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週刊セブ島留学&起業日記(第21回)

この記事は2018年11月10日に配信されたメルマガのバックナンバーです。

<今週のトピック>
・過剰な忙しさは、生活に悪循環を産むだけです
・人気ブログ『37歳からのTOEIC勉強法』の著者の質問に答える
・読者さんからの質問:若いうちに読んでおくべき本を教えて下さい
・海外ビジネスで活躍するのに必要なスキルとは?
・フィリピンの役所に行くとどれくら待たされるのか?
・トランプ政策で絶好調のアメリカ株

ここ2週間、事情あって役所仕事に追われていました。次回にでも詳しく書こうと思っているのですが、フィリピンの役所は本当に本当に酷いところで、人の「時間」と「気力」と「体力」を蛭のように「これでもか」と奪い続ける訳です。そして、それはイコール「自分との戦い」となります。キレても結局は自分が損するだけなので、淡々とマシーンのように先方の要求事項に従って処理を進めます。そして、「淡々とマシーンのように」生きて来なかった私には、これが猛烈なストレスとなります。そして「ストレスは溜めないのが一番」ということで、短絡的にお酒に走ってしまいました(反省)。


私はかれこれ「家飲み」をやめて2年が経ちます。週2回程度、友人との外食時に飲むだけです(量は結構いきます!)。この生活パターンに変えてから、私の体調は劇的に向上しました。昨年末の人間ドックでは、肝機能が最高レベルまで回復し問診をしてくれた医師を唸らせました。日常生活でも体が軽い。そして、脳が軽い。この快適さが、「お酒の美味しさ」や「飲んだ時の楽しさ」を上回り、お酒を飲まない習慣が身についたわけです。しかし、今回は量は少ないものの、2週間ほど毎日のように家で飲んでしまいました。


結局は、人間って忙しいと不健康な生活に陥ってしまうのです。


時間に余裕があれば、いつも通りジムに行って汗と一緒にストレスを洗い流すことができたはずです。時間に余裕があれば、フィリピンの不健康な外食やテイクアウトに頼らず、自炊をして健康的な食事を摂ることができます。強烈な仕事のストレスがなければ、酒という強烈な処方箋に頼る必要もないのです。ということで、ふと昔の東京での生活を思い出した2週間でした。


何かに追われて仕事をするのは本当に良くありませんね。今回私が経験したように、生活に悪循環を生むだけです。友人からはストイックと評され、2年間も家飲みを絶ってきた人間ですら、こうして簡単に生活のリズムを乱されてしまうのです。外圧って百害あって一利なしです。私は自分でビジネスをしているので、基本的に仕事とプライベートの境目がありません。しかし、「自分でやりたいこと」ならいくらでもやれます。実際に、このメルマガも毎週土曜日の午前中に書いています。普通のサラリーマンの方が休んでおられる時間帯です。

役所仕事も概ね昨日で片付いたので、早速昨日の夕方にジムに行って、生活のリズムを取り戻すべくいつもよりキツく追い込んできました。いや~、こういう時、筋トレって分かりやすくて良いです。単純に体に強い負荷をかけてくれるので、当日は深く眠ることができます。こうして、深い睡眠によって回復した脳と、若干の筋肉痛を感じながらいまこのメルマガを書いています。

念押しのためにもう一度書いておきます。
過剰な忙しさは、生活に悪循環を産むだけです。


意地悪な上司の下で働いている人は、週明けにはっきり文句を言いましょう。ブラック企業に勤めている人は、月曜日に辞表を出しましょう。それが自分を守る術です。

さて、前置きはこれくらいにして、今回は「37歳からのTOEIC勉強法」という人気ブログの著者さんからの質問に対する私の回答の続編です。


『37歳からのTOEIC勉強法』
https://37toeic.com/


Q6.日本人ばかりだと、結局日本語での会話になってしまいませんか?

はい、仰る通りです。

しかし、こう考えてみて下さい。例えば、1日5時間のレッスンに5時間の自習、計10時間の勉強。これでは足りないという方は、日本人のいない学校に行かれることをご検討されては如何でしょうか?

