治体としての多摩市はとても好きな街なんですよね。
1人当たりの公園面積は日本一ですし、日本で一番長い遊歩道が伸びているのもまた多摩市です。
単純に住む街としてはノビノビと暮らせる環境がそこにあり、景観も綺麗で単一の自治体としては最高の街なんですよ。

風の橋から見る多摩ニュータウンの街並み

そう考えると多摩市から出て行くのって、結構躊躇したんですよね。
実際、私はまず23区勤務が嫌であるというものがありましたが、逆を言えば都下や神奈川勤務なら多摩市に住み続けられると。それで現職に就いたというのはありまして、たまたま求人で見かけた西多摩勤務の求人に飛びついたわけです。
「これで転職の必要性が出てきたら今度は関西で探すか」と考えていたわけですね。
ですが、客先常駐である以上、ずっと同じ現場で働けるということはありません。最近は競合他社の勢いが凄かったり、元請け会社の営業がだらしなかったりと色々な不安要素がありまして、結局転職することと致しました。

🏞そして私は京都へ行く

最終的に勤務地は梅田になったんですけどね。まぁそれ自体は別に良いかなと思っています。色々悩んだ末、大阪の友人の後押しもあって、関西へ移住することを決めました。
面接でも「葛藤はあったんじゃないですか?」と聞かれましたし、やっぱそれはありましたよ、実際。
昨今の蔓延防止措置やら緊急事態宣言の最中に京都へ行っては、お土産やさんが痛手を受けてたりするのも見ていて切なかったですし、京都へ移住して週一くらいで生八つ橋を買って帰るのも良いかなとか考えましたね。
多摩市の直ぐ隣が京都市ならどれだけ良いかって気分でしたが、かと言って街ごと関西へは持っていけないんですよ。
なので結果的には京都へ引っ越すことを選択したわけです。

まぁ本当なら多摩市でITを通じた地域のためになる活動とかを何かやりたかったのですが、何から始めて良いかわからなかったり、何となく自分の力不足感を否めませんでしたね。
この街を去る私が言うのもなんですが、多摩ニュータウンは本当に良い街なので、若い人が入って何とか盛り立てて欲しいところです。
私はこれから京都へ向かいますが、15年間暮らした多摩市が発展することを切に願いつつ、関西で出来ることを模索していきたいと思います。

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