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週刊セブ島留学&起業日記(第41回)

この記事は2019年4月14日に配信されたメルマガのバックナンバーです。

<今週のトピック>
・ 人生を楽しむために脳と体を最適化する手法
・ セブで内装工事を発注する上での覚悟
・ 上司がいないと怠けるフィリピン人
・ ダイエットの最強兵器HIITバーピージャンプとは?
・ 名著「一億人の英文法」を読んでみた
・ アメリカ ウォールストリート・ジャーナルからの提言「消費増税は愚策」

スミマセン、最初に告知です。5月に東京で留学説明会を開催しますので、興味のある方は是非ご参加下さい。詳細は下記の記事の通りです。

【5/10(金)・11(土)・18(土)・19(日)】セブ&バンコク留学説明会を開催します。in 東京
https://cebuec.com/cebu-bangkok-session/


<人生を楽しむために脳と体を最適化する>

今回はライフスタイルについて濃密な内容で書いていきたいと思います。

私はよく『KGさん、ストイックですよね』と言われます(正直、あまり嬉しくはありませんが)。というのも、定期的にジムに通って筋トレして、食事制限やアルコールを控えたりしているからです。でも、私は自分をストイックだなんて全く思っていません。むしろ、私は誰よりも「快楽主義」なのです。

私は先月49歳になりました。そろそろ初老ですね(悲)。しかし、体力的な衰えはほとんど感じません。正直、その辺の20代の若者よりも体力はあると思います(先週もベンチプレスで100キロ上げました)。また、脳のキレも全く問題ありません。2年前に学習を始めたタイ語もどんどん上手くなっていますし、簡単なものですが独力でウェブサイトを作れるまでになりました。要は、この年になっても、新しいことにどんどん挑戦しそれを吸収できています。私にとって一番楽しいのは、「以前できなかったことができるようになること」です。そう、成長欲が満たされることなのです。皆さんはどうですか?

しかし、数年前からある種の衰えを感じるようになったのです。それは「スタミナ」です。持続力です。回復力と言っても良いでしょう。私は今でもお酒はいくらでも飲めます。しかし、若い頃に比べて回復力は鈍いのです。深酒した翌朝はお酒が残ってしまいます。仕事をしていても、夕方くらいになると脳が疲れ切ってしまいます。私は「好きな仕事」をしているので、いくらでも仕事をしたいのですが、脳が疲れてはそれができないのです。とっても残念なことです。

そして、私はこうした症状を深刻に受け止めました。脳と体力の衰えは人生の楽しさを奪ってしまう、のだと。言い方を変えれば、脳と体力を維持できれば、快楽指数も維持できるのです。こう考えた私は過去数年間、色々勉強して、自分の体と脳を使って「人体実験」をしてきました。そこで、まだ究極の結論は出ていないのですが(当然ですね)、中間報告という位置付けで私が学んだ知恵をここに整理して皆さんに開示したいと思います。

まず、私がこれから書くことの信憑性の裏付けとして、私の情報源&知識源を公開します(全ては無理ですが)。興味のある人はチェックしてみると良いと思いますが、今日の記事でざっくり解説しますので面倒臭がりな人はこの記事だけ読んで下さい。

以下、順不同。

『パレオな男』
https://yuchrszk.blogspot.com/

世界中の学術論文を読みまくるアンチエイジングの先駆者パレオさんのブログ。科学的な裏付けが必ずあるので説得力があります。

『The Workout公式メールマガジン』
http://www.kitajimatatsuya.jp/mail2/

筋トレ界の重鎮、アメリカのボディビル大会でも優勝実績のある北嶋達也さんのメルマガ。話には説得力があるのですが、話が分かりにくい?のが難点(苦笑)。Youtubecチャンネルもあります。

『メンタリストDaiGoの心理分析してみた』
https://ch.nicovideo.jp/mentalist

DaiGoさん、やばいです。誰よりも勉強してます。そして、勉強したことをこの番組で惜しげも無く公開しています。月額たったの540円。時間のない人は、とりあえずこの番組を購読して、週に1本動画を見て勉強するだけでも良いでしょう。

『最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~ 』
https://amzn.to/2UQGeve

上記に紹介したパレオさんの最新作。必読です。

『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』
https://amzn.to/2OZJG1e

私を筋トレ界に導いてくれた名著。筋トレ愛好家のバイブルと言っても良いでしょう

『奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (ビタミン文庫)』
https://amzn.to/2uWjo6P

プチ断食を始めた頃に出会った名著。この本のお陰で確信を持ってプチ断食に取り組むことができました。この本の存在を教えてくれたセブ英語倶楽部卒業生のHさんには感謝です!