予習・復習無くして上達はありえません。私は「自習時間>=レッスン時間」をオススメしています。

1日10時間もやれば十分です。

要は、授業と予習&復習をしっかりやって「それでも足りない」という人は外国人と英語を話すべく、日本人以外の生徒さんがいる学校に行くべきなのです。

もっとハッキリ言ってしまえば、下手な英語で話し合ってもたいした効果はありません。少なくとも私が昔フィリピン留学をした時、韓国人や台湾人の留学生と英語で話して「学んだな~」と思ったことは一度もありません。それなら、ネイティブの講師が授業中に使っていたフレーズの復習をした方が断然に効果的でしたし、実際にそうしていました。


私は、EOP(English Only Policy / イングリッシュ・オンリー・ポリシー)には反対です。下手くそ同士がこれやっても意味ないのです(スミマセン、少し言葉が過ぎてますね)。ある程度のレベルになれば、勿論効果的というかそうならないと不自然です。しかし、私が知る限り、フィリピンに留学される方の95%(それ以上?)は初級者です。そして、初級者のまま卒業される方がほとんどです。この状況でEOPなんて無駄です。単なる自己満足です。


悪いことは言いません。授業に集中できる環境を提供してくれる学校を選び、授業と予習&復習に専念しましょう。

Q7.英語学習以外に楽しめることはありますか?

たくさんあります。格安で楽しめます!

・リゾートホテルでのんびり
・アイランドホッピング・スキューバダイビング
・フィリピン国内観光
・マッサージ&スパ
・ゴルフ
・夜遊び(クラブ、カラオケ等)
・現地在住日本人ビジネスマンとの交流
・フィリピン人起業家との交流
・フィリピン語学習 等

アジアの中で、フィリピンの英語通用度は断然に一番です。ぜひ、積極的に外に出て学校で習った英語を使ってみてください。この「外で英語を使う」ことができるのが、他のアジア諸国への留学と比較した場合の、フィリピン留学の圧倒的な優位性なのです。


Q8.治安、衛生状況は大丈夫ですか?

治安:
「海外にいる」という最低限の注意を払っていれば問題ありません。

衛生:
環境の変化のため体調を崩される人もいますが、衛生環境は他のアジア諸国に劣ることはありません。ただし、世界一清潔な日本とは比較しないで下さい。

実際に、セブ英語倶楽部が開講して2年2ヶ月が経ちますが、治安面のトラブルはゼロです。体調を崩されて病院にお連れした方は計4名です。この4名という数字をどう捉えるかですが、日本で生活していてもこの程度の頻度で病院には行かれると思います。

まあ、大丈夫です!私はもうセブに5年住んでトラブルゼロです!!


Q9. 万一、病気やケガをした場合どんなサポートがありますか?

セブ英語倶楽部には、セブ在住5年以上に日本人スタッフが2名常駐しています。というか、私と共同経営者の2名です。病気やケガをされた場合はすぐに病院にお連れし、全てフォローします。実際にお連れした経験もあります(上記Q8の通り)。

また、セブの大型病院には「ジャパニーズ・ヘルプデスク」というサポートがあるので、留学生の方もご安心頂けるかと思います。更には、とうとう日本人の医師がいる近代的な病院までできました。

セブ島に日本人医師が常勤する「セブ・ジャパニーズ・クリニック(Cebu Japanese Medical Clinic)」がオープン
https://cebu-english.com/official-blog/jpmc/

なんと、セブ英語倶楽部からは車で10分の距離にあります(渋滞がなければですが汗)。実は、私は2回ほどこの病院のジムに行ったことがあり(主に、リハビリ用に使われるジム)、そのセブらしからぬ近代設備に感心したものです。この病院でしたら、日本人の方もきっと安心されることでしょう。


Q10.留学生の性別、年代、職業など、どんな方が多いですか?

一般的には(他校様では)、就職活動を控えた大学生が一番多いと思います。

セブ英語倶楽部のお客様は、これまで100%社会人の方です。男女比は半々。年齢層は、20代~50代まで(比較的多いのは30代と40代)。自営業の方と会社勤めの方、半々程度でしょうか。

2018年加筆:
セブ英語倶楽部では、夏休み・冬休み・春休み等のピークシーズンには、大学生や高校生、それから親子留学のお客様が多く来られるようになりました。一方で、ピークシーズン以外ではほぼ社会人100%です。最近のトレンドとしては、60代・70代の熟年留学の方が増えています。


さて、今週の質問コーナーに行きましょう。


1、今週の質問コーナー


Q1, Sさんからの報告

KGさん

お久しぶりです。セブでお世話になったSです。現在、英国ブリストルにて論文執筆真っ最中です。毎回楽しくメルマガ拝見させて頂いています(実は書籍もこっそりすべて購入している当メルマガのファンですw)。

