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週刊セブ島留学&起業日記(第39回)

この記事は2019年3月31日に配信されたメルマガのバックナンバーです。

<今週のトピック>
・「転職のためにTOEICで高得点を取りたい」という相談に私ならこう答える
・今後のフィリピン経済を勝手に予測する
・10連休のゴールデンウィークの留学について
・セブではどこでどんなスポーツが楽しめるのか?
・セブでコンドミニアムを賃貸する時の値引き獲得テクニック
・書籍紹介『細胞が自分を食べる オートファジーの謎 (PHPサイエンス・ワールド新書)』

最初に留学ツアーの告知です。

4/22~4/26の5日間、タイの避暑地ホアヒンでの「英語&ゴルフ留学」への参加者を募集します。既に3名の参加者が決定しています。英語初級者、ゴルフ初心者、大歓迎です。詳細は下記の記事をご覧下さい。

【参加者募集】英語&ゴルフ留学 タイの避暑地ホアヒンへ一緒に行きましょう!
https://thai-ryugaku.com/2019/03/27/golftour/


<「転職のためにTOEICで高得点を取りたい」という相談に私ならこう答える>

これ、実際に最近受けた質問です。そして、フィリピン留学に来る社会人の動機として最もポピュラーなものの一つでしょう。ということで、この質問について幾つかの視点で真剣に回答したいと思います。

1、企業の採用者側の視点

私は2012年まで上場企業で役員として働いていました。明確に覚えているのですが、最後の1年で目を通した履歴書の数は約550通。面接の実施は約100回。つまり、平均週2回は面接していたことになります。そして、ほぼ私が最終決定を下していました。私の上司(社長)はほぼ追認する形でした。

そんな私からの最初の一言。

TOEICよりも、それまで自分がやってきたことを正確に伝えることの方が重要です。

なぜなら、あなたの大半の時間とパワーを注いできたのは仕事であって、TOEICではないはずだからです。「面接」とは相手を知るプロセスです。そして、知りたいのは「本当の相手」であり、それはやはり「本業」にこそよく表れると思うのです。

ですから、良い転職をしたいのなら今の仕事をもっと頑張れ!と言いたいですね。逆説的に聞こえますが、私の本音です。他社で頑張れない人が自分の会社で頑張ってくれるとは思えませんし。

次に、

TOEICスコアを履歴書に書くなら、中途半端なスコアでは意味はない。というか、逆効果です。

私の場合、TOEICのスコアはほぼ無視していました。その理由は後で説明します。例えば、TOEIC500点と履歴書に書いてあったとします。その履歴書を読んだ私の感想は、

たった500点しか取れないのね。

500点取る程度しか努力できない人なんだ。

特に2番目が重要です。どんなことでも勉強するのは素晴らしいことです。私も勉強は大好きです。そして、企業の上層部って比較的勉強してる人が多いと思うんです。そうでないと、このご時世きっと出世できません。ですから、彼らは「TOEIC500点を取る難しさ」を知ってるはずなのです。言い換えれば、

「TOEIC500点なんて少し勉強すれば取れること」を分かっているのです。

もし、いまTOEICでもがいている方で気を悪くされたらご容赦下さい。でもね、ほんと、そんなに難しくないですよ。単語帳1冊丸暗記すれば、取れるスコアなんです。ですから「TOEIC高得点=転職成功」という構図は成立しません。少なくとも、私はそう信じています。

幸い、アベノミクス効果で、失業率は史上最低水準を記録し、有効求人倍率はあのバブル期の数値を上回っています。そう、空前の好景気なのです。ですから、「TOEIC700点以上ないと足切り」とか言ってる会社は、こちらから願い下げくらいの気持ちで良いのではないでしょうか?

自分と自分のキャリアを相手に分かるように整理し、自信を持って面接官の目を見て熱く語れば、かならず良い企業と巡り会えると思います(あなたが、これまで頑張ってきた人なら)。

少なくとも、良い転職をゴールとするなら、TOEICが最優先事項でないことは明らかです。もう一度言います。TOEICの点数を求める会社なんかいっても、あなたが幸せになれるとは限りません。