Thomas DeLauer
https://www.youtube.com/user/TheTdelauer/featured

チャンネル登録数137万人のアメリカ人youtuberです。トレー二ングから食事まで科学的なアプローチで専門的に解説してくれます。私は「断食」についてはこの人の動画を見まくりました。残念ながら全て英語で(当然?)しかもかなりの早口ですが、発音はクリアで聞き取りやすいので英語学習にも適しています。

Dr. Nick Zyrowski
https://www.youtube.com/channel/UCsHqu8IYwBjNLYk2MrNIxuw/featured

アメリカのお医者さんyoutuberです。この人も医学データをもとにダイエットやエクササイズについてロジカルに解説してくれます。

ジェイミー・オリバー 「子ども達に食の教育を」 (TED Prize授賞講演)
https://www.ted.com/talks/jamie_oliver?language=ja

最後にイギリス人シェフの有名なスピーチです。日本語字幕で見れるので是非見て下さい。現代の食事がいかに有害であるかを雄弁に熱く語っています。

挙げればキリがないのでこの辺で。では、ここから私自身の結論を書いていきたいと思います。筋トレと食事の2点に分けて書きますね。

1、 筋トレ

(有酸素運動より筋トレ)
格好良い体を手に入れたいのなら筋トレです。体を絞りたいのなら筋トレ一択です。もちろん、いま楽しんでやっているスポーツがあればそれを楽しんで続けてください。ただし、体型を改善したいのなら筋トレを取り入れてみましょう。

ランニングに代表される有酸素運動は痩せません(断言)。ざっくりですが、1キロの脂肪を落とすには10時間以上走る必要があるのです。しかも、ランニングは走っている時しか脂肪は燃焼しませんが、筋トレで身につけた筋肉は24時間、勝手に脂肪を燃やしてくれます。

また、激しい有酸素運動は「老化を促進する」という研究結果もあります。更には、皆さん、ジムで有酸素運動をしている人の体型を見てみましょう。彼らは「皆さんが手に入れたい体型」をしていますか?少なくとも、私の経験ではぽっちゃりした人の方が多いです。一方で、筋トレコーナーに目を向けると、格好良い体の人が多いですよね。つまり、結果は明らかなのです。

(筋トレの頻度・強度)
最近の筋トレブームで、筋トレの良さは分かっていても、なかなか始められない人も多いでしょう。しかし、筋トレってそんなに深刻なものではないのです。下記程度で十分です。

・頻度は3日に1回
・筋トレ1回は、休憩含め30分以内で十分

これならできそうですよね。では、順を追って説明しましょう。まず、筋肉を育てると代謝が良くなり痩せます。まず、これが基本認識です。更には、お尻がプリっと上がったりして格好良い体になります。そして、筋肉を育てるには、「筋トレ」と「休憩」と「栄養」が必要なのです(栄養・食事については次章で書きますね)。筋トレとは、実は筋繊維を傷付ける行為なのです。

人間の体は、一旦傷を追ってそれが回復することで強化されるという性質があります。つまり、筋トレで傷ついた筋繊維に「十分な休養」を与える必要があるのです。そして、色々な意見がありますが一つの目安が72時間なのです。ですから、筋トレは「3日に1回で十分」ではなく、「3日に1回がベスト」なのです。毎日筋トレに行きたい人は、鍛える部位を変えれば良いですね。今日は腕、明日は脚とか、こうして分散すれば十分な休憩時間は確保されます。

次に、毎回の筋トレ。私はセブ英語倶楽部の筋トレ部員には、まずはビッグ3という種目をオススメしています。ビッグ3とは、ベンチプレス・スクワット・デッドリフトの3種目を指します。筋トレの考え方としては、大きい筋肉から鍛えていくのが効率的です。当然ですね。そして、大きな筋肉を鍛えるにはこのビッグ3が効果的なのです。例えば、ベンチプレスは、大胸筋という大きな筋肉を鍛える種目です。