題名通りホンネでグローカルに様々なことが綴られていてとてもためになりますし、またセブの生活を懐かしみながら読めるのも当メルマガの魅力です(セブで家具購入編やホテルデポジット問題とか一人ウンウン頷きながら読んでいました)。

今回はただKGさんの1メルマガファンとして「若い内に読んどくといい本!」についてお聞きしたくメールしました。

来年の四月からメーカーでエンジニアとして働くこととなり、それまでの半年ちょっと、この先ためになりそうな本を100冊ほど読んでおこうかと思ったのがきっかけです。

メルマガのテーマと沿わなかったり、他にも書かなければいけないこともあると思いますのでまたお手すきの際、気が向いた際で構いません。

なんにせよ、これからもメルマガ楽しみにしてます!


<KGの回答>


Sさん、ご連絡ありがとうございます。

Sさんとは、数年前にセブで会った若者で、猛勉強の末イギリスの大学院への留学を果たした努力家&秀才君です。

「半年で100冊読む」って素晴らしい目標ですね。このネット社会でも本を読むことは必要ですし、有益だと思います。やはり、物事を体系的に学ぶには本が一番でしょう。

実は、私は以前は「超読書家」でした。本に目覚めたのが高校3年生の冬。友人に勧められたアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」がきっかけでした。私はそれから20年以上の間、2012年の8月にイギリスに渡るまで本を読まない日は1日も無かったと思います(イギリスに渡ってからは、自分のための読書の時間を取る余裕がありませんでした)。サラリーマン時代の長期休暇などは、いつも5冊ほどの本を持ってアジアのビーチリゾートに行っていたものです(この時にセブとも出会いました)。


『そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)』
https://amzn.to/2JSx5KR


しかし、残念ながら「人生を変えた本」というものは私にはないのです。一番好きな「小説」なら、村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」と即答できますが。。多分、これ僕が死ぬまでずっと1位だと思います。


『ダンス・ダンス・ダンス (講談社文庫)』
https://amzn.to/2PlqtuB


ということで、いま自分のキンドルを覗いてみて「これ良かったな~」と思える3冊をご紹介します。

『ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく』
https://amzn.to/2yWTd2v


この本はガチでいいです。ホリエモンが嫌いな人多いかもしれませんが、こんな本書ける人に悪い人いません。彼は努力の人です。人生、地道な努力が大切。そんなシンプルなことが熱く書かれています。


『筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法』
https://amzn.to/2JR7dyQ

スミマセン、これ私の人生をちょこっと変えてくれた本です。生活習慣を変えたい人は、必読です!


『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』
https://amzn.to/2zaHAFp


アドラー心理学の入門書。日本ではそれほど有名ではありませんが、フロイト・ユングと並ぶ心理学の3大巨匠の一人です。この本はあなたの心理学の既成概念を完全に取り払ってくれることでしょう。アドラー、「トラウマ」を完全否定しています(笑)。トラウマって過去の出来事に起因するものですよね。アドラーは過去からの影響を完全否定しています。

もし、あなたがいま「英語を勉強していない」とします。アドラーの考え方によれば、それは「あなたが英語を話せるようになりたいと思っていない」からなのです。深いですよね。この本、本当に良いですよ。秋の夜長にどうですか?


Q2,Aさんからの投稿


~前回からの続き~


私の投稿が、少しあらぬ方向に向かってしまってしまったので(私生活の充実?)、海外でのオシゴトにフォーカスするべく修正したいと思います。


ウソかホントか真偽のほどは不明ですが、良く酒席で聞いたお話し。


・車メーカーのスズキがインド市場でトップシェアを握っているのは皆さんご承知のこと。

・でも最初から市場開拓が上手くいっていた訳ではない。

・当初、インド進出を狙ったスズキ。外大卒の英語堪能な社員を選抜し、当地に送り込んだ。

・数年間、なかなか市場開拓が思うようにいかず、現会長の鈴木修氏がインドを視察に訪れて吠えた。


『日本で車売ったことないやつ送り込んだって、外国で車売れるわけねぇじゃないか!』

『直ぐに日本のトップセールス送り込め!』

『えいごぉ??そんなもん出来なくっても通訳つけりゃイイじゃねぇか』


これです!!