次に、「転職のためにTOEICで高得点を取りたい」という相談に対して、英語学習者&英語学校経営者の視点でお答えします。

まず、結論。

英語力をつけたいのであれば、TOEICは手段としては賛成ですが、ゴールとしては賛成できません。

その理由。

1、TOEICには、基本的にリスニングとリーディングしかない。

*TOEIC SWという試験もありますが、受験者は圧倒的に少ない。


2、TOEICのリスニング試験のスピードは遅い。おそらく、あれが全部聞こえるようになっただけでは「現場」では対応できない。


3、TOEICのリスニング試験は、すべて聞き取れなくても正答できる。やはり、三択・四択といったマークシートだからか。


・私は具体的に下記のような人にあったことがあります。

(1) TOEIC 900点台なのに、英会話はさっぱり → 2名

(2) TOEIC 800点台なのに、少し早い英語教材を聞かせたところほとんど理解できない → 2名

おそらく、転職のためにTOEICを勉強する人にとっての「英語力をつける」ことの定義は、「仕事で英語をつかえるレベルになる」ことだと思うのです。つまり、相手の言うことが理解できて、それに対して「話す」なり「書く」なりで、的確に返すことができること。そう考えると、やはりTOEIC高得点とこの定義はどうしても結びつかないのです。

一方で、手段としてTOEICを勉強することは賛成です。最近TOEICを教える必要があり、一通りの問題に目を通してみました。なるほど、よくできた試験ですね。TOEICを勉強することで、基本的な語彙や文法は十分におさえることができるでしょう。また、リスニングの勉強にもTOEICの音源のスピードはあまり早くないので、リスニングの勉強を始める方には最適だと思います。

日本の英語の参考書は、本当に素晴らしいものが多いです。文法の参考書とか、これ以上わかりやすく説明するのは無理ってくらい丁寧で親切です。ですから、私は文法は日本の参考書で独学で勉強するのがベストと、思っています。断言します!絶対にフィリピン留学のフィリピン人講師の英語での文法授業よりも数倍わかりやすいです。

一方で、それらの参考書についている音源CDは最悪です。理由は一つ、英語の後に日本語訳が続いていること。これでは、せっかく脳を英語に晒そうとしているのにそれを阻害してしまいます。ということで、「適度なスピードで、日本語訳のない英語の音源」を探し続けていたところ、最後に辿りついたのがTOEICのリスニングのCDだったのです。

以上より、TOEICの勉強をすることは賛成です。

しかし、TOEICの勉強だけでは、スピーキングやライティングのトレーニングにはならないのです。そこで、「英語力をつける」ためには他の勉強が必要になります。この辺については、以前も書いているので過去記事を参考にしてください。

週刊セブ島留学&起業日記(第23回)
https://note.mu/kgaoki14/n/n0734a63c226e

(収録内容)
・フィリピンでの採用活動におけるありえない話
・英語学習の王道ステップ:TOEICは700点でやめてIELTSへ
・前経営者の横領が発覚し急にフィリピン赴任を命じられる
・フィリピン経済、未だ米本位制?
・フィリピンの強みって結局アレだけ
・日産ゴーン逮捕劇の裏にある日本人経営層の無能さ


<今後のフィリピン経済を勝手に予測する>

今後のフィリピン経済を占ってみます。まあ、占うも何も「今年も経済指標は絶好調、一方で国民は一向に豊かにならない」という版で押したような予測できっと当たりだと思います。勿論、リーマンショックのようなことがあれば世界全体が落ち込んでその煽りを受けますが、基本は上昇基調で間違いないでしょう。

世の中には多くの経済指標がありますが、まずはGDPを取り上げます。GDPとは、ざくっと言えば国内で生み出された商品とサービス(付加価値)の合計額を表します。ですから、「GDPが増えれば経済は成長した」ということが言えます。要は生産が増えるわけですから、所得が増えるわけです。そして、所得が増えれば税収も増えて公共サービスも充実するわけです。こうして国は豊かになるのです。うん、実にシンプル。

日本に住んでいるとこの「公共サービス」のレベルが高すぎてその有り難さを忘れてしまいがちですが、ここフィリピンに住んでみると日本の素晴らしさが身に染みるのです。セブには歩道がありません。道路は凸凹です。道を歩いているといきなり尋常でない大きさの穴が開いていたりします。そこには囲いも何もありません。

リゾートエリアのマクタン島に信号が初めて設置されたのは2018年、昨年のことです(これ本当)。道路を渡るのは常に命がけです。車優先の社会なので、車やバイクが人に向かってクラクションを鳴らして走ってきます。横断歩道も関係ありません。老人や子供だって容赦ありません。これは「交通教育」という公共サービスの欠如に起因する問題です。

ジンベイザメで有名なオスロブまで、セブの空港からは約130キロです。しかし、車で軽く4時間はかかります。それは高速道路がないからです。鉄道もありません。劣悪な道路が延々と続きます。「前にいる車はすべて追い抜くもの」という猿丸出しのマナーの荒い運転に胃が悲鳴をあげることになります。ですから、私はセブに5年も住んでいるのにセブシティとマクタン島からはほとんど出たことがありません。フィリピン国内で出かけるならフェリーや飛行機に乗って移動します。