実際の筋トレは、ビッグ3を各3セット。1セットは8~12回です。1セットは45秒以内に終わらせるので(45秒が無酸素運動の限界)、実際にトレーニングしている時間は45秒*9セットなので7分弱です。これに準備運動や休憩を入れても、30分あれば十分ですよね(慣れてくれば、楽しくなって、物足りなくて、勝手に自分で追加するようになります)。

次に、各種目とも最初の2セットは(究極に言えば)最終セットのための準備です。筋肉を増やすには「最終セットで限界まで追い込む」ことが重要です。「限界まで追い込む」ことで、脳が反応するのです、「こんな重いものを持たされては大変だ、生き残るためにもっと筋肉を発達させなければ」と。全ては「生存」に向いているのです。ですから、最終セットの最後3回くらいは他の方に補助をしてもらって「ギリギル上げる」ような追い込みが必要なのです。こうすれば、脳に向けて信号が発信されます。

どうですか?筋トレってあまり難しくないですよね。まあ、それでも新しいことへのチャレンジは億劫です。さらには「継続」って本当に大変です。雨が降ったりすると「今日はいいか」と思ってしまうのは人間の性でしょう。そこでオススメなのは「筋トレ部」を作ることです。そうです、仲間を作るのです。仲間がいれば、良い意味でのプレッシャーも生まれ、継続率はグンと高まります。

セブ英語倶楽部には筋トレ部があります。私が一応部長です。そして、約3ヶ月前に立ち上げて、私は週3回、皆勤賞です。一度も休んでいません。実は、こんな筋トレ好きの私も1人の時はよく休んでいました。妥協していました。やはり、仲間の力は大きいのです。良い意味で、どんどん周りに甘えましょう。

当校筋トレ部では、一緒に筋トレをして、プロテイン・シェイクで乾杯できる仲間を常に募集しています!

2.食事について

さて、筋トレを始めると多くの人が食事に関心を持つようになります。それは、筋トレで体が変化してくるからです。この良い方向への変化をもっと加速させたい、人間として当然の欲求ですね。ここでも、私が勉強して自分の体で人体実験して得た知見をここに発表したいと思います。

<一番大切なのはカロリー、そして基礎代謝を知る>
最近、糖質制限ダイエットとか流行っていますが、基本はカロリーです。摂取カロリーが消費カロリーより少なければ痩せます。これ、当然です。ですから、まずは自分の消費カロリー=基礎代謝を計測しましょう。下記のウェブサイトで簡単に概算がでますので試してください。

https://dietgenius.jp/macro-nutrient-calculator/

参考までに、私の基礎代謝は、1577キロカロリーでした。

次に上記のページで、「アクティブ度」と「目的」を入力します。私は「まあまあ」と「減量」を選択しました。すると、総摂取カロリーとして1956キロカロリーという数値がでました。つまり、私の場合、毎日の食事を1956キロカロリー以下に制限すれば、少なくとも太ることはないということです。簡単ですね。

<何を食べるべきか?>
一方で、毎度の食事のカロリーを計算するのはとっても大変です。そこで、日本にいる方はカロリーが表示されているレストランやデリバリーを利用するのが良いでしょう。または、自分でカロリー計算をするのも手です。各食品のカロリーや栄養素を取りたければ、下記のウェブサイトが重宝します。

http://calorie.slism.jp/

ポイントは、あまり手の込んだ料理は避けることです。そして、5品目くらいにしてそれをローテーションで回すことです。オススメはお刺身です。高タンパクで低脂肪、準備も簡単。本当に日本食は最強ですね。実は、セブ英語倶楽部が提供する「肉体改造&ダイエットコース」では、私が実際にこのように計算して考案したメニューを、Oishi Cebuの協力を得てお出ししています。完璧にカロリー計算してます。痩せないはずがないのです。

<肉を食え!タンパク質を取れ!!>
ダイエットというと、皆さん、野菜に走りますがそれダメです(断言)。基本、野菜ってあまり栄養がないのです。そんなんじゃパワーが湧きません。人生、楽しくありません。オススメは肉です!肉をガンガン食べてください。そして、十分なタンパク質を補給してください。いいですか?皆さんの内臓も、皮膚も、髪の毛もタンパク質でできているのです。健康的な肌、ツヤツヤの髪の毛を手に入れたかったら肉を食べましょう。