英語はただのコミニュケーションツールであって、ビジネスするにはビジネススキルが必要だってことです。我々日本人は皆、日本語が出来るわけですが、日本で仕事していくにあたって誰もが成功できる訳がないのです。


海外で起業したり仕事に従事するにあたり、英語が出来る人は既に7~8割位の成功を収めてる感があります。果たしてそれは本当でしょうか?


文脈からしても答えはNOでしょうね、笑


でも逆説的に、いくらビジネススキルが高い人でも海外の人とのコミニュケーションが取れなかったら?また通訳を通した間接的なコミュニケーションしか取れない人だったら?


これもちょっと微妙です。


以前、私が投稿差し上げた職安(ハローワークですが)の話。いっぱいいっぱい日本の会社が海外進出に伴い、人材を募集しています。


何故か?


国内の自社にグローバル・リテラシーを持った人材がいないから、だからだと思います(外国語会話スキル含む)。


私がリンクを張った職安サイト『海外』を覗かれた方ならわかると思いますが、英語力のみを募集人材としている会社は少ないです。逆に英語力のみを募集要件としている会社なら、その会社の海外事業の将来は明るくないでしょう。


そうです。英語を話せるのは当たり前で、それ以外の経験に裏付けされたスキルが必要なのです。自分の職務経歴書に何を書けれるかなんです。


日本の会社が海外拠点を作り、そこで必要な日本人のスキルはマネジメント・スキルと専門的な技術なのではないでしょうか?


海外拠点で工場長やマネージャーを任さられる人材。日本の技術を海外拠点ワーカーに伝えられる人材。これなんじゃないでしょうか??


海外起業よりも一段とハードルが低い海外での就職。海外で生活をしたい方なら、まずは海外の日本企業で就職するのがリスクは少なく早道だと思います。海外に進出している日本企業が求める人材スキルに、自分がなれるよう精進する。


どうですか?


数年前、フィリピン某所で自動車の整備工場を訪れたことがあります。オーナーは日本人で、日本で某メーカーのレースマシンのメカニックをやっていた方でした。その方は全く英語、現地語がダメな方でしたが、語学スキルを仕事スキルが凌駕していました(笑)。ポルシェ、ベンツ、スカイラインなど、高級車の修理やカスタマイズの依頼がひっきりなしの会社でした。


ここまでの仕事スキルだったら、語学力なんて必要ないですよね?語学力が有れば尚更、鬼に金棒ですけど。


何か脈絡が無く、起承転結が無い投稿になってしまいましたが、言わんとしていることご理解いただければ幸いです。


<KGの回答>


Aさん、いつもありがとうございます!


私は「私生活編」も大好きです(笑)。私生活の充実無くして、仕事の充実もありませんので。そういう意味で、「セブの夜遊び」についてもこのメルマガで私は堂々と書いた訳です。「仕事編」が一段落したら、「私生活編」の再開お待ちしております。


さて、今回はいつも以上に示唆に富んだ投稿でしたね。私もAさんに同感で「語学力」だけでは海外ではやっていけないと思います。私は「海外で行き抜く力」について話すとき、「戦闘力」という言葉を使っています。そう、ドラゴンボールに出てくるスカウターで測る奴です。そして、私の経験上、やはり語学力とビジネス・スキル(コミュニケーション能力等も含む)の両方を併せ持つ人がやはり一番高い「戦闘力」を持っています。


私がイギリス留学時、コマツのエンジニアの方と親しくさせて頂いていました。Nさんと言います。Nさんは社費留学生として工学系の学部に留学されていました。主に「振動」の研究&実験をされていました。このNさん、決して英語は堪能ではなく、ギリギリの英語レベルでなんとか大学院に潜り込んだ方です。私にはNさんが言った忘れられない言葉があります。それは、


『僕たちは技術者なので、英語が通じなくても図面で話せるんですよ』


なんとも印象的です。これ、Aさんが紹介されたレースマシンのメカニックの方に通じる話だと思います。

一方で、私が長年お付き合いさせて頂いている某上場企業の社長さんOさんの話。Oさんは、バンコク支社の開設に際して営業成績抜群のマネージャーを支社長として送り込みました。Aさんのお話で言えば、スズキの社長と同じスタンスですね。しかしながら、Oさんの会社のバンコク支社は、開設して1年、その営業成績は低空飛行を続けたそうです。Oさん曰く「言葉なんて後から何とかなると思ってあいつを送ったけど、甘かったわ」。

