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女性研究者が1人で海外出張に行く時に気をつける事 その2 洋服編

「その1」があまりにくだらない内容で、がっかりされた方もいたでしょうか?でも、そういうことの積み重ねだったりするんです。ヒアリングの時も、目がはっきり見え、顔の部分が広く見えるように髪型を整えるとか、意外に大事だったりします。

ジャケットを着るべし

外資系の飛行機に乗る時、空港内で移動する時、そして、イミグレーションの時、ジャケットを着ておいた方が物事がスムーズに進みます。

私の高校の同級生の旦那さんがナイジェリア人なのですが、飛行機に乗る時は必ずパリッとしたスーツを着るんだ、とおっしゃってました。じゃないと扱いが違うんだとか。私も、その1で説明したように、メイクをした方がいいと軍の奥様にアドバイスされてから、もしかして洋服も?と思い、ジャケットを着るようにしたら、対応がぐぐっとよくなりました。

長いフライトだと、楽な洋服で移動したいと思い、ひらひらのコットンのロングワンピースを着ていました。それだと、
「紅茶? コーヒー?」って、ぶっきらぼうに聞かれる。

これに濃紺のジャケットを羽織るだけで、声掛けが、
「マダーム、紅茶ですか? コーヒーですか?」になるんですよねえ。
ホントですって。
遊びに行くような服装か、これから仕事をしに行くヒトか。
まあ、やっぱり人間、見た目で判断されるんですよね。。。。

ヒアリングなんかの時もそうですね。清潔感あふれるパリッとした服装の方が、やっぱり「おお、聞くか!」って言う気になるんですよね。。。

なので、
フライトの時用に、ジャージー素材の伸縮性のある、汚れても洗濯機で洗えるジャケットを準備しています。ぐしゃぐしゃってしてもしわにならないようなやつ。最近、コロナ禍で、パジャマスーツなる製品も出てきてますよね。買ったことがないので、どんな感じかわかりませんが、そういうものでもかなり違うと思います。お試しください。

現地についたら、現地で洋服を調達する

現地についたら、少し時間を作って現地で洋服を買って、すぐに着るようにしています。日本から買っていったものは、なんとなく日本ぽく見えるんですよね。

以前、英国に少しだけ住んでいた時に、中国系マレーシア人が、本土の人か、香港の人か、台湾の人か、服装を見たらわかるって言ってました。
なるほど、そういうこともあるか。。。

それを聞いて以来、事前に現地で購入できる場所を確認して、現地でいくつか購入するようにしました。ジャケットか、羽織ものが買いやすいですが、ワンピースやブラウス等を買うことが多かったです。現地で1人だと、レストランよりは近くのスーパーやデリで買い物して、夕食を部屋で食べることも多かったので、現地の洋服を着ていた方が違和感なく買い物ができるからです。もちろん、買うと決めて、その分のスーツケースの余裕を見越しておきます。

サイズについて気にされる方もいるかもしれませんが、アメリカもイギリスも、多くの民族のヒト達がいるので、サイズ展開が広いです。背の高いヒト用、背の低いヒト用、そして、ふくよかタイプ、痩せタイプなどのサイズ展開があります。私は、日本よりは、ずっと自分に合うものを探せます。最初はどんなサイズが自分に合うかわからないので、あれこれ試着をしてみましたが、ある程度、自分のサイズがわかると探しやすくなりました。

ちょっとぐらいは参考になる話でしたでしょうか?