スミマセン、いつもの愚痴が止まらなくなってしまいました(詫)

さて、本題のGDP。GDPは、簡単に言うと下記の計算式で算出されます。

GDP=個人消費+民間投資+政府支出+純輸出+在庫品

そして日本の場合は、個人消費が約6割を占めます。よく日本は「貿易立国」「輸出で稼いでいる国」ということを言う人がいますが、日本の貿易依存度はたったの15%程度なのです(豆)。そして、今年の秋に迫った消費増税に嫌気をさして個人消費が伸び悩み、企業が将来不安から?民間投資(設備投資)を抑制しているいま、政府がお金を使うしかないのですが(政府支出)、財務相とバカ丸出しのマスコミが「財政再建」とかいう戯言を言ってアベノミクスを邪魔しているというのが実態なのです(断言)。

所得(GDP)が増えれば税収が増える → 財政再建

馬鹿マスコミやエセ経済学者はこんなことも分からないのです。というか、以前も書きましたが日本の財政再建はとっくに終わっているんですけどね。

スミマセン、本題はフィリピンのGDPの話でしたね。フィリピンのGDPは過去10年、毎年ざっくり6-7%平均で伸びています。2020年までは、平均6%成長で推移すると予想されています。年平均6%伸びるということは、「12年で2倍になる」ということです。フィリピン、有望ですね。

基本的には人口が増えれば、GDPは増えます。頭数が増えるので当然です。フィリピンのGDPは、過去10年で約2倍になっています。人口は過去10年で15%増えています。年率1.5~2%で人口が増えています。

そして、フィリピンの人口は増え続けます。予測では、2020年で年率1.49%、2025年で1.38%増えるそうです。過去10年の勢いには及びませんが、遜色ない伸びです。今後10年でGDPが2倍近くになる可能性だって十分あります。GDPと人口には、それくらい強い相関関係があります。もちろん、他にも要因はありますが一番大きな要因の一つでしょう。アメリカのGDPが増え続けるのも、人口の増加に起因するところが大きいのではないでしょうか?そう、アメリカって未だに人口がどんどん増えているんです。

次に失業率。

日本の失業率は低すぎるので(アベノミクスの優秀さを表します)日本と比較すると大きく見劣りしてしまいまずが、フィリピンの失業率は確実に減っています。2017年の6.6%ってかなり優秀です。「働きたい人が働ける社会」って一つの理想です。

しかし、この6.6%という数字はどうも肌感覚と合致しません。きっと「失業率」の定義が違うのだと思います。以前、私が経営する英会話学校で講師を募集したのですが、1ヶ月で約150名の応募がありました。そして驚くことに、8割以上の人が「無職」だったのです。大学を卒業して2年も3年も、一度も働いたことがない人がたくさんいました。本当に驚いたものです。1年以上無職の人なんていくらでもいました。一方で、折角働いても数ヶ月しかもたない。そんな履歴書ばかりだったので、書類選考は簡単でした。落とす理由ばかりが目につくのです。

ですから、フィリピンの失業率6.6%は絶対におかしいと思います。統計を鵜呑みにしてはいけない良い例です。右脳で考えればすぐに分かります。感覚値というやつです。フィリピン人は大家族です。一人の働き手がその他全員の家族を養っていたりします。夜のお店で働く女性にはこういう家族が多いです。特にフィリピン人男性の怠け者ぶりには呆れます。男がもっと働けばフィリピンは変わります(断言)。まあ、そうはいかないからフィリピンなのですが。

ということで、なんだかんだ言って、フィリピン経済が有望であることは数字が示しています。そして、株価は「期待」で動きます。フィリピンは依然として絶好の投資対象です。

フィリピンの株価は過去10年で4倍になっています。

なかなか優秀ですね。直近5年は約1.3倍と伸びが鈍化していますが、超低金利の日本の定期預金に預けるより、文字通り数百倍利益がでます(最近、1000万円を日本の銀行に預けたら1年で400円の利息がついたという投稿をツイッターで見ましたね)。実はアメリカの株価って堅調で基本右肩上がりなのですが、そのアメリカとフィリピンは遜色ないのです。株価に関していえばやはりフィリピンは優秀です。

では、今後の見通しはどうか?長期目線では上がると考えるのが普通でしょう。根拠は、人口とGDPです。単純ですが、個別銘柄の予想とは違って、マクロは意外と簡単です(長期目線なら)。2018年はアメリカの利上げの影響で株価は軟調でしたが、今年に入ってから回復の兆しを見せています。