この「肉食」を批判する人もいますが、先日、アメリカの学者の面白い動画を見ました。彼はこんなことを言っていました。「よく、肉食ダイエットに批判的な人は十分な実験結果がないことを批判するがそれは的外れである。人類は何万年も前から肉を食べて生き延びてきた。農耕が始まる前は、基本肉食だったのだ。だから、肉食ダイエットには数万年の実績があるんだよ」と。実に明快ですね。

<タンパク質の摂取量>
次に、どのくらいのタンパク質を1日あたり摂取すべきか?筋肉を育てて格好良い体になりたかったら、「体重の2倍」が目安です。例えば、体重60キロの女性であれば、120gのタンパク質の摂取が望まれます。そして、これ結構大変です。炭水化物中心の食生活の日本では大変な上、お金もかかります。そこで、プロティン・シェイクが登場するわけです。

プロティン・シェイクの、スプーンは1杯30gで、タンパク質は24g含まれています。つまり、プロティン・シェイクを1日2杯飲めば、48gのタンパク質を摂取できるので、食事からは72gのタンパク質を取れば良い計算になります。ちなみに、マグロの赤身のお刺身を200g食べると、52.8gのタンパク質を摂取できます。今日の晩御飯は、マグロ刺身定食で決まりですね!

<糖質制限すべきか?>
多分、筋トレを始めたら大食いは自然と止まります。ご安心ください。それを前提で話すと、必要な糖質は摂るべきです。そうしないと、脳が働かなくなります。昼と夜、ご飯一杯ずつ程度なら問題ないと思います。必要な栄養は摂取する、それが大前提です。タンパク質、脂質、炭水化物、この3大マクロ栄養素をバランス良く取って、全体カロリーを制限値内に抑えるのがベストでしょう。ちなみに、セブ英語倶楽部のダイエットメニューでは玄米をお出ししています。

その他、甘いものは基本控えましょう。ジュースは基本砂糖の塊ですのでは、私は飲みません。ダイエット的には、お湯(白湯)・ブラックコーヒー・緑茶がオススメです。特に、ブラックコーヒー等に含まれるカフェインは脳を活性化させてくれます。カフェインは以前悪者のような評価を得ていましたが、最近の研究ではカフェインの効果が見直されています。ざっくりですが、1日3杯程度のブラックコーヒーを飲むと、適度なカフェインを摂取できるそうで、私もそうしています。

何度も言いますが、重要なのはカロリー値です。そして、日本人の食事には不足しがちなタンパク質を意識して摂取しましょう。糖質制限?そんなの必要ありません。適正な量をしっかり食べましょう。

ここまで実践すれば、3ヶ月もすればあなたの体はどんどん変化していくと思います。しかし、更に上を追求したい方は、来週号を楽しみにして下さい。私なりに行き着いた奥義をご紹介します。キーワードは、「断食」「fasting/ファスティング」「ケトジェニック」「オートファジー」です。何のことかわかりませんよね(笑)。


さて、今週の質問コーナーに行きましょう。

1、今週の質問コーナー

Q1, Tさんからの問い合わせ

初めまして、●●のTと申します。弊社で、年内にフィリピン セブ島にて法人設立する計画があります。現在、内装業者を探しておりまして、お知恵を拝借することは可能でしょうか? 何卒、宜しくお願い致します。


<KGの回答>

Tさん、お問い合わせありがとうございます。はい、内装業者の紹介は可能ですが、個別にご返信申し上げます。

一方で、このメルマガでも再三お話しているように、フィリピンの工事は一筋縄ではいきません。工期は、基本的に最初の提示の最低2倍かかります。本当です。そして、日本人には想像もつかないようなトラブルが続出します。そして、その尻拭いの費用は最終的に発注者負担となります。

ですので、まずTさんに必要なのは「断固たる覚悟」です。絶対怒らない、絶対キレないと毎日自分に言い聞かせてください。それでも、毎日キレてしまうのがフィリピンの工事なのです。

下記の記事シリーズなんてリアルでとっても参考になります。

【怒】わざとやってるでしょ
https://ameblo.jp/daruma-taisho/entry-12386944345.html

フィリピンの工事発注のコツ、私なりに二つ提案があります。


(1)自分で工程表を作る

驚くべきことですが、私はこの国の工事で工程表を見たことがありません。多分、存在しません。ですから、「準備」とか「段取り」ができないのです。それが工期遅延につながります。

