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牛乳の代わる飲み物と言えば、豆乳でしょうか。
豆乳は少し癖があるようなので、苦手な人も多いようです。
(という私は、牛乳より断然豆乳の方が美味しい・・・と思うので癖があるというのは共感できないのですが・・・)

牛乳から豆乳・・・みたいな話の時は3つほどの文脈があります。
1つは健康。牛乳よりも豆乳の方がヘルシーという観点。
2つ目は、アニマルウェルフェアの観点。
そして3つ目は、地球温暖化の観点。

地球温暖化は「温室効果ガス」が原因とされていますが、温室効果ガスは二酸化炭素だけではないです。
メタンガスも温室効果ガスで、その温室効果は二酸化炭素の25倍程度と言われています。

そしてのそのメタンガス。
なんと牛さんが出すゲップがメタンガス満載で、牛さんを育てるにはメタンガス発生は必ずついてきちゃいます。
(でも、実はゲップが出ないような飼料の開発も進んでいて、そのあたりは別で解決できるかもしれませんが、当たり前の流通するのはまだ大分先になると思います)

つまり「牛乳」と「地球温暖化」の因果関係は下記のような感じになります。

① 牛乳を作るためには、
② 牛さんを育てる必要があります。
③ 牛さんを育てるとメタンガスが発生します。
④ メタンガスが発生すると温室効果ガスの総量が増えます。
⑤ 温室効果ガスが増えると地球外への熱放射が遮られるので、温暖化が進みます。

という感じです。

牛乳文脈で地球温暖化を抑制するには、
①の牛乳をそもそも飲まない
③のメタンガスが発生しないようにする
の二択です。

なので、牛乳を豆乳に変えると地球に優しい・・・となります。

で、豆乳じゃなくて・・・他にどんな選択肢があるか。
それが「オーツ麦」を使った「オーツミルク」です。
そして世界初のオーツミルクを開発したスウェーデンの企業がOATLY(オートリー)という会社です。

オーツミルクは、牛乳に負けないくらいの味わい深さがあります。
栄養価も高いそうです。

牛乳でもなく、豆乳でもなく、オーツミルクというプラントベースであるにもかかわらず、美味しい。

地球の事も考えながら、お客様にも満足させるを両立させるとても良い事例だと思います。

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