次に、フィリピンペソ。

さすがに、最近のドル高の影響は受けていますが、フィリピンペソってかなり安定しています。他の新興国のように通貨暴落のリスクとかほとんど聞いたことがありません。韓国ウォンなんかより、全然安定しているような気がします。理由は海外からの送金。フィリピンは出稼ぎ王国。GDPの10%は出稼ぎ労働者からの海外送金で稼ぎ出されている国です。

つまり、常に大量の外貨(ドル)がペソに換金されているのです。そう、安定した「ペソ買い」が入るわけです。そういう意味では、フィリピン人の英語力はフィリピン最大の武器なのかもしれません。あの英語力がなければ簡単に出稼ぎには行けませんので。

一方で、この「出稼ぎ依存」こそが、フィリピン人の就業率の低さの一因でもあります。家族に一人でもOFW: Oversea Filipino Workers(海外出稼ぎ労働者)がいれば、他は誰も働かなくても食べていけるのです。というか、羽ぶりの良いフィリピン人を見ると、「家族にOFWがいるのかな?」と勘ぐってしまう私は、既にかなりのフィリピン通かもしれません。OFWが帰国した時に、送金したはずのお金が全部使われていたなどという話は全く珍しい話ではないのです。フィリピン人の英語力、諸刃の剣ですね。

ということで、今年もフィリピン株への投資は自信を持って継続です。やめる理由が見当たりません。

投資は自己責任で!!


さて、今週の質問コーナーに行きましょう。

1、今週の質問コーナー

Q1, Iさんからの問い合わせ

ゴールデンウィークにセブかバンコクでの留学を考えています。まだ空室はありますか?また、例えば月曜ではなく、水曜日留学開始のような変則日程での受け入れは可能でしょうか?連休は航空券が高いので、少しでも安い日を狙って留学したいと思っています。虫のいい話かもしれませんが、ご回答お待ちしています。

<KGの回答>

セブ英語倶楽部、バンコク共に空室はありますので、具体的な日程と共に個別に相談させて下さい。

確かにIさんが仰る通り、今年のGWの航空券の高騰は例年以上です。特に東京発着は既に15万円以下のチケットを見つけることができません。ということで、オススメは関空や福岡発着の便ですね。詳細は、先日ブログ記事に纏めましたので参考になさってください。

『2019年GW / ゴールデンウィーク 直前空室情報(3月末時点)セブ留学&バンコク留学』
https://cebuec.com/gw2019/

セブ英語倶楽部については、まだ若干の空きがありますので、3日間の超短期留学や変則日程での留学も相談に乗らせて頂きます。バンコクについては、変則日程可能な学校もあり、また追加料金での週末授業が可能な学校もあります(講師のキャパ次第ですが)。GWまで1ヶ月と迫った今、残念ながら今後航空券の価格が下がることは考えられません。1日でも早い決定が節約に繋がります(すみません、煽っているわけではありませんが事実です)。

Q2, Tさんからの問い合わせ

初めまして。昨年末、マンダウエ市で購入したコンドミニアムが完成し、今後は1年に3~4ヶ月くらいをセブで過ごしたいと思っています。

私は日本ではジョギングやウォーキングをしているのですが、セブではなかなかそういう場所が見つかりません。どこか良い場所があれば教えて下さい。また、セブに住んでいる日本人の方はどういうスポーツをしているのでしょうか?サークルのようなものとかあるのでしょうか?

<KGの回答>

セブでジョギングやウォーキングは難しいですね。私は以前、セブシティのITパークに住んでいたのですが、夕方になるとITパーク内をジョギングする人は結構いました。しかし、周囲の車の騒音もうるさく、自然に溢れた環境でもないので、正直快適ではなく私は2、3回走ったのみです。

もし、セブでジョギング等をしたいのなら、フィリピン軍の基地内がオススメです。基地内ということもあり治安もよく、荒い運転をする車もいません。比較的緑も多く、段差はありますがそれなりに歩道も整備されています。セブシティなら「カンポラプラプ」、マクタン島なら「マクタン ・エアーベース」ですね。下記の記事を参考にしてください。

『セブシティの癒しスポット カンポ・ラプラプ』
http://cebuapprentice.com/?p=3270

また、フィリピンで最もポピュラーなスポーツといえばバドミントンです。私も以前、日本人が主催するバドミントン・サークルに参加したことがあります。場所は、ITパーク付近のメトロ・スポーツです。ご希望であれば、個別に主催者をご紹介します。