きっと誰でも建設関連の友人や知人はいるはずです。そういう人に工事の概要を伝えて工程表を作ってもらい、それをベースにフィリピン人業者と打ち合わせをして、現地流にアレンジするなど、方法はいくらでもあります。とにかく、ないよりは圧倒的にマシです、

例えば、トイレの改修であれば、便器の発注に要する日数を確認します。それから、既存の便器の取り外し・解体に掛かる日数を確認します。この二つを組み合わせれば、少なくとも「いつまでに既存トイレを解体しなければならないか」が分かります。もし、職人の回答がおかしいと思えば、作業員の数を聞いたりして牽制します。「その人数でこれ1日で本当に終わる?」とか。

全てが功を奏するわけではありませんが、簡単に1週間くらいは工期が縮まります。断言します、絶対に縮まります。

(2)自分で現場監督をする

セブではよく「発注したのにいつまで経っても終わらない」という話を聞きます。まあ、私に言わせれば当たり前です。誰に発注しているのか理解してください。

私の提案は、「自分で現場を見る」ことです。自分でできなければ、それができそうな現地の日本人にお金を払って依頼するのが良いでしょう。時は金なり、です。自分の貴重な時間を使っても、誰かにフィーを払っても、それが遅延で被る損害より小さければ代償を払うべきでしょう。飲食店であれば、工事遅延による1ヶ月の「機会損失」は甚大でしょう。ここでいう機会損失とは、「営業していたら得られたであろう利益」です。


郷にいれば郷に従え、です。フィリピンでは材料費は高いですが、作業員の人件費は悲しくなるくらいに安いのです。それで、高いクオリティを求めてはいけません。毎日、現場に来るだけでもマシというものです。文句を言うか、自分で責任を取って現場監督をするか、誰かに現場監督を依頼するかの3択です。

セブのコンドミニアムが、2年遅れで完成なんて、どこにでも転がっている話です。

2、フィリピン・ビジネスあるある

今日は、上司がいないとサボるフィリピン人の話。

私はセブでは、ほぼ決まったレストランにしか食事に行きません。その選択基準は当然「味」も含まれるのですが、一番は「接客」です。接客と言っても最低レベルの接客です。人として扱って欲しい、本当そんな程度です。別に5つ星ホテルに行く訳ではありませんから。

フィリピンの接客レベルについては、このメルマガのバックナンバーを読んで頂ければ十分お分かり頂けると思います。先日も久しぶりにマッサージに行ったのですが、最初にどのコースにするか聞かれて、あれこれ勧められて、お金を払って、いざマッサージというところで「45分待ち」と言われる始末(それ先に言え!)。まあ、慣れてるいのでスルーしますが、まあこんなレベルなのです。相手のことは一切考えません。ただ、悪意は全然ないのです。天然なだけです。

そんなフィリピン人も敏腕日本人マネージャーや、剛腕韓国人オーナーのもとでは、人が変わったようにキビキビ働いてくれます。フィリピン生活は、コンビニに行く、道路を渡るといった基本行為の一つ一つにストレスが発生するので、食事くらいはストレス・フリーな場所に行きたいので、行くつく先は自然と日本食屋さんや韓国料理屋さんとなるわけです。

しかし、残念ながらボスが不在のときは、その辺のレストランと同一レベルになります。水も出てきません。韓国料理で出てくるあの前菜が、メインの後に出てきた時もあります。顧客を見るよりも、自分たちの雑談に全精力が向かってしまいます。残飯などが入ったビニール袋を下げて、平気で私の席の横を通ったりします。

他のお店の例では、絶対に聞こえているであろう「Excuse me」に反応しません。こちらから出向いて注文を取りに行かないと、いつまでたっても注文できません。お水・おしぼり・メニューという最初の3点セットのどれかを必ず忘れます。どうして忘れてしまうのか、不思議でなりません。店員は顧客の食事の進み具合を見るよりも、ぼ~と空想に耽けることを優先します。ですから、飲み物なんかは自分で取りに行きます。

もっと値段を上げてもらっても良いので、接客レベルの高いレストランが増えて欲しいものです。最低限のレベルでいいのですが。。ただ、セブにいるとそういうニーズは感じませんね。つまり、期待はできないということです。


3、今週のセブのレストラン

今週はこのコーナーはお休みです。


4、今週買ったもの

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
https://amzn.to/2X3OjdE

今週買った訳ではないのですが、約2週間掛かって読み終わったので簡単にご紹介します。


良い本です!