「営業」という分野ではやはり英語力は不可欠なのです。「最低限」の語学力がないとやはりどうにもならないのです。私はセブ英語倶楽部に新しい生徒さんが来られる度にその英語力をチェックして授業内容の調整をしているのですが、一般的に日本人の英語力は本当に低いです。これはディスりではなく、事実を述べているだけなので誤解なきようお願いします。「こんなことも分からないの?」」ということが分かりません。本当に分かりません(だから、留学に来られるのですが)。

そして、「留学」って戦闘力を付けるにはもってこいの手段だと思います(営業トーク?)。究極には、英語力は日本にいても身につけることができます。しかし、日本にいては身につかない「戦闘力」もあるのです。私もAさんと意見は同じで、ビジネスル力>英語力ですが、両方あった方(戦闘力)が良いに決まってます。『二兎を追う者は一兎をも得ず』ではなく、『二兎を追うから二兎とも得られる』のです。


2、フィリピン・ビジネスあるある

冒頭でも書きましたが、ここ2週間フィリピンの役所仕事に従事せざるを得ませんでした。フィリピンの役所がどういう所かは熟知しているので翻弄されることはないのですが、分かっていてもやはり気分が良いものではありません。下記が、各役所の待ち時間です。


BIR:2時間半
PhiHealth:2時間
BI:2時間
SSS:6時間


私のフィリピン人の知人は、セブでの商売をやめて故郷のミンダナオ島に帰ることにしたのですが、その手続きでBIRに4回も行っていました。要は、行くたびに、担当者毎に言うことが違うのです。ある日など、朝の10時にBIRについて閉館時間まで盥廻しにされ、挙句の果てに「続きは明日」となったそうです。

フィリピンの役所 = Waiting Game


そう言えば、PLDT(インターネットの支払い)でも今月は20分待たされました。今月は1日と2日が祝日だったので、連休明けの5日の月曜日はどこも長蛇の列でした。それは火曜になっても水曜になっても続きました。しかし、悪魔企業PLDTは少し支払いが遅れただけですぐに回線を止めます。そして、再開には数日かかります。ということで、水曜日にノーチョイスということで、20分間、PLDT様に並ばせて頂きました。


いや~、よく並んだ2週間でした。


まあ、私は並んでいる間も何かをしているので、時間の浪費はしていませんが。これ、文明国から来た外人としてのせめてもの抵抗です。


3、今週のセブのレストラン

今週はこのコーナー、お休みです。


4、今週買ったもの

今週はこのコーナーも、お休みです。


5、筋トレ

スミマセン、このコーナーもお休みです(汗)。


下記は、セブ英語倶楽部 筋トレ部について。


卒業生からの最新体験談。
『英語と筋トレ、人生における財産を手に入れました!』
https://goo.gl/uedEXh


興味のある方は、下記をどうぞ。
『肉体改造&ダイエット留学 英語力と健康的な体を手に入れる』
https://goo.gl/mGMe5e


6、経済&投資


日経平均 (年初来 -2.26%)
ダウ平均 (年初来 5.14%)
フィリピン平均 (年初来 -18.57%)


アメリカの中間選挙の結果が出て、「不確実性 / Uncertainty」が後退したことから、アメリカ株は一気に切り返しましたね。これに付いていけない日本株、情けない限りです。まあ、正しい見方は「アメリカが強すぎる」なのでしょうが。


アメリカ景気がこれだけ良くて、米ドルがこれだけ空前の強さを見せつけると、ますます資金はアメリカ(ドル)へと向かいますよね。フィリピン株にはこれまで儲けさせてもらってきましたが、一旦損切りしてアメリカ株に一時避難ってことも考えだしました。フィリピンは長期的には大丈夫だと思いますが、いや~、トランプ強いですね。


今回もアンチ・トランプのマスコミは、共和党が下院で負けたことを声高に報じしていますが、中間選挙って現職大統領側が負けるものなのです。上下両院を取れることなんて稀で、全大統領のオバマに至っては在職の8年の間、両院を握っていたのはたったの2年だけなのです。『これで、2年後のトランプの再選が見えてきましたね』。これ、おそらく日本で一番のアメリカ・ウォッチャーである藤井厳喜さんのコメントです。この点から見ても、アメリカ株が「買い」ですよね。


それでは、また次回お会いしましょう。

Happy Studying!!

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