それから、ゴルフも人気ですね。上記でご紹介した基地内に打ちっぱなしもあります。緑に囲まれた開放的な環境なのでとても気持ち良いですよ。マクタン島であれば、セブ英語倶楽部「ゴルフ部」の発足を検討しているので、お問い合わせください。

最後は、スポーツジムでしょうか。フィリピン人の間でも筋トレは人気なので、お住まいのコンドミニアムの近くでも簡単にジムは見つけられると思います。


2、フィリピン・ビジネスあるある

フィリピンでコンドミニアム(日本でいうマンション)を賃貸する場合、基本的には6ヶ月単位となります。確か、イギリスでも半年契約でした。日本の「2年」というのは世界標準からするとかなり長いようです。理由はわかりませんが、貸主保護の観点から長く設定されているのでしょうかね。

参考までに、フィリピンで家賃を値切りたい場合は「1年契約」を申し入れると良いでしょう。私もそうすることで家賃の10%ディスカウントを獲得しました。もう一つの手段としては、「1年分の前払い」です。実は、このやり方で私がセブで運営する会社の一つは、年間1ヶ月分の値引きを獲得しました。

ただし、このやり方はリスクがあるので注意して下さい。住んでみたら周囲が煩いとか、不具合が連発するというのはフィリピンではよくあることです。そして、こうしたことに「日本人目線」でクレームを入れても全く相手にはしてもらえません。ですから、知人が住んだ実績があるとか、実際に居住した後の更新の場合の時だけこの値引きテクニックは使った方が良いと思います。

またセブでよく聞く話では、「日本人の金払いの良さ」は群を抜いているそうです。フィリピン人、支払い遅延は普通です。ここでは国籍は伏せますが、ある国の人はやはり金払いが悪いという評判を聞きます。ただ、ここでいう「金払いの良さ」とは、契約通りの金額を期限内に支払うという極めて当たり前のことなのですが。。まあ、こういう積み重ねが、日本人の評判を高めてきたのでしょうね。

話は飛んで、

昨夜、部屋に戻ると一通のレターが部屋に差し込まれていました。そこに書いてあるのは、

『あなたの契約は2018年の5月に満了しています。更新しますか?それとも契約を終了しますか?』

10ヶ月遅れて、更新確認の通知が来ました。実際、家賃は払い続けているので契約は更新されていることになると思うのですが。。面倒なので2年まとめて更新しておこうと思います。


3、今週のセブのレストラン

今週はこのコーナーはお休みです。


4、今週買ったもの

最近「オートファジー」にはまってます。オートファジーとは「自食細胞」とも呼ばれ2016年に東京工業大学の大隅良典教授が、その研究でノーベル生理学・医学賞を受賞したことでも有名です

来週のメルマガで、オートファジーの凄さについて説明できたらと思います。健康な脳と肉体を手にいれるために知っておくととっても役立つと思います。取り急ぎ、下記にいま私が読んでいる書籍をご紹介します。

『細胞が自分を食べる オートファジーの謎 (PHPサイエンス・ワールド新書)』
https://amzn.to/2HWC26w

これ以外にも、youtubeで多くの動画があがっていますので、英語の勉強も兼ねて見てみては如何でしょうか?

『Autophagy Fasting: The Mystery Explained by Dr. Boz』
https://www.youtube.com/watch?v=rDzIbkyr5QQ


5、筋トレ

皆さん、筋トレ続いてますか?私は過去2ヶ月、週3回の筋トレ、皆勤賞です(タイ出張時除く)。もし、筋トレが続かない方は、月末に「何回行けたか」をチェックしてみて下さい。次に、行けなかった時の「理由」を整理してみて下さい。

体調が悪かった
気分が乗らなかった
他の予定が入った
雨が降った
仕事が忙しかった

まあ、色々理由はあるでしょうが、そのままにしていては進歩はありません。前進しましょう、一歩一歩。

下記は、セブ英語倶楽部 筋トレ部について。


卒業生からの最新体験談。
『英語と筋トレ、人生における財産を手に入れました!』
https://goo.gl/uedEXh


興味のある方は、下記をどうぞ。
『肉体改造&ダイエット留学 英語力と健康的な体を手に入れる』
https://goo.gl/mGMe5e


6、経済&投資

日経平均 (年初来 5.95%)
ダウ平均 (年初来 10.03%)
フィリピン平均 (年初来 6.09%)

冒頭で経済について書いたので、今週は数字だけ。


それでは、また次回お会いしましょう。

Happy Studying!!


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