実は、僕は英文法の勉強は基本的に高校2年の時にやったのが最後です。幸か不幸か、教科書を使わずに市販の英文法書をベースに試験問題を作る先生がいたので、クソ真面目にその英文法書を一冊勉強したら基本的な英文法が身につきました。その参考書が何だったかは記憶にないのですが、それが僕が勉強した唯一の文法書であることは事実です。

つまり、この「一億人の英文法」は、僕にとって2冊目の文法書です。全670ページもあるので読むのは大変ですが、勉強というよりは読み物として読書感覚で読みました。気になった例文は何度か音読した、その程度です。それでも、かなり良い頭の整理にはなりました。正直「ここまで書いてあるの?」と驚くような解説もあります。素晴らしいです。もちろん、知らないこともたくさんありました。

以上から、ある程度英語を操れる人が頭の整理に使うのが良いと思います。いきなり、初級者の方が670ページの文法書に挑むのは無謀でしょう。ただ、辞書として使用するのは良いでしょう。分からないことがあれば、これで調べるとか。それか、私のように「読み物」として読むか。私は今後も、定期的に読み返してみようと思っています。間違いなく良書です。例文がリアルで、口語表現が多く使われている点も優れています。


5、筋トレ

今週から、HIIT / High Intensity Interval Trainingを始めました。実は筋トレ愛好家の中でも人気の知る人ぞ知る最終兵器です。

やり方は簡単、20秒ハードなトレーニングをして、10秒休憩で1セット。これは8セット、計4分やるわけです。これで、筋力と心肺機能の両方は鍛えられます。

とにかく、やってみれば分かります。体全体が熱くなり、汗が止まらなくなります。一説では、通常の有酸素運動の6~10倍の脂肪燃焼効果があると言われています(スミマセン、裏付け取ってません)。ただ、裏を取ってなくても、自分の経験から、自分自身の人体実験から、おそらくこれは本当だと思われます。

下記に最もキツイHIITの一つ、バーピーをご紹介します。実は、今週これに挑戦したのですが、私は4セット、たったの2分しかできませんでした。これを4分やるって化物です。私も3ヶ月以内に、8セット(4分)できるようになりたいと思っています。


下記動画、ガチやばいです!

「HIIT(tabata)タバタプロトコルで体脂肪燃焼!4分でダイエット。」
https://www.youtube.com/watch?v=mOR-EmlCtt0


下記は、セブ英語倶楽部 筋トレ部について。

卒業生からの最新体験談。
『英語と筋トレ、人生における財産を手に入れました!』
https://goo.gl/uedEXh

興味のある方は、下記をどうぞ。
『肉体改造&ダイエット留学 英語力と健康的な体を手に入れる』
https://goo.gl/mGMe5e


6、経済&投資

日経平均 (年初来 9.27%)
ダウ平均 (年初来 13.22%)
フィリピン平均 (年初来 5.56%)

アメリカのウォールストリート・ジャーナルが非常に良い記事を書いていますね。経済にあまり興味のない人も是非下記の記事を読んでみて下さい。

『アベノミクス第二の矢を折る消費増税』
https://diamond.jp/articles/-/199495

冒頭の一行、ここに全てが込められています。

『日本経済は減速しているが、政府は消費税率の引き上げに踏み切りそうだ。むしろ増税を撤回し、ここ数年の経済発展を維持すべきだ。』

そして、下記は日本の財政が健全であることをたった一行で明示しています。「財政再建が必要」と言い続ける愚かな日本のマスコミとは真逆の意見であり、これが正解ですね。政府のバランスシートを見れば誰でも分かります。

『債務返済コストはGDPのわずか1%程度にとどまる』

英語原文の記事はこちらからどうぞ。

Tokyo’s Tax Increase Would Undermine All of Japan’s Economic Progress
http://torontostarnie.newspaperdirect.com/epaper/viewer.aspx

最後に冒頭の一行のみ引用します。

“Japan’s economy is weakening, but the government looks likely to increase its sales tax. It should scrap the change and preserve the economic progress made in recent years.”


それでは、また次回お会いしましょう。

Happy Studying!!

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